アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

それぞれ違う音色が合わさると-クラスコンサート

2010年09月27日 | バイオリン
昨日は、文化祭からクラスコンサートへのハシゴ。

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地理的には近いとはいえ、この無理くりなスケジュールは何なのかと。。

ここんとこ、ずーーっとお出かけ続きだったため、ピアノが非常~に不安な状態にあります。バイオリンはまだしも隙間時間を見つけて弾いていたけど。何が不安って、ともかく「愛の挨拶」の伴奏ですよ。とにかく「落ち」ないで弾かないと、「素人が伴奏を楽しむ会」ならまだしも、クラスコンサートにおける先生の演奏としては気まずいものがあります。

ちょっと早めに会場に着くと、幸い(^^;; 先生はまだだったので、先に部屋に入れてもらってピアノを弾く。20分かそこらだったけど集中して練習できて、「よし、ここの一番外しやすい和音を丸ごと削除すれば(!)崩壊せずに弾けそうだぞ」というところまでこぎつけました。

それから、独奏ピアノの方の練習も必死で付け足していると、先生到着。一回さらりと合わせてみたら、なかなかイイ感じで弾けましたよ。最後ちょっと、「そうだここだけは先生の方を見て合わせないといけなかったんだ」と弾きながら気づいたところのあとぐだぐだになりましたが、まぁなんとか最後までたどり着いたというか。んー、なんとかなるんじゃないでしょうか。

先生が別の人との合わせをやっている間に、今度は急いで別室を借りてバイオリンの音出し。こっちはこっちで、できもしないポジション移動がてんこ盛りの曲ですからね。直前に弾いてみて手と目で位置確認しとかないと、音程の保証はいたしかねますという感じになっちゃいます。

ぎりぎりに部屋に戻り、さらりと挨拶してクラスコンサート開催。

私のバイオリンはトップバッターなので緊張する暇もなく…それにしちゃややビビラートはかかってたけど…まぁ実力からいったら上出来じゃないでしょうか。選曲と、あと先生の音色と混ざるところがいいんです。「見上げてごらん夜の星を」のデュオ、お奨めです。

それから、他の生徒さん五人が、先生のピアノ伴奏で次々に弾きました。先生は開始前に、「ピアノは音が多いから心配だ」とかあぁのこうのおっしゃってましたが、非常に安定した伴奏っぷりです。やはり音楽としての進行も、それから生徒さんの弾き癖も熟知しているから、全体として余裕があります。要するに、音を少々外したって、流れは崩れないというわけです。伴奏はこうでなくちゃね。

曲目は、
「虹の彼方に」「エデンの東」「星に願いを」「バッハ ガヴォット ト短調」「シューマン トロイメライ」と、欲張らない、やさしいメロディーが並び、非常にサクサクと進行していきます。

それで、おもしろいのは、それぞれうまい下手は、ないことはないんですが、大人って、それぞれ別のこだわりポイントを持って練習するわけでしょう。だからそれぞれにいいところがあり、マズいところもあるわけね。ピアノもそうだけど、そんなに単純に一直線には並びません。そして、音色はそれぞれ違うんです。

トロイメライを弾いた、ロマンスグレーのおじさまの音色はとりわけ特徴的です。ややかすれた感じの、渋い音色が、丁寧に紡がれていて、ひきこまれてしまいます。

それから、ぶっちゃけ蛇足ですがショパンの前奏曲を第六番と第七番、弾かせてもらいました。緊張してこわばるのを見越して、思いっきりシンプルな曲にしましたから、人前で弾くのもしばらくぶりでしたが崩壊せずに弾けました。

そして先生の「愛の挨拶」。ショパンで指慣らししてピアノにも慣れたところなので弾きやすいです。それなら一番弾きやすいはずのホームコンサートでなんであんなにおたおたしてるんだって…聞かないでください(-_-;; ま、ともかく、練習不足のわりにはうまくいったと思います。出だしすぐにめっちゃ違う和音弾いてごめんなさい。

最後は全員合奏で「峠の我が家」。三人ずつ1stと2ndに分かれて、低音パートは先生が担当しました。簡単な曲なので、まず、いきなり合わせてみて、「じゃ、次本番いきまーす」と仕上げ。で、これがとってもいい感じなの。

全員の違う音色が合わさって響くと、ほわんととてもきれいです。その場にいる全員が参加した曲なので、拍手をする人も残ってませんが、みんなで自画自賛して終わりました(^-^)

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今日の弁当

しゅうまい、枝豆、焼き野菜(かぼちゃ、ピーマン)、厚焼き卵、こんにゃくきんぴら、カレーコロッケ
コメント (4)
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