アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの職場体験: 古巣の保育園へ

2009年10月05日 | 高専生活
中二のとき、学校の総合学習では「職場体験」をやることになっており、生徒たちは市内受け入れ先のスーパー・幼稚園・工場などで「仕事」をする。

毎年、受け入れ先のひとつとして、またろうたちが卒園した保育園があることがわかっていたので、「ささやかでも恩返しのチャンスだよ!!」といってたきつけていた。またろうもその気で、希望を出していたが、男子で他に希望者がなく、班ができないとかいってピンチ。でも、女子の班に混じって単独班として実現した(^-^)/




またろうが担当したのは二歳児クラス。そのへんになると一人ひとりがだいぶ重くなってくるし、でも体を使った遊びが大好きだから、ぶんぶん振り回してやるような遊びをいったん始めると、「ぼくもぼくも」「もういっかい!!」で止まらなくなり、体力がどんだけあっても続かない。

またろうは、一日目、二日目とへろへろになりながら、「これじゃ体がもたなーい…保育園の先生は、体力だけに頼らなくてすむようにプロの技があるんだな」と言っていた。

三日目、「今日はいいことがあったんだぁ~(^-^)」とごきげんで帰ってきたが、「いいこと」というのは、昼寝時間帯に寝そびれたゼロ歳児がホールにやってきて、またろうといっしょに遊んでくれたこと。最初ちょっと人見知りしてたけど、「音で徐々に気を引いていく」またろうテクニック(?)でだんだん慣れて、最後はうきゃうきゃ喜んでくれたんだって。

先生方も、「あの」またろうくんが、こんなに落ち着いて帰ってくるなんて!! ということで、当時からいた先生は軒並みウルウルしてたらしい(^^;; またろうも、保育士という職業にもそれなりに魅力を感じたようだし…中学卒業のときに保育園に挨拶しにいったら、園長先生が「(高専進学と聞いて)えっ? 保育士さんじゃないの??」とがっかりしていた(笑)
コメント (12)
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