またろうの得意科目は数学である(数学しかない)ということは、今でこそ自他共に認めるところであるが…
小学校のころ、またろうは、自分は算数ができないと思っていたそうである(o_o;;
なんで?? 字が下手で「4」と「9」とが区別つくように書けなかった(←本当)から?? 宿題できなかったから??
またろう「九九がなかなか覚えられなかったから。クラスでビリだった」
あぁそれね。まぁ子どもにとってわかりやすいハードルではあるのかな。でもそれと算数・数学ができるかどうかって別に関係ないじゃん(*)。
またろう「僕、得意科目聞かれると『こくご』って答えてたでしょ」
あぁそういえば。でも誰もそんなこと信じてなかったよ。なーんで、そんなこといってるんだろ、って不思議に思ってた。
またろうは中学受験をしたわけではないから、算数の能力がわかるようなペーパーテストを受けたことはなかったし、学校のあのめちゃくちゃ簡単なテストでも満点とれない子だったし、そういう客観的な評価はなんにもなくても父も母も(たぶん先生も)算数できる子だと思ってたよ。
三歳とかになると、熱心な親は、数や数字も教えにかかったりするから、すんごい大きな数まで数えられる子とか、二桁数字でもパッパと読める(「にじゅうさん!!」)子とか、いたのである。またろうには何も教えてないからそういうのはもちろんなかった。
でも、大きい数を知ってるなんてことはその時点ではどうでもいいのであって、例えばたった「3」であっても、
--------------
・キャンディー型のチーズ大好き。3つあれば、1こパクッと食べちゃっても、まだ両手にひとつずつ。
・ぼくとパパとママ、チーズ1こずつくばると3こ。コップも三個並んでる。
・地面からすぐのところが一階、ひとつのぼると二階、もうひとつのぼると三階、ぼくのうち!!
・ぼくは三歳になったんだ(^^) さいしょはゼロ歳児クラス、つぎは一歳児クラス、今は二歳児クラス。こんどは三歳児クラスだよ!!
--------------
いろいろなシーンの「3」のイメージが豊かにつながっていて、自在に操作できるのであれば、だいじょうぶ。「3」がよくわかるってことは、そのまま数え上げ・数の分解・たしざんひきざんにもつながっていくのだ。
またろうはそのへん十分しっかりしているので、いい線いきそうだと思っていた。家族の増加とともに、日常のシーンは掛け算割り算へと直結していく。
三人に2個ずつ配るんなら6個必要だ。四人なら? 配るのを3個ずつにしたら? 食い意地の張った人が複数いて、瞬時に公平な分配について考え、交渉しないと争いが起こる。つまり、掛け算の問題と答えを、知らないうちに覚えてしまったようなものだ。
またろう(当時年長さん?)は、その掛け算の答えのあり方を整理しようと思ったらしい。ある日、「掛け算のしかた」を思いついた。
--- またろう流 掛け算かぞえ
2×3の場合、左手で二本、右手で三本の指を出す。
右手の指の一本目で、左手の指二本をちょんちょんとさわる。→1、2
右手の指の二本目で、左手の指二本をちょんちょんとさわる。→3、4
右手の指の三本目で、左手の指二本をちょんちょんとさわる。→5、6
答えは6ですねっ(^-^)
---
おぉ、正しい。このやり方で、5×5までは対応できる。あとはどうするんだろ。まぁいいや。
学校の先生も、宿題も出せず授業中のプリントもなかなか取り組まないまたろうの算数については別の方法で確認していた模様。
---「大いなる一歩一歩」6月6日
朝自習、引き算プリント二回目だったのですが、なぜか取り組みませんでした。そこで、答え合わせのとき、88問全部の正解をまたろう君に発表してもらいました。すばやく正確に言ってくれました。
---
長くなってしまったので、つづく。
(*)九九覚えのよさで比べるなら、うちでははなひめが1番、こじろうが2番、またろうが3番ということになる。算数の得意な順がこれでないことは確か。
小学校のころ、またろうは、自分は算数ができないと思っていたそうである(o_o;;
なんで?? 字が下手で「4」と「9」とが区別つくように書けなかった(←本当)から?? 宿題できなかったから??
またろう「九九がなかなか覚えられなかったから。クラスでビリだった」
あぁそれね。まぁ子どもにとってわかりやすいハードルではあるのかな。でもそれと算数・数学ができるかどうかって別に関係ないじゃん(*)。
またろう「僕、得意科目聞かれると『こくご』って答えてたでしょ」
あぁそういえば。でも誰もそんなこと信じてなかったよ。なーんで、そんなこといってるんだろ、って不思議に思ってた。
またろうは中学受験をしたわけではないから、算数の能力がわかるようなペーパーテストを受けたことはなかったし、学校のあのめちゃくちゃ簡単なテストでも満点とれない子だったし、そういう客観的な評価はなんにもなくても父も母も(たぶん先生も)算数できる子だと思ってたよ。
三歳とかになると、熱心な親は、数や数字も教えにかかったりするから、すんごい大きな数まで数えられる子とか、二桁数字でもパッパと読める(「にじゅうさん!!」)子とか、いたのである。またろうには何も教えてないからそういうのはもちろんなかった。
でも、大きい数を知ってるなんてことはその時点ではどうでもいいのであって、例えばたった「3」であっても、
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・キャンディー型のチーズ大好き。3つあれば、1こパクッと食べちゃっても、まだ両手にひとつずつ。
・ぼくとパパとママ、チーズ1こずつくばると3こ。コップも三個並んでる。
・地面からすぐのところが一階、ひとつのぼると二階、もうひとつのぼると三階、ぼくのうち!!
・ぼくは三歳になったんだ(^^) さいしょはゼロ歳児クラス、つぎは一歳児クラス、今は二歳児クラス。こんどは三歳児クラスだよ!!
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いろいろなシーンの「3」のイメージが豊かにつながっていて、自在に操作できるのであれば、だいじょうぶ。「3」がよくわかるってことは、そのまま数え上げ・数の分解・たしざんひきざんにもつながっていくのだ。
またろうはそのへん十分しっかりしているので、いい線いきそうだと思っていた。家族の増加とともに、日常のシーンは掛け算割り算へと直結していく。
三人に2個ずつ配るんなら6個必要だ。四人なら? 配るのを3個ずつにしたら? 食い意地の張った人が複数いて、瞬時に公平な分配について考え、交渉しないと争いが起こる。つまり、掛け算の問題と答えを、知らないうちに覚えてしまったようなものだ。
またろう(当時年長さん?)は、その掛け算の答えのあり方を整理しようと思ったらしい。ある日、「掛け算のしかた」を思いついた。
--- またろう流 掛け算かぞえ
2×3の場合、左手で二本、右手で三本の指を出す。
右手の指の一本目で、左手の指二本をちょんちょんとさわる。→1、2
右手の指の二本目で、左手の指二本をちょんちょんとさわる。→3、4
右手の指の三本目で、左手の指二本をちょんちょんとさわる。→5、6
答えは6ですねっ(^-^)
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おぉ、正しい。このやり方で、5×5までは対応できる。あとはどうするんだろ。まぁいいや。
学校の先生も、宿題も出せず授業中のプリントもなかなか取り組まないまたろうの算数については別の方法で確認していた模様。
---「大いなる一歩一歩」6月6日
朝自習、引き算プリント二回目だったのですが、なぜか取り組みませんでした。そこで、答え合わせのとき、88問全部の正解をまたろう君に発表してもらいました。すばやく正確に言ってくれました。
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長くなってしまったので、つづく。
(*)九九覚えのよさで比べるなら、うちでははなひめが1番、こじろうが2番、またろうが3番ということになる。算数の得意な順がこれでないことは確か。