またろうが高専に入ったのって、そりゃロボコンやりたかったからだし、そのロボコンで初の大会なんだから、見に行かなきゃなるまい。
というわけで、行ってきました~地区大会。出場チームは10高専20チーム。
映画のロボコンからは、同じフィールドで戦って、自分の得点を入れながら相手の邪魔をして、という試合をイメージするのだけど、今年のは、2チームで対戦するとはいっても、あくまで相手は相手、自分は自分。フィールドはきっちり二つに分かれていて干渉しあうことなく、それぞれの演技をして決めたパフォーマンスのポイントで競うもの。
課題は「ダンシング カップル」。それぞれのチームは手動の二足歩行ロボットAと、自動の多足歩行ロボットBを製作し、ロボットBをフィールド中央に配置。ロボットAがまず歩いていき、途中でポール上から「プレゼント」を取って(10ポイント)、運んでロボットBにプレゼント(10ポイント)してカップル成立。それから二人で踊って(10ポイント)、あとは時間内にできた技の分を加算。
二足歩行でスムーズに進む、ってところがまず、ハードル高いもんだから、ここでつまづくチームもけっこうあった。またろうの高専のAチームはまず、何にも動かないまま脱落(-_-;;
なんでも、Bチームも昨日の時点ではほとんど動かなかったとか、そんな状況らしいので、このまま2チームとも微動だにしなかったらどうしようと思い、祈るような気持ちだったが(^^;; いやー動いてよかったわほんとに。
なんか、ハイジマさんの二足歩行がよたよたしていて不安になるのだが、まぁまぁのスピードでプレゼントのミルク缶を取り、渡し、ペアダンスを踊って30ポイント。ここまでができるといちおう一人前という感じ。Bチームは二回勝って準決勝進出。
しかしここまで…。準決勝では次のポイントとなる「ポール回り」に挑戦していたが惜しくも時間切れ。30ポイント同士で並び、審査員判定となるも2対1で負け。はぁ~
試合後のパフォーマンスでは、ハイジマさんがクラタさんを突き飛ばして仰向けに倒し(「クラタのばかっ!!」)そして、クラタさんがぴょんと仰向けから飛び上がって立ち上がった(「クラタが立った! クラタが立った!」)。
なんかマニアックだな(笑) ま、とにかくこのパフォーマンスが効いてベストカップル賞(?)はもぎとったものの、全国大会行きは逃した。残念でした…。
またろうの解説によれば、構想はもっとやたらと大掛かりで、そもそもメインとなるはずの「大羊」部分(リフトなど大技担当)が結局歩けなくて出場してないし、羊がいた場合のストーリーが壮大すぎて、なんかもっと確実性狙うとかスケジュールに間に合うように進めるとかないの?? といいたくなるが、これがまぁ彼らのノリなのであろう。
それにしても、前日に足が壊れて動けなくなったハイジマさんを、去年の足(*)をつけて急遽動かして、準決勝まで持っていったのはすごいかも。
優勝したチームは、鶴と亀のロボットで、デコレーションもないむき出しのメカメカしさがかえって美しい。鶴の二足歩行の安定もピカイチ。決勝戦では、基本の(?)30ポイントを取ったあと、シンクロスピン(二体がそれぞれ5回転以上する)を決めたのだが、亀がその図体に似合わず、器用な足さばきでくるくる回っていてびっくり。
またろうはだいぶハイになって帰ってきて、「今日はじめて、ロボコンゼミにいてよかったなって心底思った」などと言っていた。今まで、一年坊主として、アルミ材のカットや穴あけや、資材運びなどのこまごました下っ端作業を延々とやっていたけれども、それの集大成が日の目を見る舞台というのは、今日が始めてだったんだものね。
「お母さんたちを(全国大会の)関係者席に連れて行くことはできなかった…」ともぽそっと言っていたけど。それは、むしろまたろうが中心メンバーになったころに連れて行ってくれるとうれしいな~
(*) 歩くのは歩けたが回転ができないのでシンクロスピンとかができなかった。
向かい側の応援席に座っているまたろうを見ながら、はなひめがメモした「またろうのメガホン使用法」。のぞく、かぶる、ひざをたたく、望遠鏡にする…あと、またろう曰く、「望遠鏡は意味ないけど、小さいほうを耳につけると遠くの音がほんとによく聞こえた」だそうだ。
というわけで、行ってきました~地区大会。出場チームは10高専20チーム。
映画のロボコンからは、同じフィールドで戦って、自分の得点を入れながら相手の邪魔をして、という試合をイメージするのだけど、今年のは、2チームで対戦するとはいっても、あくまで相手は相手、自分は自分。フィールドはきっちり二つに分かれていて干渉しあうことなく、それぞれの演技をして決めたパフォーマンスのポイントで競うもの。
課題は「ダンシング カップル」。それぞれのチームは手動の二足歩行ロボットAと、自動の多足歩行ロボットBを製作し、ロボットBをフィールド中央に配置。ロボットAがまず歩いていき、途中でポール上から「プレゼント」を取って(10ポイント)、運んでロボットBにプレゼント(10ポイント)してカップル成立。それから二人で踊って(10ポイント)、あとは時間内にできた技の分を加算。
二足歩行でスムーズに進む、ってところがまず、ハードル高いもんだから、ここでつまづくチームもけっこうあった。またろうの高専のAチームはまず、何にも動かないまま脱落(-_-;;
なんでも、Bチームも昨日の時点ではほとんど動かなかったとか、そんな状況らしいので、このまま2チームとも微動だにしなかったらどうしようと思い、祈るような気持ちだったが(^^;; いやー動いてよかったわほんとに。
なんか、ハイジマさんの二足歩行がよたよたしていて不安になるのだが、まぁまぁのスピードでプレゼントのミルク缶を取り、渡し、ペアダンスを踊って30ポイント。ここまでができるといちおう一人前という感じ。Bチームは二回勝って準決勝進出。
しかしここまで…。準決勝では次のポイントとなる「ポール回り」に挑戦していたが惜しくも時間切れ。30ポイント同士で並び、審査員判定となるも2対1で負け。はぁ~
試合後のパフォーマンスでは、ハイジマさんがクラタさんを突き飛ばして仰向けに倒し(「クラタのばかっ!!」)そして、クラタさんがぴょんと仰向けから飛び上がって立ち上がった(「クラタが立った! クラタが立った!」)。
なんかマニアックだな(笑) ま、とにかくこのパフォーマンスが効いてベストカップル賞(?)はもぎとったものの、全国大会行きは逃した。残念でした…。
またろうの解説によれば、構想はもっとやたらと大掛かりで、そもそもメインとなるはずの「大羊」部分(リフトなど大技担当)が結局歩けなくて出場してないし、羊がいた場合のストーリーが壮大すぎて、なんかもっと確実性狙うとかスケジュールに間に合うように進めるとかないの?? といいたくなるが、これがまぁ彼らのノリなのであろう。
それにしても、前日に足が壊れて動けなくなったハイジマさんを、去年の足(*)をつけて急遽動かして、準決勝まで持っていったのはすごいかも。
優勝したチームは、鶴と亀のロボットで、デコレーションもないむき出しのメカメカしさがかえって美しい。鶴の二足歩行の安定もピカイチ。決勝戦では、基本の(?)30ポイントを取ったあと、シンクロスピン(二体がそれぞれ5回転以上する)を決めたのだが、亀がその図体に似合わず、器用な足さばきでくるくる回っていてびっくり。
またろうはだいぶハイになって帰ってきて、「今日はじめて、ロボコンゼミにいてよかったなって心底思った」などと言っていた。今まで、一年坊主として、アルミ材のカットや穴あけや、資材運びなどのこまごました下っ端作業を延々とやっていたけれども、それの集大成が日の目を見る舞台というのは、今日が始めてだったんだものね。
「お母さんたちを(全国大会の)関係者席に連れて行くことはできなかった…」ともぽそっと言っていたけど。それは、むしろまたろうが中心メンバーになったころに連れて行ってくれるとうれしいな~
(*) 歩くのは歩けたが回転ができないのでシンクロスピンとかができなかった。
向かい側の応援席に座っているまたろうを見ながら、はなひめがメモした「またろうのメガホン使用法」。のぞく、かぶる、ひざをたたく、望遠鏡にする…あと、またろう曰く、「望遠鏡は意味ないけど、小さいほうを耳につけると遠くの音がほんとによく聞こえた」だそうだ。