今回の宿題になっていたのは、「マジャールの踊り」。
←テンポ、フレーズを考えて一歩一歩「音楽」に近づく!!
私がとりあえず一回弾くと、先生がちょっとびっくりした様子で「…なんか弾けてますね…」。私はたいてい、教本の曲は気のない様子でたいして練習しておらず、こんなにせわしなくて、弓の上げ下げもややこしい曲がちゃんと弾けるように練習してあるなんて、まったく「常ならぬ」状態なのだ。
そこで、これは伴奏と重ねて録音してみようとした曲で、ピアノを先に速く弾いちゃったもんだから、それに合わせようとしてシャカリキにがんばったらこうなった、と説明した(^^;; まぁ、この曲はあまりゆっくりだとイメージに合わないので、結果的にはよかったともいえる。
練習してある、というのもそうだし、伴奏と合わせてみると(というか、伴奏も弾いてみると)曲の感じがよくわかる。バイオリンの技術はともかく、「棒」のようじゃなくてちょっと曲らしく弾こうという気が出てくるものだ。
なので、重音の弾き方を「もっと軽く」に修正しただけでマルをもらった。
あっさり終了したので、「見上げてごらん夜の星を」のほうにゆっくり時間をかけられるというものだ。こっちの曲は、明らかに実力オーバー(ポジション移動が多すぎる)で苦戦中。前回レッスンではとりあえずアンサンブルしてもらって気持ちよく「遊べた」けど、今回はちゃんと見てもらうことにする。
この曲は、G線の3rdポジションから始まり、一瞬4thを使って…とことのほかややこしい(私にとっては)。音の高さを考えるだけで必死なのだが、先生がいうには、音の高さのほうはまぁなんとかなってるのでとにかく右手を止めるなとのこと。つまり、左手に自信がないもんだから、そこで無意識に右手が失速してしまうために「ぐぎゅえー」という音になる。これ最悪ね。
弓の全体を活用すべく、すいーと多めに動かすのがまず基本。
そのうえで、次に問題になるのが音の切れ目とつなぎ目。
音が「ぶちっ」と切れるとびっくりするので、休符の前はすーっと減衰して切れるというのはもちろんだけど(でもそれがなかなか思いどおりいかない)、音と音のつなぎめも実は同じ。ピアノならいったん音を出したあと、勝手に減衰してくれるんでそれに慣れちゃっているけど、バイオリンは自分でやらなきゃそのまんま。けど音楽としてはやはり、音を伸ばしている間にふーっと小さくなって、ふっと次の音につながるのが原則。
…そうであれば、ポジション移動のときに音がとぎれても、インパクトを減らせるってわけ。これ重要。
これまで、ポジション移動のとき、ものすごく下手に聞こえてたんですけど(←ぶちっと)、ちゃんと音を小さくしていって、さりげに隙間を空けて、そこでポジション移動をして、すっと始めることに「たまたま」成功するとものすごくいい感じになることがわかった。難点は成功率が低いこと。
「音の減衰がうまくいくと、すっごい上達したように聞こえますねっ!!」
そうでしょう、そうでしょう、と先生。
この曲は、ゆったり系の中で頻繁なポジション移動があり、練習材料としてはもってこいかも。本番(9/26)まで、がんばるぞー。
…ところで。「マジャール」でセルフ伴奏するとき、私のテンポからいうと「すごく」速く弾いてしまってバイオリンを合わせるのに苦戦したんだけれども、それから教本CDを聞いてみたらば、そんなもんじゃなく速かったという話をすると先生、「そうなんですよ。教本CDは無意味に速いんです。気にしなくていいですよ」
いや別に気にはしないんですけどね。せっかくCDを買って、それに合わせて練習しようと思うわけですけど、実際のところほとんど使えないってのはどうしたわけ??
ゆっくりだと上手だと思ってもらえないから?? それにしても(お手本のバヨ演奏)どうしてあんなにツマンナク弾くの?? やっぱり「お手本」だから、意見が分かれるかもしれないような表現までつっこむわけにはいかないってことなんでしょうかね。
それで話のついでに、先生にバッハのガボットの冒頭を、「先生が演奏するとしたら」どんなテンポで弾くか実演してもらった。
~たいへん優雅なガボット(^-^)~
こうでなくっちゃね!! 教本CDのテンポはこんな(携帯プレーヤーで再生して確認)でしたよ。これじゃ踊れないわねぇ。先生のガボットのイメージで弾きたいな。
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私がとりあえず一回弾くと、先生がちょっとびっくりした様子で「…なんか弾けてますね…」。私はたいてい、教本の曲は気のない様子でたいして練習しておらず、こんなにせわしなくて、弓の上げ下げもややこしい曲がちゃんと弾けるように練習してあるなんて、まったく「常ならぬ」状態なのだ。
そこで、これは伴奏と重ねて録音してみようとした曲で、ピアノを先に速く弾いちゃったもんだから、それに合わせようとしてシャカリキにがんばったらこうなった、と説明した(^^;; まぁ、この曲はあまりゆっくりだとイメージに合わないので、結果的にはよかったともいえる。
練習してある、というのもそうだし、伴奏と合わせてみると(というか、伴奏も弾いてみると)曲の感じがよくわかる。バイオリンの技術はともかく、「棒」のようじゃなくてちょっと曲らしく弾こうという気が出てくるものだ。
なので、重音の弾き方を「もっと軽く」に修正しただけでマルをもらった。
あっさり終了したので、「見上げてごらん夜の星を」のほうにゆっくり時間をかけられるというものだ。こっちの曲は、明らかに実力オーバー(ポジション移動が多すぎる)で苦戦中。前回レッスンではとりあえずアンサンブルしてもらって気持ちよく「遊べた」けど、今回はちゃんと見てもらうことにする。
この曲は、G線の3rdポジションから始まり、一瞬4thを使って…とことのほかややこしい(私にとっては)。音の高さを考えるだけで必死なのだが、先生がいうには、音の高さのほうはまぁなんとかなってるのでとにかく右手を止めるなとのこと。つまり、左手に自信がないもんだから、そこで無意識に右手が失速してしまうために「ぐぎゅえー」という音になる。これ最悪ね。
弓の全体を活用すべく、すいーと多めに動かすのがまず基本。
そのうえで、次に問題になるのが音の切れ目とつなぎ目。
音が「ぶちっ」と切れるとびっくりするので、休符の前はすーっと減衰して切れるというのはもちろんだけど(でもそれがなかなか思いどおりいかない)、音と音のつなぎめも実は同じ。ピアノならいったん音を出したあと、勝手に減衰してくれるんでそれに慣れちゃっているけど、バイオリンは自分でやらなきゃそのまんま。けど音楽としてはやはり、音を伸ばしている間にふーっと小さくなって、ふっと次の音につながるのが原則。
…そうであれば、ポジション移動のときに音がとぎれても、インパクトを減らせるってわけ。これ重要。
これまで、ポジション移動のとき、ものすごく下手に聞こえてたんですけど(←ぶちっと)、ちゃんと音を小さくしていって、さりげに隙間を空けて、そこでポジション移動をして、すっと始めることに「たまたま」成功するとものすごくいい感じになることがわかった。難点は成功率が低いこと。
「音の減衰がうまくいくと、すっごい上達したように聞こえますねっ!!」
そうでしょう、そうでしょう、と先生。
この曲は、ゆったり系の中で頻繁なポジション移動があり、練習材料としてはもってこいかも。本番(9/26)まで、がんばるぞー。
…ところで。「マジャール」でセルフ伴奏するとき、私のテンポからいうと「すごく」速く弾いてしまってバイオリンを合わせるのに苦戦したんだけれども、それから教本CDを聞いてみたらば、そんなもんじゃなく速かったという話をすると先生、「そうなんですよ。教本CDは無意味に速いんです。気にしなくていいですよ」
いや別に気にはしないんですけどね。せっかくCDを買って、それに合わせて練習しようと思うわけですけど、実際のところほとんど使えないってのはどうしたわけ??
ゆっくりだと上手だと思ってもらえないから?? それにしても(お手本のバヨ演奏)どうしてあんなにツマンナク弾くの?? やっぱり「お手本」だから、意見が分かれるかもしれないような表現までつっこむわけにはいかないってことなんでしょうかね。
それで話のついでに、先生にバッハのガボットの冒頭を、「先生が演奏するとしたら」どんなテンポで弾くか実演してもらった。
~たいへん優雅なガボット(^-^)~
こうでなくっちゃね!! 教本CDのテンポはこんな(携帯プレーヤーで再生して確認)でしたよ。これじゃ踊れないわねぇ。先生のガボットのイメージで弾きたいな。
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