アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

まずは締め切りどおり出すこと-はなひめ個人面談

2010年09月03日 | 小学生活
昨日ははなひめの個人面談があったので、この日くらいは(!)遅刻しないで行ってほしいと思い、ちょっと会社に行くのを遅めにして、いっしょに家を出ようとした。

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ところが結局、「あ、鍵がついてない」あれもいるんだったこれもいるんだった…支度できてないじゃん!! 待ちきれなくて出てしまった。あれから何分で家を出たのかなぁ。。

午後半休取って、小学校についてみると、面談はちょい押してて前の人が入っていくところ。そこでゆっくり、みんなの自由研究展示を見る。

公立志向が強く(通塾率が低く)かつ、わりと教育熱心な地域なので、自由研究はなかなか力が入っている。テーマはベタなものが多かったけど
・布に染みをつけて条件を変えて洗い、落ち方を比べる
・都道府県の特色調べ
・牛乳パックから紙を作る
・下水道のしくみ
時間をかけて調べ、まとめ方も工夫されていて、力作ぞろい。「東京タワーと東京スカイツリー」とかは着眼もおもしろくまとめ方も上手。

サッカーの「技」について特色やコツ、練習の仕方などをまとめたものは、親のアドバイスが入っているというより、本人の熱意がほとばしるようで、圧巻だった。

…そしてはなひめの自由研究は…なにしろ秋田では竿灯祭りも見たし男鹿半島も行ったので、ネタは山のようにあったのだけど、本人がまとめを嫌がった(めんどくさがった)ので、出来はしょぼい。本人がおもしろいと思ったポイント(こまちとはやてが盛岡で切り離される)はかろうじて書かれているが、あとはひたすら撮ってきた写真を貼っただけの旅行日記になっている。

でも私としては、とにかく提出の当日(9/2)に、みんなの作品といっしょに並んでいるというそのことに、ちょっとほっとする気持ちだった。これまで、みんなの作品が並んでいるところに、はなひめのだけない、ということが多かったからねぇ。

先生もその思いは同じだったらしく(^^;; 面談になって、私が脱力系作品(自由研究とポスター)についてコメントして、特にポスターはまったくやる気がなくひどかった、「えっ、これで完成なの??」と聞いたがこれでいいというから…というと先生、「私は何もいわずに受け取りました。まずは締め切りどおり出せることが大事だと思うので

「読書カードのほうの絵は、緻密に描かれていてとてもきれいでした。あれは時間がかかったのでは??」
「はい、なんかえんえんとやっているなぁと思いました」
「あれはとてもよくできていましたね。やりたい気持ちがあるものについてはとても丁寧です。でも、一学期は、ずーっとずっと凝ってやっていて、みんなといっしょに出せず、そのうちなくしてしまって、結局出せないということが多かったですから。まずは出すことですね」

一学期、宿題の定番は漢字の練習と計算ドリルで、私の見るところ、ほとんどコンスタントに毎日宿題をやっていたようなんだけれど、その提出はされていなかったようだ

「夏休み前、計算ドリルの判子(提出した印)が揃ってない人は夏休みに来てもらいますよ、と声をかけていたころ、はなひめちゃんはほとんど未提出の状態で溜まっていたんですよ。そこから、一日半くらいでがーっとものすごいスピードで計算ドリルをやって、全部判子をそろえたので、みんなから『すげー』『はえーっ』『そこまでできるなら普段から出しておけば??』という反応を集めていました」…ひえっ(-_-#

先生のほうでは、宿題に関しては確実にチェックをしているので、提出していないときには個別に声かけもしているようなのだが、はなひめの反応は鈍く「…はい」みたいんで返ってくるのも数秒かかり、その間にほかの子から勢いよく話しかけられてその場は流れ、出し損ねて数日…うやむやになり…(そのうち提出すべきブツがどこかへ散逸)というパターンだったらしい。

遅刻のことも聞いてみると、たとえばその日は、「教室で見たときは、はなひめちゃんいないなと思っていたのですが、朝の集会にいってみると、いちばん後ろにさりげなくいました」というタイミングだったようだ。

とにかくぼわーとしていて、出ようとするとなにかしら支度ができていない、あるいは、漫画を読みふけっていて出るタイミングに気づかない、など、なんとなく遅刻を重ねているはなひめであるが、

「はなひめちゃんは自分にとって何が大事で、何はどうでもいいかをさっと分けているんでしょうね。遅刻しても、ちょっと何か言われるくらいで何がどうということはありませんしね」
「塾のほうは、よく遅刻していたのですが、カードでピッと記録が残るので、それで遅刻を数えてお小遣いから引くといったら遅刻激減しました!!」
「…そうですか。学校のほうも、記録をつけて数えるとかしたらいいんですかねぇ。ほんとはそういう罰則強化ではなくて、自分で必然性を感じてきてほしいですけど」

まぁね…本人の成長がいちばんだけど…とりあえず罰則でもなんでも、学校に時間どおりいくことが大事だから、親がいっしょに出るでも学校で罰則があるでも、結果として間に合っていければ今はいいかなって気もする。

「遅刻をするということは、本当はみんなに迷惑をかけているということですよね。そのことにはなひめちゃん自身が気がついて、ちゃんと来ようと思うようになれることが一番です。まめに声をかけていくしかないですね」と先生。それにしても、このような内容をこんなふうにさらりと、まったく親を非難している調子を感じさせることなく話せる先生はなかなかいないもの。ありがたいことだ。

この先生のうちに、なんとかしたいねぇ。登校と提出。

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コメント (8)
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