私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

遠かったがミヤマガラスの中に初認コクマルガラス。ふと、助手席側を見たら、道路に初認ホシムクドリだった。

2024年9月9日(月)・10日(火)県内アオバト

2024年09月12日 | 大磯・県内アオバト

■2024年9月9日(月)14:52-15:36/10日(火)5:31-8:57【天気】曇り晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】県内沿岸部
【種名】アオバト(1科1種)
【メモ】9日午後、かなり離れたところから、全体の様子を観察。14:30に群れがやって来て、さがり松に止まった後、次々に直下の岩礁に降りて海水を飲み始めた。横波が来るとみん飛び立つが、逃げずに海水を飲んでいるものもいた。幼鳥1が混じっていた。
 10日、夜明けぎりぎりに間に合う。5時30分には群れが飛んできた。しかし、この日はハヤブサがしきりに鳴いていて、一時、群れが逃げて行ってしまった。これは、今日はもうだめかなと思ったが、そのうち群れがやって来て、海水を飲む岩礁の上のアカマツの木に止まった。その後、群れで降りてきて、海水を飲み始めた。今日見ることができた群れの内訳は、
羽数23:幼鳥6(うち確実な♂幼鳥1)、1年目♂1、成鳥♂7、成鳥♀9。♀の1年目は、特徴がよくわからないので不明。
 群れは移動せずに、1分11秒ほど続けて海水を飲み、その後、一斉に飛び立った。が、1羽だけ成鳥♂が残った。おそらくこの個体と思われるが、ハヤブサ成鳥に襲われ、あっという間に狩られ、餌を解体するマツの枝に持っていかれた。狩られたのが8:20。その後、8:36に群れが戻って来て海水をまた飲み始めた。ハヤブサは、ずっと、獲物を食べていた。
【動画】
海水を飲みに来たアオバトの群れ(午後)
ハヤブサに♂成鳥を狩られた後、再び海水を飲みに来たアオバトの群れ(午前)
【写真】
<9月9日午後>
  
さがり松に止まるアオバト6羽/幼鳥1とまだ若い成鳥♂1♀成鳥2だが、♀も若い感じ。
<9月10日午前>
  
夜明け/5:54に最初の群れが来た。
  
海水を飲みに来たアオバトの群れ。合計23羽。
  
幼鳥が5羽。1年目の♂と思われる個体も。/一斉に飛び立ったが
  
1羽♂成鳥が残った。「あっハヤブサ」と思わず叫ぶ。
  
さきほど残っていた♂だと思われるが、ハヤブサがとらえ、近くのマツの枝に運び、解体。
  
ハヤブサが仲間を食べている間に海水を飲みに来た群れとハヤブサ。


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2024年8月20日(火)県内アオバト

2024年09月12日 | 大磯・県内アオバト

■2024年8月20日(火)6:30-8:00【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】県内
【種名】アオバト(1科1種)
【メモ】前日は、アオバト全体の動きを観察したいと思い、6:45から8:10まで観察。今日は、アオバトを比較的近くから撮影できるところを教えてもらい、行ってみると、鳥友のみなさんが先着していた。近くで観察できたのは、写真のアオバト成鳥♂と成鳥♀で、♀の方は7:30~7:58まで近くに止まって、羽繕いをしたり鳴いたりしていたが、声は、周囲で大音量のツクツクボウシで聞こえず。しかし、じっくり観察できた。
【写真】
  
アオバト成鳥♂の枝どまりから、飛び出し。
  
上の飛び出す姿勢から電子シャッターに切り替え、撮影した。
  
アオバト♀。しばらく、同じ場所に止まっていた。/羽繕い
  
最初、小さく口を開けていたが、最後には上を向いて鳴いていた。しかし、セミで聞こえず。


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