アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

自分で自分のピアノ伴奏をする実験

2010年09月02日 | バイオリン
パッヘルベルのカノンで勢いがついたので、このままバイオリンとピアノの重ね録音にチャレンジしてみる。

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構想だけは、バイオリンを習い始めたときからもちろんあったんだけど、実際問題なんかすごく難しそうな気がして、手がつけられなかったんだよね。それがようやく、少なくとも(録音・合成手順の)技術的問題は「ほぼ」クリアされたということで、それじゃ早速いってみよー。

手始めは、短くて簡単な曲から。まず、先日のレッスンで(オマケのだけど)丸をもらったドン・ジョバンニのメヌエットをバイオリンで弾いて録音する。それを、パソコンに取り込んで携帯プレーヤーにコピー。それを聞きながらピアノを弾いてみる。

…むちゃくちゃ難しいよ!! テンポがこんなゆるゆるな人に、しかも録音で、合わせられますかいな!? (-_-#

生で合わせる場合は、呼吸とか動作とか雰囲気とかあるわけで、相当ぶれられてもなんとかなるもんだけど、録音だとさっぱりわからない。こんなデタラメなバイオリンじゃ合わせようがないよ。でも、逆にいうと、録音だから、何度やっても同じタイミングでずれるわけだ。

それで、繰り返し聞いて合わせて、要するに
ランダム性のないシューティングゲームで、完璧な弾よけの動作をマスターするみたいに
ピアノの練習をする。

これでどうだ!!
バイオリンを録音してから、ピアノを合わせたメヌエット

あぁ疲れた。聞いた感じはなんかのろのろして、いかにもへたくそという感じだけど、伴奏としてはまぁこんなところか。

でもやっぱり、ピアノでまずしっかりテンポとリズムを刻んでから、それにバイオリンを乗せたほうがいいんじゃないか。と思って、次はその実験。

ピアノを弾いて録音し、携帯プレーヤーに入れてそれを聞きながら同じ曲を弾く。なんか弓運びの都合とかも斟酌せず進まれると弾きにくいな。それにちょっと速いよ~誰だよこの勝手なピアノ弾き!! (-_-;;

文句をいいながら、でもその伴奏に合わせるべく必死に繰り返していると、なんだか重音とかはましになってきたみたい。考えてみれば、ぶっちゃけメトロノーム練習してるようなもので、まぁそれよりはまだ色気があるというか。録音でもね。

それで、「練習」にだいぶ苦戦しましたが結果はこのように
ピアノを録音してから、バイオリンを合わせたメヌエット

すっきりしてだいぶ聞きやすくなりましたか?? 基本、こちらのパターンで録音したほうがいいかもしれませんね。メトロノーム練習にもなりますし(-_-)

それでもうひとつ、今度のレッスンの宿題になってる「マジャールの踊り」を、ピアノ録音してからバイオリンで弾いてみた。

そしたら…
もちろん、ふだん自分がバイオリンで弾いているテンポを頭に浮かべて、それに合わせてピアノを弾いたつもりだったのだが、それがめちゃくちゃずれている。速い!!

こんなに速く弾けるわけないだろー(-_-# と自分で自分に怒りながら、伴奏の録音をリピートにして必死で繰り返し練習する。無理やりつじつまを合わせて録音したのがこれ
マジャールの踊り(ハンガリー民謡) ピアノの勝手な走りにより無理目なテンポ

はーーっ、疲れたー。録音して聞きなおしてみたら、バイオリンの重音のところは、バイオリンが伴奏でピアノが旋律なので、ボリュームがこれじゃいけないはずなんだよな。でも、やり直す気がしないので、そういうことは今後の課題ということで。

それと、出だしがずれているのは、キュー出しを入れずに録音してしまったためです。後で切ればいいことなので、「さん、はい」でも「せーの」でもなんでもいいから入れておくべきです。

ということでまとめ:
(1) ピアノから弾くほうが練習としても仕上がりとしても吉
(2) キュー出し必須
(3) ピアノに向かったときとバイオリンを弾くときで、考えるテンポがまったく違う。メトロノームさんのお世話になるように
(4) ピアノとバイオリンの音量バランスに注意…といっても当分無理だと思うけどな(-_-)/

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今日の弁当

プチトマト、根菜煮、コロッケ、枝豆、アスパラ焼き豚エリンギ炒め、鶏つくね
コメント (2)
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