アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

逃避の譜読み「水の戯れ」

2019年01月20日 | ピアノ
今日は、センター試験の二日目だが、はなひめを送り出し、こじろうが出かけて(バイト?)、よしぞうは元から出張で、朝っぱらから家で一人、特に何をしなければいけないということもなし。

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絶好のピアノ練習日和なのだけど…

なんかそわそわ、気を取られていて、
エオリアンハープをもっときれいに弾くには
とか真面目に追究する雰囲気にならない。

別にここで気を揉んでいても、はなひめの点数が上がるわけじゃないのだが。

んーーー

それで、ちょっと方向を変えて、練習でなくて「譜読み」にすることにした。
たとえば、あんまりまとまったことが考えられない状態のときに(病院の待合室とか)、
暇つぶしとしてクロスワードパズルとかやる人いるでしょう?

あんな感じで。

気を取られることがあるときは、別のこと。

思いっきりパズル側にふって(?)
取り出したのは、今年いつか弾くと宣言してある、「水の戯れ」。

これは、目がもっと悪くならないうちに読んでおかないともう無理と思われる目ちかちか系。
誰だよ、シャープとナチュラルを近いデザインにしたやつ(-_-#


譜読みを始めてみたら、こりゃー手ごわい。
一小節がながーくって、どこに臨時記号出てきたのか忘れちゃう(爆)
忘れそうなところは書き込んだりしてえっちらおっちら。

ふつうは「譜読み」といったら、局所的にでもゆっくりでもいちおう「弾ける」ようにすることを言うだろうけど、そんなもんではなくて、音を拾って順番に鳴らしてみているだけという状態。

没頭すると確かにクロスワードパズル効果があるというか(^^;;
センターのことは頭からふっとぶ。

しかし疲れるので、だらだらと、1ページ読んだら
テレビ見ながら食器洗ったり
んでまた1ページ読んで
ネット見ながら音楽聞いたり

カタツムリの歩みで進めていった。

一曲ようやく最後までめくり終わるころに(弾いたとはとてもいえない)
はなひめ帰宅。

ごはん食べて、はなひめがお風呂入ってる間に、通して弾いて音を鳴らしてみたら、
30分ちょっとかかった(笑) どんな大曲


一日楽しく時間つぶれてよかった。
「譜読み」できたなんてもんじゃないけど
ここからようやくふつうの譜読みに取り掛かれるかもしれない、というくらい…の気がする。

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レが人間ぽい音になってます

2019年01月19日 | ピアノ
今日はセンター試験の一日目ではございますが、はなひめを送り出してから母はいそいそとマメールロア連弾合わせへ。

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本番は三月のイロモノオフ。今日は初合わせなので、一時間まず鳥目ちゃんと合わせをしてみて、
しかるのちにartomr先生レッスンという完璧な計画です。

これ、全部弾くと(5曲)長すぎるので、今回は最初の三曲
「眠りの森の美女のパヴァーヌ」 「親指小僧」「女王の陶器人形レドロネット」
を弾きます。この組み合わせだと、
ゆっくり→へんてこ→はやい
となって、最後派手に終わる感じになってちょうどよいです。

つまり、はやいやつ「女王の陶器人形レドロネット」が私の苦手ってことになりますが、
まぁ、たいして練習してないせいもあるけど、細かいのをちゃんと弾けてないので、
鳥目ちゃんとの合わせのときには、ナントナクこんな感じで合わせて(ときどきコケつつ)
数えられてるからいいよね、また後で練習しとくわーと流していました。

したら、artomr先生が登場したらそれでは見逃してもらえず(^^;;
まずはテンポゆっくりしてもっと活舌よく…
というかホントに口で
「ファレドレラドソラファソレファドレ」(早口言葉)
とか言ってみて、それに合わせて弾いてみるとあら不思議、ほんとに歯切れよく弾けました。

(家に帰ってから、別の曲でヒット率が悪いフレーズを試してみたら、ほんとにうまくいったよ)

で、他二曲はまぁまぁ弾けてるつもりだったのですが、細かい注文いろいろあって、一時間レッスンはめいっぱいでした。

フレーズの山も「なんとなくここらへん」じゃなくてピンポイントで…
クレッシェンド、デクレッシェンドの配分とか…

ところで、「親指小僧」ってどんな話かご存知ですか?

「おやゆびひめ」の絵本なら読んだ気が…しかし小僧ですか、って感じなので調べてみました。
そしたら、なんかバリエーションがあって、

グリムバージョン

ペローバージョン

ピティナのピアノ曲事典によれば、パンくず落として云々ということなので、ペローのほうで考えればよいかと思います。

曲の雰囲気は、ヨーロッパの森(子どもが迷って狼に食べられるか、魔女のお菓子の家にキャプチャーされるかというような)を迷い行く感じで、途中、鳥の鳴き声が聞こえます。

「ソ#ラ、ソ#ラ、ソ#ラ」
「ファレ、ファレ」

この、「ファレ、ファレ」は「かっこー、かっこー」みたいな感じなんですけど、ここがなかなかartomr先生のOKが出なくて

「もっと感情がない感じで」
「今のだとレが人間ぽいです」

…にんげんだもの(o_o)

難しかった。

マ・メール・ロワは、大学生のときに全曲弾いてるんですが(文化祭のコンサート)、そんときはなーんも考えないで弾いてたんですよね。
今回初めていろいろ細かく考えて…おもしろいです。いい曲ですわ(^^)

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スーッと横移動で弾く

2019年01月18日 | ピアノ
録画してあった「「蜂蜜と雷鳴」若きピアニストたちの18日」を見た。これは、浜コンのドキュメンタリーということだけど、それより牛田くん密着取材という感じの構成で…

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よくこんなの撮影させてくれたなーコンクールの最中に。ステージ直後の息が上がっているところで何はさておきインタビュー室に来させたり、それどころかステージに上がる直前にもコメントを求めたりという具合。自室にてパソコン経由で審査結果発表を固唾を飲んで待っているところもアップで映して。

牛田くん密着なので、コンクール前のレッスン風景とかも映していて、ロシア人の先生にプロコ戦争ソナタ見てもらうところとか。
先生が「あんまり文化的でない感じで弾かないと」
とかいってて面白い(戦争はちっとも文化的じゃない、確かに)

さらに遡って、牛田くんが11歳のときに初めて中村紘子さんにレッスンしてもらっているところのホームビデオまで出てきた。

ショパンの細かいフレーズを弾くのに、このときの牛田くんは「指くぐり」系の、かなりバタバタした手の動きだったので、
中村さんは
「鉛筆で『ふっ』と持ち上げられたように」
「スーッと弾く練習をするといいと思うわ」
と、手の甲がバタバタしないでスーッと横移動していく弾き方の実演・指導をしていた。「これで音色が変わるのよ」

このとき、牛田くんは
修正一回目: あまり変わっていない。手の甲が前に後ろにがたがたと動いている。
修正二回目: かなり改善して動きが減り、音もきれいになった。しかし基本的には「指くぐり」系で弾いている。

牛田くんもそうだったんだね。小さいころは。

そして、手バタバタであっても上手に(達者に)弾けるようになってしまってから転換を図ったわけで。


もちろん私も小さいころはばっちり「指くぐり」で習って、
ただしそれで上手に弾けないうちに大人になってるので(笑)
別に失ったものはほとんどないっていうか、
ただ単に、指をくぐらせようがくぐらせなかろうがうまく弾けないってだけのことなんだけど。

でもね…

イメージというか、言葉で、
練習会でオンディーヌ弾いたエヌメットさんがいってた
「踊りを覚えるときみたいに、手の動作としてこうと思って弾く」
というのがなんかスッと入ってきて、

帰ってから、おうちのめるちゃんで改めてエオリアンハープ弾いてみたらね。

とても、楽ちんに弾けました。

スピードも速くなりました。

止まらずに弾けました。

録音してみた↓ 3分半くらいになった
ショパン エチュードop.25-1

イメージが変わって「弾けるような気がする」だけでも変わる(こともある)


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YouTube関連動画がいけないの

2019年01月17日 | ピアノ
今弾いてる、グラナドスのサルダーナはYouTubeに載っている数も少ないけれど…

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いろいろ探して聞いていたら、関連動画ってのが出てくるわけですよ。
それで、ついいろいろ聞いちゃうじゃない。
Granados: 8 Valses Poéticos (Grosvenor, Fernando Pérez)

え!! これいい!! 知らなかった!!

この動画、同じ曲をまったく違う(そして両方素敵な)演奏で紹介していて、それがまたそそるのよね。

って、ぽちっちゃうわけ。
グラナドス 詩的なワルツ集

これ、まさに、入手簡単(全音版)のレア曲!!(これまでのオフ会とかでは聞いたことない)

で、ぽちったついでに、「そういえば、気になってる曲で、まだ楽譜持ってないのあったっけ」とか思い出してしまうんですよ。

それでもうひとつ:
グリーグ 「 ピアノ作品集 第1巻 叙情小曲集 」

あぁ~またやっちゃった。いつ弾くんだこんなに…

今すでに、現在設置してある楽譜棚には収まらず、どうやって増設したらいいのか企んでる検討してる最中だというのに。


しかも、届いたらつい弾いちゃうんですよ…

詩的なワルツ集、プレリュードと一曲目、二曲目あたり初見で弾いてみました(弾いたってほど弾けるわけじゃないが)。あ、いいですねこれ。プレリュードは速いところがあって「えぇっっ」と思うけれど見た目より弾きやすいですよ。練習すればイケるんじゃないかなぁ。

(しばし弾いてみる)

あぁ~せっかく「曲を絞る」宣言したのにっ!!


これって、どう考えてもYouTube関連動画のせいですよねっ!!

あぁ楽しい。。(^^;;

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アルペジオはやっぱり苦手

2019年01月16日 | ピアノ
今週末はいよいよセンター試験でもあるし、まぁおとなしくしてようかと思ってたんだけど…
日曜日の練習会で、どうも思うように弾けなかったもんだから、なんか弾き直ししたくなって、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←身体性と音楽性は不可分。

今日は午後半休取って練習会いっちゃった(^^;;

マイミクさんちでやる、こじんまりした練習会。「こじんまり」のわりには多くて、今日は8名。
もっとも、日曜日の練習会だって、参加者10名、雰囲気もゆったりしてるし、別に改めて緊張するような会じゃなかったはずなんだけどね。今日はどうなるだろう??

曲目は、違うものが出てくるはずもなく、

ショパン エチュード op25-1 エオリアンハープ
宇多田ヒカル=加羽沢美濃 First Love
グラナドス スペイン舞曲集 8.サルダーナ

です。

問題は、エオリアンなんだけど。日曜日は手が固まって弾きにくいのなんのって

今日は、外す予定にないところを外したりすると(笑)
ビクッと焦ることは焦る、おうちに一人でいてめるちゃんを弾いてるのとは違う緊張ではあるけど、
それが手の感触に影響することはなくて、これならそんなに大きな問題はない、というか。

この曲、めるちゃんで弾いてもとても幸せ度高い曲なんだけど(だから選んだんだけど)
今日のピアノ(スタインウェイ)で弾くとまた違う響きで、高級感あるっていうか、これがとてもよくて(^^)

弾いててとても気持ちよかった!!

いつも頼りになるご意見番のくさぴあさんにも、きれいに弾けてたとお褒めの言葉をいただき、ただし
「あれで最後のアルペジオのところ、止まらないでちゃんと行ければ完璧なのに~」

…(o_o) アルペジオ苦手なんです…

前は、音階(半音階も)に苦手意識持ってたけど、今はそんなに怖くなくて、
代わりに苦手ランク急上昇したのがアルペジオ。はずしまくり

この曲の本編部分も十分ややこしくて、アルペジオ風でもあるけど、それより最後のシンプルなアルペジオのほうが外す。

なんでだろ??

え? 練習しろって?? まぁそうなんですけどね…

今日の練習会では、なんだか私の好きな曲がてんこ盛り。しかも、私の好きな弾き方してくれる人が多くてとてもよかったです。

その中に、ラヴェルのオンディーヌがあったんだけど、この細かーい音符ごっちゃりあるのをよくきれいに弾けて、といったら、
最近ちょっと「掴んだ」んですって。

音があるのをいっこいっこ、これこれこれってやるよりも(もちろんそれも必要なのだけど)
ダンスの振り付けを覚える、じゃないけど
腕がこのへん、っていうか手の甲の動きを身につけるような感覚。

あぁ!!

そういえばエオリアンハープもそういう系統の曲かしらね。

「本編」部分はだんだん動きがしっくりくるようになってきたんだけど、
アルペジオ部分はどうもわかってない感じ。


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