会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

竜巻

2006-11-08 20:58:31 | Weblog
大きな竜巻  写真は毎日新聞の記事より

   

 七日午後一時すぎ、北海道佐呂間町若佐で竜巻とみられる突風でプレハブ事務所が吹き飛ばされ、工事関係者が9人死亡。被害は半径数百メートルの範囲に及び、民家が吹き飛ばされなどして33棟が全壊、停電も起きた。重軽傷者は21人に上った。このニュースは衝撃的である。亡くなられた方、被災に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
 
 小生の拙い知識では日本には起きず、アメリカなどの大陸で大規模なものが発生し、大きな被害を出している。という先入観があった。
 それはアメリカの作家バウムの「オズの魔法使い」の童話が潜在的に影響しているかもしれない。ー主人公ドロシーの家が竜巻で空中に舞い上がり、子犬のトトとの物語。ー

 今回の竜巻はそんな童話の世界の話しではない。
 気象庁が統計をとった1971年以降の竜巻被害としては、今年9月の宮崎県延岡市の死者三人を上回り最悪。

 原因は専門家が調査し論議をしてまとめるだろうが、素人の小生は地球温暖化、気象異常の一環としてとらえたい。

 全世界が京都議定書を批准し二酸化炭素の排出を押さえなければならない。
 ここでもアメリカの大国主義の正義?、わがままかがまかり通っている。
 大量消費、大量排出の国が京都議定書を批准していない。
 それに準じるほど目覚しい経済発展をしている中国やインドも批准していない。

 京都議定書締結国会合が6日よりケニアのナイロビアで開催されている。
 これは、地球温暖化防止のための京都議定書題2回締結国会合と国連気象変動枠組み条約の題2回締結国会議である。

 京都議定書が先進国に1990年比マイナス5%の温室ガス排出削減を義務付けた第1約束期間(08~12)以降の枠組みをどうするかが焦点。サハラ砂漠以南のアフリカで初の締結国会合であることから、気象変動の受けやすい途上国への具体的な支援も話し合われる。

 結論から言うと、
 最大の排出国アメリカ、経済発展の目覚しい中国、インドが議定書を批准し、努力すれば地球温暖化の速度は遅くなる。
 しかし、これが最高の解決策ではない。
 
 今こそ、地球に住む人類が地球温暖化の問題を真剣に考えなくてはならない時期にきているのだろう。

 まず、自分から・・。
 歩いて30分以内で行ける所は車に乗らないようにしている。ガス排出が少ない。ガソリン代が浮く。健康によい。一挙三得。皆さんも実行しましょう。