本日は、VYNOさんブログの「バイオリン祭」企画に参加しまして、Myバイオリンのご紹介。
自分のバイオリンには、名前をつけてかわいがっている人もいたりするらしいですけど、私のはねぇ…あらためて紹介するほどの楽器でもないですけど…というか、単にスズキバイオリンの一番安いセットなんですけど…まぁリファレンス(?)ということで。
本体、弓、肩当て、ケース、松脂、クロス付きで6万円くらいだったかと思います。
買ったのは9年ちょっと前、はなひめを出産するための産休に入る前ですね。それから二ヶ月だけ習って、以降ずーっとケースの蓋を開けることもなく九年間しまいっぱなし。
それで今回使うにあたって修理に出してますから、プラス1万円くらいかかってます。
こういう量産品かつ最安値のバイオリンと、ちゃんとしたものでどう違うのか、比べたことがないのでわかりません。もちろん、レッスンに行くと、先生がご自分のバイオリンをすばらしい音で鳴らしてくださいますが、そりゃ腕が違うので比べることができません。楽器屋さんにいったら試し弾きさせてくれるのかもしれませんがそんなことしたら…即買いですね。怖いですね。比べたらおしまいです、きっと。もうちょっと上手になったら行きます。
写真だとわかりにくいですが、ネックが入るあたりに肩当ても入れてます。あと、その先に小さなボックスがついていて、松脂とか弱音器とか入ります。手軽なわりに、最低限必要なものは入る実用的なケースだと思います。
* * *
ところで、先日、弓を当てる位置について疑問をもっておりましたところ、「だれにでもわかるヴァイオリン奏法の知識」(菅原英洋著)という本を見つけました。
この本は、豊富な図解で、持ち方・構え方・動かし方など懇切丁寧に説明されていて、いくつか見た中では一番詳しかったです。
駒と指板の真ん中くらいを基本の位置として、どのへんにずらして弾くと一番よく響くかを「サウンディング・ポイント」と呼んでいて、その選び方と、ポイントの移行の仕方についても載っています。
この説明によれば、基本の位置を中心に数ミリなんてもんじゃなく、もっとだいぶ動かす図になっています。ひとつの音の中でフォルテからピアノになる場合、「斜線運弓による移行(要するに直角でない弓の運び)」が説明されていたりしてびっくりします。
まぁともかく、良い響きを出すために、
圧力一定の場合
・速度を増すときは、指板に近づける。
・速度を緩めるときは、駒に近づける。
・速い運弓では指板寄り、遅い運弓では駒寄りを弾く。
速度一定の場合
・圧力を増すときは、駒に近づける。
・圧力を抜くときは、指板に近づける。
・強い圧力では駒寄り、弱い圧力では指板寄りを弾く。
ということなので、いちおう先日の私の(稚拙な)実験で得た感触とは一致します。
もっとも、私の現在のレベル(超初心者)よりずいぶん高級な話をしているような気もしますけどね…まずは真ん中で直角に弾いて音を出せよ、っつーか。
詳しくまじめ~に書いてあって、しみじみスルメのように味わえそうな本です。
自分のバイオリンには、名前をつけてかわいがっている人もいたりするらしいですけど、私のはねぇ…あらためて紹介するほどの楽器でもないですけど…というか、単にスズキバイオリンの一番安いセットなんですけど…まぁリファレンス(?)ということで。
本体、弓、肩当て、ケース、松脂、クロス付きで6万円くらいだったかと思います。
買ったのは9年ちょっと前、はなひめを出産するための産休に入る前ですね。それから二ヶ月だけ習って、以降ずーっとケースの蓋を開けることもなく九年間しまいっぱなし。
それで今回使うにあたって修理に出してますから、プラス1万円くらいかかってます。
こういう量産品かつ最安値のバイオリンと、ちゃんとしたものでどう違うのか、比べたことがないのでわかりません。もちろん、レッスンに行くと、先生がご自分のバイオリンをすばらしい音で鳴らしてくださいますが、そりゃ腕が違うので比べることができません。楽器屋さんにいったら試し弾きさせてくれるのかもしれませんがそんなことしたら…即買いですね。怖いですね。比べたらおしまいです、きっと。もうちょっと上手になったら行きます。
写真だとわかりにくいですが、ネックが入るあたりに肩当ても入れてます。あと、その先に小さなボックスがついていて、松脂とか弱音器とか入ります。手軽なわりに、最低限必要なものは入る実用的なケースだと思います。
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ところで、先日、弓を当てる位置について疑問をもっておりましたところ、「だれにでもわかるヴァイオリン奏法の知識」(菅原英洋著)という本を見つけました。
この本は、豊富な図解で、持ち方・構え方・動かし方など懇切丁寧に説明されていて、いくつか見た中では一番詳しかったです。
駒と指板の真ん中くらいを基本の位置として、どのへんにずらして弾くと一番よく響くかを「サウンディング・ポイント」と呼んでいて、その選び方と、ポイントの移行の仕方についても載っています。
この説明によれば、基本の位置を中心に数ミリなんてもんじゃなく、もっとだいぶ動かす図になっています。ひとつの音の中でフォルテからピアノになる場合、「斜線運弓による移行(要するに直角でない弓の運び)」が説明されていたりしてびっくりします。
まぁともかく、良い響きを出すために、
圧力一定の場合
・速度を増すときは、指板に近づける。
・速度を緩めるときは、駒に近づける。
・速い運弓では指板寄り、遅い運弓では駒寄りを弾く。
速度一定の場合
・圧力を増すときは、駒に近づける。
・圧力を抜くときは、指板に近づける。
・強い圧力では駒寄り、弱い圧力では指板寄りを弾く。
ということなので、いちおう先日の私の(稚拙な)実験で得た感触とは一致します。
もっとも、私の現在のレベル(超初心者)よりずいぶん高級な話をしているような気もしますけどね…まずは真ん中で直角に弾いて音を出せよ、っつーか。
詳しくまじめ~に書いてあって、しみじみスルメのように味わえそうな本です。