アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

高専ロボコン: ハイジマさんとクラタさん

2009年10月26日 | 高専生活
またろうが高専に入ったのって、そりゃロボコンやりたかったからだし、そのロボコンで初の大会なんだから、見に行かなきゃなるまい。

というわけで、行ってきました~地区大会。出場チームは10高専20チーム。

映画のロボコンからは、同じフィールドで戦って、自分の得点を入れながら相手の邪魔をして、という試合をイメージするのだけど、今年のは、2チームで対戦するとはいっても、あくまで相手は相手、自分は自分。フィールドはきっちり二つに分かれていて干渉しあうことなく、それぞれの演技をして決めたパフォーマンスのポイントで競うもの。

課題は「ダンシング カップル」。それぞれのチームは手動の二足歩行ロボットAと、自動の多足歩行ロボットBを製作し、ロボットBをフィールド中央に配置。ロボットAがまず歩いていき、途中でポール上から「プレゼント」を取って(10ポイント)、運んでロボットBにプレゼント(10ポイント)してカップル成立。それから二人で踊って(10ポイント)、あとは時間内にできた技の分を加算。

二足歩行でスムーズに進む、ってところがまず、ハードル高いもんだから、ここでつまづくチームもけっこうあった。またろうの高専のAチームはまず、何にも動かないまま脱落(-_-;;

なんでも、Bチームも昨日の時点ではほとんど動かなかったとか、そんな状況らしいので、このまま2チームとも微動だにしなかったらどうしようと思い、祈るような気持ちだったが(^^;; いやー動いてよかったわほんとに。

なんか、ハイジマさんの二足歩行がよたよたしていて不安になるのだが、まぁまぁのスピードでプレゼントのミルク缶を取り、渡し、ペアダンスを踊って30ポイント。ここまでができるといちおう一人前という感じ。Bチームは二回勝って準決勝進出。

しかしここまで…。準決勝では次のポイントとなる「ポール回り」に挑戦していたが惜しくも時間切れ。30ポイント同士で並び、審査員判定となるも2対1で負け。はぁ~

試合後のパフォーマンスでは、ハイジマさんがクラタさんを突き飛ばして仰向けに倒し(「クラタのばかっ!!」)そして、クラタさんがぴょんと仰向けから飛び上がって立ち上がった(「クラタが立った! クラタが立った!」)。

なんかマニアックだな(笑) ま、とにかくこのパフォーマンスが効いてベストカップル賞(?)はもぎとったものの、全国大会行きは逃した。残念でした…。

またろうの解説によれば、構想はもっとやたらと大掛かりで、そもそもメインとなるはずの「大羊」部分(リフトなど大技担当)が結局歩けなくて出場してないし、羊がいた場合のストーリーが壮大すぎて、なんかもっと確実性狙うとかスケジュールに間に合うように進めるとかないの?? といいたくなるが、これがまぁ彼らのノリなのであろう。

それにしても、前日に足が壊れて動けなくなったハイジマさんを、去年の足(*)をつけて急遽動かして、準決勝まで持っていったのはすごいかも。

優勝したチームは、鶴と亀のロボットで、デコレーションもないむき出しのメカメカしさがかえって美しい。鶴の二足歩行の安定もピカイチ。決勝戦では、基本の(?)30ポイントを取ったあと、シンクロスピン(二体がそれぞれ5回転以上する)を決めたのだが、亀がその図体に似合わず、器用な足さばきでくるくる回っていてびっくり。

またろうはだいぶハイになって帰ってきて、「今日はじめて、ロボコンゼミにいてよかったなって心底思った」などと言っていた。今まで、一年坊主として、アルミ材のカットや穴あけや、資材運びなどのこまごました下っ端作業を延々とやっていたけれども、それの集大成が日の目を見る舞台というのは、今日が始めてだったんだものね。

「お母さんたちを(全国大会の)関係者席に連れて行くことはできなかった…」ともぽそっと言っていたけど。それは、むしろまたろうが中心メンバーになったころに連れて行ってくれるとうれしいな~

(*) 歩くのは歩けたが回転ができないのでシンクロスピンとかができなかった。



向かい側の応援席に座っているまたろうを見ながら、はなひめがメモした「またろうのメガホン使用法」。のぞく、かぶる、ひざをたたく、望遠鏡にする…あと、またろう曰く、「望遠鏡は意味ないけど、小さいほうを耳につけると遠くの音がほんとによく聞こえた」だそうだ。
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またろうの作り方: ありのままから出発すること(四年生)

2009年10月25日 | 高専生活
四年生の担任、M先生とまたろうはなんだかとっても相性がよいらしい。休日に地域のお祭りで先生に会ったときのまたろうのうれしそうな顔!! 先生も楽しそう。

M先生はとても力量のある先生だけれども、ちっとも優等生タイプの人ではなくて、なんでもご本人のお話によれば、小学生のころは、ぼ~んやりしたトロい子と言われていたとか。それが実際のところどうだかは知らないんだけど、「かくあるべき」という堅すぎるものがなく、すごく幅が広い感じがする。

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家から: 「Algo」という数あてゲームに夢中。時かまわず勝負を挑まれます。

学校から: 夢中になるものがちゃんと見つかっていいね。夢中になれないことに目を向かせる方法、見つけ出すよう私の努力目標。

家から: 「しおり」がないので宿題も支度もできず、「やることやった?」と聞くと「すんだ」と済ましていたまたろうです(怒)

学校から: あるある。確認すればよかったですね。

家から: 昨日も今日も学習カード書かずにお友達にTEL、たるんでます。

学校から: ここがまたお笑いで、まちがっていたんです。笑っちゃいました。

家から: 今日は書いてきましたね。あってるのかな
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全体に、とてもウェットな応援をしてくださっているのを感じるのだが、それでも親や祖父母のそれとは違って、プロの技を尽くして何がしかまたろうなりの先を目指させようとしている。

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家から: のろのろ病ちっとも治りませんが、「ときどき」がんばります。スムーズなときは本人も気分よし。

学校から: このときの気分をしっかり覚えることも大切ですよね。書初め集中しました。

家から: 今はコロボックルのシリーズにはまっています。

学校から: 今日はみんなに読み聞かせしてくれました。今日は朝から絶好調。みんなで半分からかったりしながら絶好調を喜びました。

学校から: 学校ではプリントの提出(文章題)がよくないです。

家から: 重要情報をありがとうございました。(1)(2)はなくしてしまい、親にしかられたくなくて学習カードの「宿題」欄をわざわざ消しゴムで消していました

学校から: ハハハ もう、またろう君でなければ怒り狂うところまたろう君だと笑ってしまう、いけませんね。しっかり注意しました。宿題は学校でやらせました。今週は提出物週間です(笑)

学校から: やっぱり少しそわそわしています。一対一でなるべく話して落ち着いて取り組めるようにしています。

家から: すみません、家でもつっちゃかつっちゃかしています。でもなんだか楽しそう。こんなにたくさんしかられているのになぜ??

学校から: それは言えてます。グラフのときも保健でも他のことしながらしっかり反応しています。しかっているのですがしかりきれないところがあります。少しずつ落ち着いてくれてます。
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何か決まったメソッドがあるのではなく、ただ愛情を持って子どもを見つめて、いつも現実から出発して一歩先に誘う。生活をきちんとすること・学習を進めること・友人とうまくやれるようにすること、そしていつも本人が好奇心を持ち、自分に自信を持って、次に進むエネルギーが満タンになっているようにすること。

いろんな方向を見ながら、少しずつ。

四年の間は、先生とまたろう、先生と私たち親のしっかりほんわかした信頼関係のもと、とても快適な一年間を過ごすことができた。終わりに近づいてくると名残惜しくて…五年生に上がるときには確実にクラス替え、担任替えがある。
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公文、D教材の壁を越えて

2009年10月24日 | 小学生活
我が家の公文は、前に「ちっとも先取りでない公文」に書いたとおり、誰も先を目指して急いでる人はいない。

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とはいっても、あんまり停滞してるとやっぱりつまんなくなっちゃうわけで、はなひめのD教材が120くらいで「壁」に当たったときは、やめるしかないかなとも思いかけた(6月ごろの話)。

公文は繰り返しが信条なので、正確性と速さ、いずれかが欠けていれば先に進むよりは繰り返す。それはわかるんだけど、その繰り返し方が、ほんとに一週間のうちに何度もまったく同一の教材が出てくる状況で、はなひめはすっかり腐ってしまった。

内容は、2ケタの割り算。540割る89、とかがひたすら並んでいるもの。これは、さらさら解ける人でも相当うんざりするとは思うが(^^;; はなひめの場合、商がさっとたたないためにめんどくささが爆発しているわけで、もちろんこれをクリアしておいてから先に進むべきだという原則は理解できる。

でも、要するに掛け算の感覚が十分身についていないため遅いということを考えれば、どっと戻して掛け算からやり直して勢いをつけるというやり直し方もあるし、少なくとも、連日同じプリントが出てくるよりは、もうちょっと幅広く繰り返したほうが気分的にも楽で効果も上がると思う。

で、私はその旨を相談しに先生のところへ行ったのだが、先生は、
「ここ(D教材の100ちょっと)は、みなさんぶつかる壁なんですよ。繰り返せば、繰り返しが多すぎて嫌といわれ、戻せば、こんなに戻るのが嫌といわれる場所なのですが、大丈夫ですよ、はなひめちゃんもう少しで抜けますよ」

いや、だから、同じ嫌ならがつっと戻すほうでいってほしいんですけど。と思ったが、先生があまりこちらの言うことを聞く気がないようなので話し合いはあきらめ、公文の算数をやめて市販のドリルに切り替えることなどを検討していた。

しかしのろのろ検討している間にようやくはなひめはその超狭い繰り返しを抜け、150くらいに到達した。Dも終盤になると今度は分数。見た目まったく違う世界が開けている。

分数は、新しい概念であるし、はなひめはだいたい、新しいものに挑戦するのが嫌いだから最初はぐだぐだ言っていたが、母が図を描いて約分の意味などを簡単に説明し、半分くらい納得してまずはやってみる中で、こりゃ二桁の割り算よりだいぶ楽だと気がついたらしい。なにしろ、7/42を約分して1/6にするほうが、540割る89とかやるよりだんぜん早いでしょ。

そんなわけで、分数の初歩を練習しつつDの終わりまではたんたんと進み、現在はEの最初のほうをやっている。

ここまで来てあらためてふりかえってみると、やっぱり気になるのだ。約分の練習をしたあとのほうが、これで割れるとか割れないとか、そういうのがさっとわかるようになる。つまり、別の方面から数とお友だちになれるわけで、二桁の割り算がスムーズでないまま進んだからといってつまづくとも限らない。逆に、Dの120あたりはほどほどであきらめて先に進み、分数で「お友だち度」を深めてから戻るほうが壁を越えやすくなるのではないだろうか。

一概にはいえないのかもしれないけど、はなひめを見ていたらそう思った。

そういうところが柔軟に組めないのは、「プリントを進んでいく」ことを絶対のものさしとする公文の弱点なのか(E教材からD教材に戻りにくい?)、それとも、大規模で決め細やかな対応をしにくい(プリントのハンドリングだけでアップアップしているので、あまり個々に違う流れにしたくない)教室の弱点なのか。

数日前、今度は「帯分数に直し約分する」のところではなひめから質問あり。つまり、同じ大きさを表す書き方は、分数の場合いくらでもあるわけで、どれが答えの書き方として正しい(最終形)なのかがピンと来なかったらしい。

母は「上のほうが下より大きいとぐらぐらって倒れるからなるべく下ろしときなさい(帯分数)。それで、右側はできるだけ簡単な数にしてね(約分)」とだけ言い、はなひめが計算するのを後ろから見ながら、「あーー上が重い! 倒れちゃうー早く早く!! そうそう。それから右もまだいける!! やれるよ!! そうそう。それでおっけー」といくつか実況中継つきで解かせたら、あとはスムーズにできるようになった。「壁」のころに比べると、平和になったなぁ。また別の壁が来るんだろうけど。

後日談書きました→「公文、D教材の壁を越えて」後日談2019/9/4


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またろうの作り方: 学習カードは生活の土台(四年生)

2009年10月23日 | ピアノ
クラスも落ち着き、担任もクラスメイトも揃って四年生進級(^-^)

相変わらず、連絡帳が書けず宿題の提出もままならないまたろうだが、今回のシステムは優れものだ。

「学習カード」という、時間割・宿題・持ち物・家からのコメント・学校からのコメントの欄が一週間分まとまって一枚になったフォームができて、これを厚紙のホルダーに貼っていく。帰りの会のときに、ちゃんと「時間割・宿題・持ち物」を書いたかどうかを先生が確認し、できていれば「見ました」ハンコをぽん。月~金まで五タテでクリアすれば「賞」のハンコ!!

そこまでシステムができているなら、毎日書けたってよさそうなものだが、そこはそれ、親がコメントを書いてまたろうに渡したら、またろうはそれを机の上に置いてしまって学校には持っていかなかったとか、いろんなことが起こるもので、なかなかパーフェクトとはいかない。それでも「たまに」賞のハンコをもらっている。

ある日は宿題欄に「れんしゅう」とあり、家からのコメントは「自分で書いた宿題の意味がわからなかったまたろう」とある。学校からは「朝聞きました。こちらの伝え方も不十分だった気がしました。学校でやってもらいました」。

またある日の学校からコメント「せっかく書いたのに持って帰るの忘れちゃいました。でも宿題はクリアです。シートかぶってスーパーマンやってました」…スーパーマン??

この「家から」と「学校から」の欄はふつうに書いたらせいぜい10~20文字くらいしか書けないスペースなんだけど、書きたいことが収まらなくて、めちゃくちゃ細かくなったり欄外にはみ出したりしていろんなやりとりが入っている。いってみれば、二年生のときの「一歩一歩」の代わりのようなものだけれど、書ける分量は少なく、でも統合された分わかりやすく事故も減ったかなという感じ。

なにより、「またろうだけ特別」ではなく、全員のシステムに乗ったものであるから、学年が進んで小学校後半となったそのときとしてはそのほうが適切だろう。

でも話が長くなってきてついにメモを貼り付けて拡大!! なんてことも…

学校から: 今日バスタオルにゴーグルを私につけてアラブの王様に変身させてくれました。授業の集中はgoodです。朝の遊びがよかったのかしら。

家から: こじろうが毎週、学校の図書室で本を借りてくるのを、またろうもいっしょに楽しそうに読んでいるので、「またろうも借りてくればいいのに」というと、またろうは「学校で本を読むのはいいけど、家に持って帰っちゃいけないんだよ。こじろうは勝手に持って帰ってるだけだよ」「えー、借りる手続きしても?」「そう!!」だそうです。ホントですか?

学校から: 教えてもらってよかったです。今日ちょうど図書の時間ですので(貸出方法を)確認しました。もちろん持ち帰りOKです。またろう君にきいたらずうっとだめだと思っていたようです。新本については担任の先生からそういう指導があったので勘違いしたかしら。かわいそうなことしました。

学校から: 国語はなかなか仕上げまでいくのがかかります。算数はもうやめて給食といってもやります。たして二で割るといいのですが。

家から: きのうは宿題も公文もチャレンジもなにひとつ進まず、はげましても、おこっても、せかしても、7時になっても9時になっても…
けっきょく、「まずニュースやらなきゃ」とは思うんだけど手がつけられずぼーっとしてしまって横道にそれてしまうということのようでした。
「ニュースじゃなくても日記のつもりでかいたら」
「自分のことじゃだめなんだよー」
「ニュースかけないなら他のことからやっちゃえば」
「だってあした日直なのに…」
親が思いついたニュースネタをいろいろ提案しても「それじゃニュースじゃない」といってうけつけず、ぐじゃぐじゃなまま、ふだんの寝る時間を1時間ほど過ぎて、あきらめて寝かしました。

学校から: ニュースは、男子は一日ずれているんです(だからまだ大丈夫です)。でも気にかけてくれていてうれしいです。月食日食のことすごくいいですよね。明日発表してもらいます。

学校から: 今日は月食日食のことスピーチしました。みんな月のカレンダーに興味を示しました。

学童がなくなって一時は「生活のハリ」を失ったまたろうのグダグダモードが続いていたけど、だんだん放課後に友だちと遊ぶようになったり、本を読むようになったり、コメント欄からも立ち直っていく様子が見て取れる。

なんとか離陸してよたよた走り始めた一学期。ここを土台に、発展と成長の二学期三学期があった、のかもしれない…
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バラード第一番の進捗

2009年10月22日 | ピアノ
来月のホームコンサートに向けて、だらだらとバラード一番を練習しておりますが…

どうもね(-_-;;
もぐら叩き?? っつーか、そんな感じでございます。

ちゃんと弾けてないところがいっぱいあるわけですが、例えばある休日にある部分にこだわって、ゆっくりから徐々にスピードアップ…片手ずつ…リズム練習…とかあの手この手でやってみて、あ、ちょっとよくなった、と思ったとしますね。

でも、また別の日に、別の部分の練習をしてみたりして、でまた、数日経つと、あ、あのちょっとよくなったところ、戻ってる?? なんかガタガタ。

つまり、これが実力overの曲をやっているための必然というか、事象の地平というか。実力の範囲内の曲が例えば2ヶ月で弾けるようになるとして、実力overの曲は3ヶ月か4ヶ月かければ弾けるようになるかというと、まぁそんなことはありませんね。理屈で考えても。

一方、バイオリンの「狩人の合唱」は、私にとっては難しい曲だけど、先週より今週と、たとえミリ単位であってもじりじりと改善していきます。初心者だから。

というわけで、先生に、「弾けるようになっていかないんですけど」といまさらのことを泣きついてみたらば、先生は「速い所は、でもそれなりに動いてるじゃないですか…っていうかまぁ(ちょっと言いよどむ)…練習すれば徐々にはうまくなると思うし(もごもご)…今一番の問題はね」

「同じ歌が三回出てきて、それがだんだんどうなっていくのかをきちんととらえるとか。フレーズがどこまでつながっているか、を意識して弾くことよね。それがあればずいぶん聞きやすくなるはず」

例えば、冒頭の重たい分散和音からは、長めの休符をはさんでえんえんModeratoにはいった「ドレファシラソ」にきて最後の「ソ」でようやく決着する。第一テーマが二度目に出てきたとき、最後ぐーっとひっぱってひっぱって、ばーっと開けて「シードードラー」の「ラー」まできてようやく決着する。決して頭の「シー」に入るところで一段落したような気になってはいけない、云々。

まだいろいろいってたけど、結局のところ、私が弾けない弾けないといって悩んでいるような、「速い」ところは
たいしたこといってるわけじゃないんだから、適当でいいの。
要するに、たいした意味がないから速くできるわけよ」
それで、
「みんな、つい速いところに気をとられて、速いところばっかり練習するけど、
大事なのはゆっくりなところなのよ
とのことでした。

なるほどねぇ…そうなのかもしれないけど…
でも、いくら適当でいいといっても、ものには限度というものが(^^;;

というわけで、ホームコンサートにいらっしゃる皆さん。弾けないのに弾いてるバラードはどんな具合か、という趣向でお聞きください_o_
コメント (3)
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