アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

緊張しない発表会(^-^)ハッピーアンサンブル

2010年07月26日 | バイオリン
発表会っていうと、いつでも緊張との戦い。大人になってからはね。

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でも、昨日のは違うの。仲間といっしょにステージに立って、私ひとり指がもつれたって誰が間違えたかわからない(?)この幸せ。でも、じゃあ本番ならではのハプニングが何もないかっていうと、そんなことはないんだなこれが。

午前中は全体合奏の合わせ。なにしろ総勢80人というアンサンブルなので、並ぶだけでもえらい時間がかかります。コントラバス…チェロ…ビオラ…の順に並べていって、最後に小さい子たち。後ろのほうは段々の上に並ぶんだけど、譜面台も乗せて自分も乗せてというと、相当狭くて、隣の人ともかぶるし、位置取りはなかなか微妙。

小さい子の持ってるバイオリンは、まったくおもちゃみたい。子どもが持つとふつうに見えるけど、先生が調弦しているときは冗談みたいですよ。それでまた、あの肩当ては…台所用スポンジではないでしょうか??

スポンジが、ゴムで止めてある。先生に後で聞いたところによると、あれは常道で、緑の硬いタワシ部分が滑り止めになるんでなかなか具合がよいそうだ。

全体合奏の「星条旗よ永遠なれ」は、不安なところもいろいろあったのだが、レッスンで1stと2ndだけ合わせたときには謎だった部分がビオラ・チェロ・コントラバスで埋まり、ぐっとわかりよくなったので、ノリよく進められた。心配だった半音階部分もなんとかかんとか。

* * *

さて本番、私の出るSummerは最初の演目だったもんで心の準備ができてないというか。いえ、言い訳をいいたいわけじゃないんですが…

ともかくSummerだけは、難しいところがなくて余裕だと思ってました。こういう油断が失敗を呼ぶってのはみなさんご存知ですね。

舞台袖の狭い廊下みたいなところで調弦や音出しをやるんですが、Summerは特に問題ないだろうと思って、Summerの楽譜をガン見するでもなく、私はモルダウのポジション移動のところを確かめたりなんかしていました。

それでもうすぐ舞台に出るっていう、土壇場になって、そうだ譜面台は二人でひとつなんだから、誰の楽譜を持って出るかを決めるべきだという話になりました。実際には譜面台に乗せない楽譜を持って出てしまい、足元に置いたりしたらなんかかっこわるいですからね。

それで、私は隣の人の楽譜を見せてもらうことになり、自分の楽譜は舞台袖に置いたまま行きました。こうやって、直前に突然どうこう、っていうのが失敗を呼ぶってのは、みなさんご存知ですね。

舞台では、別に緊張はしません。おじぎをするタイミングなども、相談がなかったんでちょっともたくたとしましたが、つつがなく演奏は始まりました。しかし途中で、ディビジ(2ndパートが二手に分かれるところ)にきて、自分がどちらへ進むべきかがとっさにわからなくなりました。自分の楽譜にはもちろん目立つ印がつけてあったんですが…

それでとっさに進んだ道は、その楽譜に書き込まれた印に幻惑されたもので、弾き出してすぐ、間違えたことに気づきましたが、このまま進んでしまおうか…でも、なんか音量のバランスが悪いみたい。やっぱり本来のほうへ戻らないと!! そんなふうに逡巡して、ちょい遅れてから戻りました。

やっちまったよ(-_-;;

それから、次の参加の「星に願いを」ではちょっと隣の弦を弾いたとか、音が鳴り損ねたとかいう実力相応のミスを重ねて無事終了。

いちばん心配だった「モルダウ」では、前奏がばらけてどのタイミングで入るんだか!? というところへ、えいやで入ってからは、ポジション移動もうまくいって望外の出来であの有名な旋律を弾くことができました。これは気持ちいい~弦楽アンサンブル最高!!

でも途中で集中力が途切れて、ただでさえ難しい細かいところで繰り返しミス(-_-;; で完全に落ちたところもありましてみなさまごめんなさい。まぁ全体の出来としては大勢に影響なかったってことで許して。

「モルダウ」は実力overの1st参加で、ほんとよい経験になりました。

お楽しみの講師演奏(弦楽四重奏)は、みんなのアンケートで決まった「情熱大陸」と、あと子ども向けに「ジブリメドレー」をやるってことだったんだけど、そのメドレーが始まってみると、ゲド戦記、トトロ、もののけ姫?? なんか「みんなの好きな~」路線からえらく外れているんじゃないだろうか。編曲も大人向けで、たいへんおしゃれ。

1stバイオリンは中川先生。先生が弾くとたかがトトロでもそりゃあばっちり決まるの。リズムのキレといい華やかさといい…私が座ってるところの前の席にいた女の子が踊りだして、お母さんが必死に止めてたわ(^^;; 情熱大陸の弦楽四重奏はめちゃくちゃかっこよかったよ!!

いろいろ済んで最後の締めは全体合奏。80人が舞台袖から通ったら大変なので、客席からそのまま舞台に上がっていいってことで、私も直接行ったんだけど、こうやってここまでと違う動作パターンを取るところがまた間違いの元でね。

今回は何を間違えたかというと…客席にいる間は弓をゆるめていたんですが、そのまんま弾き始めてしまいました。そんなに大幅にゆるめてなかったんでなんとか弾いてて、でも弾きにくくって途中でちょい締めました(^^;; まぁそれを除けばふつうに弾けたか。ともかく、なんでもかんでも、誤差の範囲に飲み込んでくれる全体合奏です。

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またろうの個別塾、とりあえず始動

2010年07月25日 | 高専生活
またろうの個別塾は、説得までがえらい大変だったけれども、試しに行ってみたらばわりと馴染みやすかったようだ。

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どんな先生がいいかという話のとき、英語を教えるんだから文系?? となりかけたが、よく考えてみれば、別に文学的な英文をモノにしたいってことじゃなし(^^;; 女性よりは男性、文系よりは理系の人のほうが相性がいいかも、と思い直した。英語は「ふつう」にできる人ならそれでよろしい。

のちのち数学や物理で聞きたいことがあったらそのまま聞けるしね。私がそういうと、国立大理系の学生さんを割り振ってくれた。

個別塾に期待するものは、ただ塾にいる間の英語の説明がうまいとかいうことではない。またろうが、母の手から離れ、自分で勉強を組み立てられるようにすること、実施できるようにすることが目標である(←大きく出たな)。勉強全体、中身より勉強の仕方が相談できるほうがいいと思う。

塾の室長先生には
「もちろん、英語は問題ではあるのですが、急いで仕上げなきゃいけないということではないんです。それより、母主導でない勉強のリズムの確立のほうが大きく見れば重要です。塾にいる時間のうち、かなりの部分を割いてもかまいませんから、塾に来ない日にどう勉強するのかを話し合って詰めておくことと、それが実施されたかどうかを次回に確認するというサイクルを作ってください。勉強の中身について進みが遅いということでは私から文句をいうことは一切ありません
とリクエストした。

リクエストの趣旨は、少なくとも室長先生にはしっかり伝わったと思う。またろうは、「これ(個別塾の)宿題なんだ」といってファインマン本の続きの訳文を作ったりしていたし…ただ、どうも週のうち一日しかやっていなかったように見えるが(^^;;

まぁ徐々に、塾へ行ってない日に「母から声をかけられなくても」勉強することが増えてくれれば当面はそれでよい。中身もぶっちゃけなんでもよかろう。

またろうは、個別塾のお兄さん先生がわりと気に入ったようである。体験を含めて昨日が三回目だったが、「あっ(宿題があんまりやってなくて)やべぇ」といいつつ、嫌がらずにでかけていく。

塾の申し込みは、「夏期講習」という位置づけでとりあえず「五回分」だけである。通常、その五回分を連日やったりするのが夏期講習としてのパターンらしいのだが、前述のような趣旨があるため、週一回でまったりと進めてもらうことにした。特に問題(先生の都合とか)がなければ、秋になってもそのペース(週ひとコマ80分)で続きそうだ。

室長先生はなかなかの聞き上手で、またろうの持っているスペシャルニーズについてもよく理解してくれた様子である。私が、音読をさせようとすると極端に流れが悪いことなどについて説明したら、「今うかがった話からすると、基本的な文法事項を理解していないことや、ボキャブラリー不足よりも、視覚情報の処理になにか引っ掛かりがあるかもしれませんね」。えっ、それはまさに私が言いたかったことで、そりゃー長年苦労して間近で見てきたからそう思うんだけど、今日初めて会った先生にずばっといきなりそうは言いにくいじゃないですか。そちらか言ってくださって助かります。

「それだったら…」と先生は席を立ち、「こんなのもありますよ」と「速読」のパンフレットを持ってきてくれた。パソコン上でゲームをするような進め方で速読の練習をしていくシステムで、時間を区切って読ませ、その内容をクイズ形式で聞くようなものやら、目の動かし方を訓練するようなものやら出で来るらしい。メインは日本語なんだけど、少し進むと英語を読む練習も出来るとのこと。

またろうが持つ「何らかのひっかかり」にこのシステムが聞くかどうかはまったくわからない。視覚情報処理にひっかかりがあるということでいうとうちにはもう一人、こじろうがいるが、またろうとこじろうでも、ひっかかりのメカニズムはまったく違っていそうな感じだしね。でも、試してみるのも悪くないか??

またろうは、速読の体験もしてみてなかなか気に入ったようなので、週にもう一日を速読の日として、それは30分くらいで終わるので、あとは一時間くらい、そのときの学校の宿題などの自習をしてから帰らせるように頼んでみた。

こんな感じで結局、週に二回は個別塾に行ってそこで勉強するリズムを作れそうだ。そこをとっかかりに勉強の自立・自律を進めていけたら…。

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はなひめ夏休みスケジュール

2010年07月24日 | 小学生活
去年までは学童クラブがあったので、基本的には毎日規則正しく学童に行くという生活。

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今年は一気に複雑になった。

・夏期講習。何曜日が休みなのか固定してなくて、わかりにくい。
・バレーボール。八月のスケジュールはまだ流動的。
・サマーキャンプ(^-^) 二泊。お楽しみ。
・学校のプール。午前だったり午後だったり。
・公文。七月中。八月からは止めることにしたけど。
・造形教室。
・うさぎ当番。
・ロボット教室、コンサートなど単発のイベントいくつか。

祖父母宅にいつ行けるか、歯医者の予約はいつ入れるかなんてことも即答できなくってわけわからん。決まっている分の一覧表を作るだけで大騒ぎ(そりゃ、うさぎ当番の表を発掘するだけですごい時間かかったりするからいけないんだけど)。

ようやく整理できてみると、夏期講習から帰ってから、プールに間に合うかどうかがものすごく微妙だったり、うさぎ当番から夏期講習に行くとやや遅刻したり…なんか難しい。もろバッティングというのも当然いろいろあって、講習とバレーと造形のトリプルブッキングとか(-_-;; で、その場合にどれにいくかっていうと造形に行くんだなこれが…わけわからん。

夏期講習は、休む日を伝えておくとその分を補講してくれるそうなのだが、「ちょい欠け(遅刻早退)」する分まで入れるとかなりの回数になり、煩雑なのでそこは無視することにする。夏期講習は、行けるように行きなさい。まぁいいじゃん。四年だから。

昨日は、「夏期講習→プール→公文→保育園の夏祭り」と綱渡り的スケジュールになってしまい、しかも公文と夏祭りの間は母不在の中で、はなひめが自力でゆかたに着替えるという計画。そりゃー無理があるんじゃないか…と思ってしまい、いいよもぅ、公文いかなくて、といってしまった甘い母である。ゆかたはちゃんと着られたみたい。

それで、この過密スケジュールの中で、合間を縫って当然学校の宿題をどうにかしなくちゃいけないし、塾の宿題だってあるんじゃないの??

でも、はなひめに塾の宿題について尋ねたところ、
「国語の宿題はその場でやっちゃった。算数は、やりたい人だけやればいいんだって」
「…え、で、はなちゃんはやりたい人じゃないの??」
ないの。(^-^)

そうですかそうですか、するってーと、講習というのは基本、行ってる間だけ勉強させといてくれるというものなのですね。なんと我が家向きなんでしょう。

じゃ、学校の宿題のことだけ考えればいいですか?? そゆことで。
・読書三冊以上、うち一冊は読書紹介カードを書く。色も塗る。
・算数プリント10枚
・国語プリント10枚
・自由研究
・リコーダー練習(九月にテスト)
・ヘチマ観察
・お手伝いカード
・ポスター(図工)

このうち、算数国語のプリントあたりは何の問題もない、ほぼ瞬殺で、母が特にごたごた言わないうちに終わりつつあるようだ。やっぱり自由研究とポスターが山場であろうか。

毎度苦労する自由研究だが、はなひめに予定を聞いてみると、
「造形教室で作ったものを出す」
などという。簡単すぎる。あんまりだ。オリジナルですらないじゃん。一年生じゃあるまいし。いくら自由といってもそりゃ通用しないでしょう。

それで、考えました。とにかく、昔ならば我が家ももう少し旅行というものに行っていたんだけど、みんなの予定がもうばらばらで読めないもんだから、今年なんかはハナッから予定調整を放棄して、家族の泊りがけはまったく企画されていない。でもね、はなひめにとっては、あっちもこっちもいったことあるんだよといったって、赤ん坊のときとかばっかりでね。覚えてないよそんなの。

そこで、母とはなひめ二人で一泊くらいするんなら可能ではないか?? と突然思い立ち、どうせならはなひめが乗りたいといってた新幹線にどれか乗れるやつ。駅でいくつかパンフレットをもらってみると、東北の夏祭り特集がありました。これいい!! ねぶたは私も見たことないし、一度は見てみたいと思ってたから。

でも、思い立つのがいかんせん遅すぎ、青森市内の宿はどこも空きがないといわれた。それで、第二希望の秋田竿灯祭り、おさえました!!

・はなひめと母の一泊旅行。

予定いっこ増えたよ~大丈夫かな。ちょうど、夏期講習の休みにすっぽりおさまって、カタチの上ではおさまってます。でもこれを自由研究にまとめるとなると、まとめの時間もいるんだがな…まぁいいや後で考えよう。

で、私とはなひめで竿灯祭りにいくよといったらこじろうが、「お母さんたらモロ中学受験意識してんじゃん」…ハイ、おっしゃるとおりでございます。はなひめがあんまり社会に苦手意識持ってるから、とっかかりができたらいいなって。さて、方向音痴二人で無事行って帰ってこられるでしょうか。

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音程のいい悪いは相対的な問題-バイオリンレッスン(33)

2010年07月23日 | バイオリン
異様に暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

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めっちゃ暑い日に、しかもなんか風邪気味でだるくて、バイオリンしょって、汗だくで歩いていくとすでにだいぶヨレた感じになってレッスンに到着する。いかんなーこんなことではー。先週休みだったから二週ぶりのレッスン、しかもハッピーアンサンブル直前なのでここはバシッと決めたかったところなのだが。

今回は初めてセヴシックを持っていった。持っていったといっても、練習したから持っていったんじゃなくて、どう練習するかを聞くために持っていったのだ。楽譜に書いてある説明によれば、一小節を何度も繰り返し、スラーを変えながら(長くしながら)練習をしていくようであるが…

先生に勧められたのは、二重線を無視して、とりあえず一ページ分を続けて
・ゆっくり
・スラーなし
で練習すること。どこが半音でどこが全音かをしっかり意識しながら、混乱せず指を動かせるように。

ラシドシ、シドレド、ドレミレ、ラシラド、シドシレ、ドレドミ…

いや混乱しますねこれは(^^;; 指の形として、中指薬指がくっつくときは楽なのだが、人差し指中指がくっつくパターンは無理があるからたいへん。これをなんでもなくできるようになるまで筋トレするっちゅうのがこの練習の趣旨だそうだ。

「そのほか、弾いている曲で何にひっかかっているかによって、4の指(小指)ばっかり出てくるのとか、オクターブばっかり出てくるのとか、いろんな練習があります♪」…とのことです。ま、そのうちにね。

セヴシックは、その場で説明を聞いただけで、練習をしたわけではなく、指慣らしをしないまま教本の曲へ。それがまずかったのか、体調がいまいちなのが悪いのか、屋外とレッスン室のあまりの温度差がまずいのか、スタッカートが続く「ハイドンのびっくり交響曲」がいけないのか…

とにかく、音程がぐだぐだ。いつもよりすごいずれっぷりで、気持ち悪い。

ところが、弾き終わると先生は
「音程はずいぶんよくなりましたね。重音もだいぶよくなったので、次はフレーズとフレーズのつなぎ目について…」
というじゃありませんか(o_o;;

音程はほんとにひどくて、まぁ「どの音を弾きたいかはわかる」という程度のものだったわけですよ。長い音のときは弾いたあと「ぐにゅ」とかやってごまかしたりするけど、スタッカートのときはそのまんまですからね。

なんというか、音程のいい悪いは相対的なもので、例えば現状(超初心者)として考えれば「どの音を弾きたいかはわかる」程度であればマシという見方もあるわけだ。私もそれで満足していたはずなのだけれども、楽器が変わったら急に、音程のずれがよくわかるようになってしまったもので、それじゃどうも落ち着きが悪くなってきたのである。つまりは分不相応な楽器ということになるかもしれないけど…

それで、この二週間はわりと、必死で音程を直していたというか、それしかやってなかったというか、バッハさんのブーレの楽譜をコピーして、ゆっくり弾きながら音程が高くなるところ、低くなるところをチェックして書き込みながら、狂うあたりは指運びの計画も細かく考え、ずーっと集中して音程修正してみたのだ。ほら、バッハさんて特に、音程がずれていると残念感が漂うじゃないですか。

そしたら、だいぶマシにはなった…一般的な意味でマシになったとまではいえなくて、この曲でマシになっただけなんだけどね…

要するに、そういうことだ。日が変わり、指慣らしなしで、別の曲を弾いたら、ぐだくだ。修行が足りないよねぇ~セヴシックでも毎日やってたら全体の底上げができるでしょうか。

もっとも、現在のこの曲の仕上がりとして考えれば、先生からメインでいわれた弓運びの問題(配分、つながり)のほうがずっと重要で、そこがないとそもそも音楽として聞こえないですからね。そのへんをやや修正して、アンダンテ(ハイドンびっくり交響曲)はマルをもらいました。

それから、勇士はかえる「マカベウスのユダ」からの合唱。これは、タイトルを見たときは「そんな曲知らん」と思ってしまうけど、絶対誰でも知っている、表彰台フレーズです。

こっちはのびやかな旋律なのでアンダンテよりは自信をもって弾けます。しいて言えば小指頻発地帯がちょっと不安なくらい。

あとは、カノンをちょっと、そしてハッピーアンサンブルの全体合奏(星条旗よ永遠なれ)の合わせをしておしまい。

「星条旗よ永遠なれ」は、そんなに難しくないので落ちるとかそういう問題はあまりなさそうだけど、とにかく集中力がなくて、せっかく先生に合わせてもらってるのに、刻みのリズムはゆるゆるだし、半音階はずるずるだし(-_-;; どうもきちっといかない。

なんかテンション低いままうまく噛み合わなくて、先生には申し訳なかったな。次回のレッスンはハッピーアンサンブルも終わったところで心機一転、がんばりまっす。

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今日の弁当

酢豚弁当
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こじろうの家事マインド養成講座

2010年07月22日 | 中学生活
結果として、よしぞう出張中の洗濯はすべてまたろうが引き受けた。

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よしぞうは国際電話で何度かこじろうに、洗濯をやらないならこじろう分のおみやげは買わないと通告したが、こじろうがそれで動く気配はなかった。

私としては、こじろうが不満たらたらこなすより、またろうがスムーズに洗濯してくれるほうが、このせっぱつまった単独飛行中はむしろありがたく、あまりそのことを追及しなかった。

しかしこじろうが、本来の分担である「夜ごはんの洗い物」のほうまでぐだぐだになって…というか、生活全般がぐだぐだだったのだが、公文とか基礎英語が滞ることはまあいいとして(よかないけど)、洗い物が片付かないのはほんとに困った。明日のお弁当用に煮物を作ろうとしたりごはんを炊こうとしても邪魔でしょうがないし、第一、私が寝る時間になってもまだ片付いてないということは、やるんだかどうだか不安になるしで往生した。

実際のところ、私が寝たあと、夜更かしこじろうが深夜(?)片付けていたこともあったが、一度などは私が起きたらそのときようやくこじろうが洗い物をしていた(o_o;; 私が起きたというのはすなわち、大急ぎでお弁当を作らなきゃいけない時間になったからに他ならないのであって、そんなことではたいへんやばいのである。

「夜ごはんすんだらすぐ洗うんだよ!!」と怒ると、
「結局やったんだからいいじゃん~」とこじろう。
「よかない。家事はナマモノなの。やるべきときにやらないと腐るの。お母さんが、結局作ったんだからいいじゃん~とかいって、次の日の朝に夜ごはん出したらどうなるのさ」
「…朝ごはんと夜ごはんをいっしょに食べるからいいもん~」
いいわけねーだるぉーが(-_-# 話わかってんのか??

そんなわけで、こじろうに「おみやげゲット権」がないのは理の当然として、帰国したよしぞうは早速、こじろうの説教にかかったのだった。

よしぞう「お父さんのいない間の家事を助け合って乗り切ろうという気のないやつの世話をしてやる必要はない。お母さんは弁当作ってやらなくていい、またろうは朝ごはん作ってやらなくていい、お父さんはおまえの分の洗濯はやらんから自分でやれ」
こじろう「…わかった」

ちょっ、ちょっと待ってくださいよ。理屈としてはわかりますけど、よしぞうが帰国したっていっても、平日の帰りは遅くてマジであてにならん状態。現実問題、私が弁当作るのと別にこじろうが弁当作るとか…そんなふうに回せるわけないじゃん。勝手にできもしない話持ち上げられてもフォローできません。

それでも、数日は、よしぞうがこじろう以外の分の洗濯をして、こじろうは自分のだけ別に洗うということが続いた。よしぞうも自分の弁当箱は自分で洗っていた。私はふつうに弁当を作っていた。

そしてある晩、洗濯を回すときによしぞうが「洗濯はどうするんだ」と話をふったが、こじろうは「このまんまでいい」てなことを言う。で、私は「あのさ、水も電気ももったいないでしょ。こんな反エコで手間の効率も悪いことを長々続けるもんじゃないよね。ちゃんと話し合って解決してください」と言ったのだが。

もちろん、よしぞうとしては、「家事を家族でシェアする」精神についてこじろうに理解してもらい、「こないだはごめんなさい」で終わらせるというのが想定ストーリーで、空気にはでかでかと赤い字でそう書いてあるのだが、なかなかどうして、空気を読まないやつには通用しないらしい。

そこでまず、父出張中になぜ洗濯をしなかったか(したくなかったか)についてこじろう自身に語ってもらった。すると、「なぜぼく!? というのがあって…」とこじろう。はなひめにできなそうなのはいいとして、母が別件で忙しそうなのはいいとして、またろうではなくなぜぼくが?? というわけである。母が「こじろうなら一回100円でやってくれるんじゃない??」といったのがかちんと来たというのもある(そうだ)。

そもそもなぜ「こじろう」だったかというと、
母「またろうは随時幅広い用事を頼めるから、固定仕事はこじろうにやってもらって、またろうカードを取っておきたかった」
父「またろうはすでに十分に家事マインドを持っているから、こじろうにやってみてもらいたかった」
…というわけである。

こじろうは今になって明示的にそれを聞いてもどうやらピンとこないみたいで、どこが納得いかないんだろうと思ってよく聞いてみると…

こじろうよりまたろうの方がはるかに、家事の面で貢献しているということを認識していなかった(o_o)

えぇ~っ。これは私にとっては驚天動地というか、こじろうはさすがにそんなことはわかった上で、ただなんとなく家事が面倒でやりたくない(小テストの勉強をしたくないのと同じように)という感じかなと思っていたのだ。

またろうの家事とこじろうの家事は現状、質が根本的に違う。こじろうは固定作業の洗い物であっても、何度も催促し、ベッドから引き剥がすようにしないといけないうえ、ぶちぶち文句を言われたり、値切られたり(フライパンとか洗ってなかったりする)、すごく遅くなったり、要するに結果としてはこじろうがやったにしても、こちらも精神的にすごく疲れるのである。

またろうの場合、母がバイオリンレッスンに出かけるときけば、「留守中何をやっておこうか??」とまたろうから聞いてくれて、「じゃ、ごはん炊いて、生協のを冷蔵と冷凍にしまうのまでお願い」というとそれをやってくれた上で「ほかに思いついたら電話して」と快く送り出してくれる。またろうのこの気遣いはお小遣いアップを狙って行われているものではなく、単に家族が「やらなきゃいけない作業」を無事に回して快適に生活できるように協力しようというモティペーションに基づくものなのだ。

別に家事スキルの問題ではない。まぁある意味、家事スキルより難しい問題なのかもね。「大人になったお父さんだって、この家事マインドをマスターしてない人は百万人くらいはいるかもしれないけどね」と私がいうとよしぞう「そんな数で済むわけないじゃん」
(注:よしぞうは「心に棚を作って」こじろうに説教したそうである-笑)

ちっとも話が完結してないけど長くなったのでまたこんど。

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今日の弁当

厚焼き玉子、プチトマト、枝豆、こんにゃくひじき煮、鶏カツ、ブロッコリー、かぼちゃコロッケ
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