アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリン練習「狩人の合唱」: 弓を当てる位置??

2009年10月03日 | バイオリン
ホーム・コンサートでは「狩人の合唱」を弾くぞ!! ということで練習をしているのだが…

これは、教本一巻の最後に出てくる曲で、一巻の中ではとびきり聞き栄えのする曲。その分、一巻の中に出てくる弾きにくさもてんこもりに出てくる曲。

それでもまぁ、だいぶ弾いてみたので、何が問題なのかは徐々に煮詰まってきた。

現状、残っている大きな問題は二つ:
(1) A線「ラシドレ」の速いスラーの音が裏返りやすい
(2) A線の「ミ」(要するに4の指)の音がきれいに出ない


大きな問題だったがクリアできつつあるのは:
(3) A線で「ミレシ、ミレシ、ミレシ、ミレシ」と速いところの「レ」の音程
これは、3の指と4の指の距離を十分にとることがしにくいことから来る問題で、まぁいつものことなのだが。3の指で音を出したあとそこから4の指を押さえるならまだ、3の指を固定したところから広げられるから簡単で、この場合パッと4の指を押さえた瞬間に、3の指も正しい位置に来ていないとまずいところが特に難しい。

前回のレッスンでもここは先生が「3の指を思いっきり2の指と近づけてね」と強調したところで…先生、頭ではわかっているんですけど、私の指が嫌だって言ってます。。

でも、指の形については、平日もう音を出せない時間になっちゃったときも、ともかくバイオリンを出して構えてみて、左手の形だけでもぐっととってみるようにして毎日まいにち触るようにしていたらだいぶましになってきた。

(1)(2)はそういうわけにいかない (音を出さなきゃしょうがない)。

(1) で、前回のレッスンにより明らかになっているノウハウは以下のとおり。
・左の指は、ためらいなくパキパキと押さえていくべし。
なんか気分が慎重になってしまって左の指の動きが遅くなると、つまりは弦を半端に押さえている時間が長くなり、それは音を裏返るようにしているのと同じこと。
だから極力、弦を押さえる動作はスッとよどみなく行わなければいけない。しかし、同時に右手に力が入っちゃわないようにすること(これが難しい)。

このノウハウについては深く納得できるんだけれども、どうもこれだけではうまくいってくれない。

さらに、「ひとりで練習」をするときにいろいろな「実験」を行ったところによりますと
・弓の速度を遅めにするほうが裏返りにくい。
・弓の位置をやや指板寄りにするほうが裏返りにくい。

ということがわかった。

「遅めに」のほうはそれで正解なような気がする。もともと、16分音符を弾くときに、そこだけがんがん大きく「今16分音符なのでガンバッテます!!」って弾いたら変なので、軽く行くべきだろうから。というか今まで、不必要に重たかったと思います、はい。

「弓の位置」については、これまで先生から言われたことや、教本に書いてあることなどとつながりがなく、唐突な実験結果である。そもそも、弓を当てる位置については、「どんどんずれていかないように」「フォルテのときはやや駒寄り」くらいであまり詳細な注意を聞いたことがない。

一方、(2)についていうと、駒寄りを弾くほうがまともな音が出やすいことがわかった(あくまで私の実験結果)。

引き続きわからないのは、それで仮に(1)については指板寄りを、(2)については駒寄りを弾くことで解決できたとして、それは姑息な方法なのか?? 正統的な工夫なのかということである。教本を逐一見ても何も書いてないし。

あと、実務上の問題として、そのように場合によって違う位置を弾くためのスムーズな弓の運びができるかというのもあるけど…

そして答えは!? 次のレッスンで。
コメント (4)
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