アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バラード第一番の進捗

2009年10月22日 | ピアノ
来月のホームコンサートに向けて、だらだらとバラード一番を練習しておりますが…

どうもね(-_-;;
もぐら叩き?? っつーか、そんな感じでございます。

ちゃんと弾けてないところがいっぱいあるわけですが、例えばある休日にある部分にこだわって、ゆっくりから徐々にスピードアップ…片手ずつ…リズム練習…とかあの手この手でやってみて、あ、ちょっとよくなった、と思ったとしますね。

でも、また別の日に、別の部分の練習をしてみたりして、でまた、数日経つと、あ、あのちょっとよくなったところ、戻ってる?? なんかガタガタ。

つまり、これが実力overの曲をやっているための必然というか、事象の地平というか。実力の範囲内の曲が例えば2ヶ月で弾けるようになるとして、実力overの曲は3ヶ月か4ヶ月かければ弾けるようになるかというと、まぁそんなことはありませんね。理屈で考えても。

一方、バイオリンの「狩人の合唱」は、私にとっては難しい曲だけど、先週より今週と、たとえミリ単位であってもじりじりと改善していきます。初心者だから。

というわけで、先生に、「弾けるようになっていかないんですけど」といまさらのことを泣きついてみたらば、先生は「速い所は、でもそれなりに動いてるじゃないですか…っていうかまぁ(ちょっと言いよどむ)…練習すれば徐々にはうまくなると思うし(もごもご)…今一番の問題はね」

「同じ歌が三回出てきて、それがだんだんどうなっていくのかをきちんととらえるとか。フレーズがどこまでつながっているか、を意識して弾くことよね。それがあればずいぶん聞きやすくなるはず」

例えば、冒頭の重たい分散和音からは、長めの休符をはさんでえんえんModeratoにはいった「ドレファシラソ」にきて最後の「ソ」でようやく決着する。第一テーマが二度目に出てきたとき、最後ぐーっとひっぱってひっぱって、ばーっと開けて「シードードラー」の「ラー」まできてようやく決着する。決して頭の「シー」に入るところで一段落したような気になってはいけない、云々。

まだいろいろいってたけど、結局のところ、私が弾けない弾けないといって悩んでいるような、「速い」ところは
たいしたこといってるわけじゃないんだから、適当でいいの。
要するに、たいした意味がないから速くできるわけよ」
それで、
「みんな、つい速いところに気をとられて、速いところばっかり練習するけど、
大事なのはゆっくりなところなのよ
とのことでした。

なるほどねぇ…そうなのかもしれないけど…
でも、いくら適当でいいといっても、ものには限度というものが(^^;;

というわけで、ホームコンサートにいらっしゃる皆さん。弾けないのに弾いてるバラードはどんな具合か、という趣向でお聞きください_o_
コメント (3)
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