ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

友達と奈良へ、2日目

2012-11-22 17:53:05 | 旅行
朝は、ホテルの朝食バイキングをユックリといただき、支度をして出かける。

まず、五重塔を見ながら興福寺へ行く。特別公開の仮金堂へ。ここに来たら阿修羅に会わなければ。





夫と、再建した平安京を見に行った時にも興福寺に行ったが、とにかく人が多くて阿修羅等をじっくりと見れなかった。

でも、今回は平日という事もあり、人がまばらで、じっくりと見れた。友達と小さな声で一体一体の感想を言いながら堪能した。

阿修羅も、前から見たり、右からのぞきこんだり、左からのぞき込んだり、又、正面に戻ったり、誰にも邪魔にならずに行ったり来たりした。

友達が奈良国立博物館に行きたいと言うので向かう。前にも来たから分かるというので。

行ったけど、入り口が分からない。こっちだあっちだと2~3回行ったり来たりして、ベンチに座っていた人が?と見ていた。

でも、どうみても彼女がいう新館に人影が見えない。

「あそこに、看板があるし、警備員みたいな人がいるから聞いてみましょう」

聞いたら、今、新館は改修中でやってないとの事。本館の方はやっているからと、そっちに行く。

友達は「ちゃんとネットで休みがいつか調べたのに、そんな事のって無かったよ」 と。笑っちゃう。

地下にミュージアムショップがあって、そこでの買い物も目的だったそうで、いろいろ買いこんでいた。

お昼を過ぎて、「さあ、何食べようか」 と。ふっと見ると行列の出来ているお店がある。

そこに行って、並んでいる人に「有名な店ですか?」 「超有名ですよ」 と、ビックリするほどのお化粧した人が答えてくれた。

30~40分程かかるというけど、急ぐ旅でも無いので並んで待つ事にした。

椅子に座っていると、8人くらいの若い男女の話声が聞こえ、片言の日本語も聞こえた。それで、「どこから来たの?」 とそばの男性に聞いたら、言葉が分からないらしくて、別の人が答えてくれた。
「香港から来ました」 「あら、留学?」 「いえ、旅行です」 「日本語上手ね」 「香港で2年前から勉強してます」

2年で、こんなに話せるなんて。友達と「私達、何年、英語習った?全然、話せないよね」 と笑った。

それから、順番が来るまでずっと話していた。

「日本は綺麗で、人は親切で、素晴らしい国ですね。京都のモミジが綺麗でした。でも人が一杯でした」と。

後は、もっぱらサッカーの話。香港ではJリーグが人気だそうだ。FC東京の事も知っていて、「有名です」 と嬉しい事を言ってくれた。

「この、土曜日に大阪に行くのよ」 「あ、ガンバですね」 と詳しい。

行列が出来るのもうなずけるほど、そこの釜めしは美味しかった。

又、地図を見ながら、近鉄奈良駅は 「あっちだ、こっちだ」 とそれぞれ違う方向を指さしていたら、それを聞いていた傍のおじさんが、「駅はこっちだよ」 と詳しく教えてくれた。

京都駅は、奈良とは違い、人々でごった返していた。団体の観光客も一杯。お土産でパンパンの人ばかりで景気のいい光景。

京都駅では、それぞれ、お土産を買う。私はあまり買わないけど、彼女は一杯買っていた。

夕飯はうどんを食べた。外人の団体さんがうどんを食べていたが、皆、それなりに箸を使って食べていた。彼らにも美味しいのか聞いてみたい。

そろそろ、新幹線の待合室で休もうかと、そこで、カサの事を思い出す。

どうしても、買いたいと言うので、お店を探したが分からない。あっちかこっちかとウロウロした。

二人で「確か近鉄に乗る時に見たよね。でも、さっき見たけど無かったよね。どこだったかしら。もう一度、近鉄に行ってみよう」と。

でも、改札のそばにはそれらしいお店が無い。ふっと、改札の向こうを見たら、あった!

駅員さんに 「あそこのお店にカサを買いに行きたいので入れて下さい」 「いいですよ、どうぞ」と。

彼女は、赤い地に可愛い小さいネコちゃんが浮かび上がるカサを買った。

移動するたびに二人で「カサ、カサ」 と言いながら帰途についた。

家に着いたのは11時過ぎ。目一杯、歩き回ったが、楽しかった。

来年もどこかに行こうね、とサヨナラした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友達と奈良へ、一日目

2012-11-22 15:54:14 | 旅行
友達が、奈良の吉野へ紅葉を見に行きたいと言うので、20・21日と行って来た。おしゃべりと笑いとの珍道中。

珍道中は前日から始まった。

前日の夕方、友達とは路線が同じなので「何時の電車に乗るの?」 とメールが入り私はあわてた。私は、21・22日と思いこんでいたのだ。

新幹線のチケットを確認したら確かに、20・21日だった。直ぐに電車の時間を調べてメールをし、20日に用が入っていたので、電話をして理由を言って22日に変更してもらった。電話の向こうの声は笑っていた。

チケットやホテルは友達が取ってくれていて、私は、手帳に書き間違えたのに、そのまま気が付かずにいたのだ。娘は、「お母さんらしい」 と笑っていた。

早朝、5時半に家を出て、友達とは無事に電車の中で一緒になった。日にちを間違えた事を話して大笑いになり、「メールが来なかったらどうなっていたかしら」 と想像して笑った。

京都駅で近鉄特急に乗り換えるが、時間があったので駅中のお土産屋さんを見ていたら、素敵なカサを売っていた。骨が一杯のしっかりした長カサで、水に濡れると絵が浮かび上がるのだ。友達が気に入って、どうしても欲しいから買う、と言う。

「これから、旅が始まるのに、今買ったら持ち歩くのに大変だし、どっかに忘れたらどうするの?どうせ、帰りはここに来るのだから帰りにしたら」 「あ、それもそうね。帰りにするわ」 と。

平日なので特急はガラガラ、途中の乗り換えた電車もガラガラ。ロープウェイも混んでいない。歩く山道も人はまばら。地図を見ながら、沿道のお店をのぞきながら、おしゃべりをしながら登って行く。

モミジが綺麗だった。









金峯山寺のご本尊様をお参りする。





ここにしかないという青いユニークな表情の三体。釈迦如来(過去)、千手観音菩薩(現在)、弥勒菩薩(未来)。友達と、私達は未来が少なくなってきたから、弥勒様にお願いしなくてはね、と言っていたら、傍のおじさんが「俺も、残りが少ないからな」 と、一緒に笑った。

吉水神社の展示を拝観し、“1目1000本”の看板のある所から吉野山を望む。秀吉が花見をしたという。桜の季節には山が一面にピンクに染まり見事だろうと想像する。















竹林院に行きたいと言うので、地図と看板と見比べて、「あっちの道?こっちの道?」と悩み、こっちの道を行く事にした。

でも、どうも違うような気がする。しばらく歩いて、トイレ休憩の駐車場があり、そこの看板を見たら、竹林院は崖の上の方だった。そこで、急な階段をハアーハアー言いながらやっと上の道に上がった。さっきの分かれ道で、あっちの道が正しかったのだ。

そして、地図を見ると行きすぎたので、少し戻る。

竹林院には誰もいなく素敵な庭園を二人でじっくりと鑑賞した。














帰りは、電車を乗り継いで近鉄奈良駅に出て、夕食を食べてホテルに向かう。

ここでも、地図を見ながら歩いていたら、どうも、見印が見当たらない。立ち止まってキョロキョロしていたら、旅行者に道を聞かれた。「ごめんなさい。私達も旅行者で迷ってます」と。

誰かに聞きたいが、夜の大通りはほとんど歩いている人がいない。

こういう時は、地元のお店の人に聞けばいい。丁度、目の前に不動産屋さんがあったので、中に入って地図を見せて聞いたら、反対の方に歩いて来ていた。

方向音痴もあるかも知れないが、おしゃべりに夢中なのも原因かもしれない。

とにかく、いろいろあって、楽しい一日だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする