高田馬場駅から西北へ流れていくさかえ通りはちょっと不思議な道だ。歩いていくと川沿いに出て、そこで商店街が急に終わってしまう。なぜ川へと向かう道に、学生相手の飲み屋などからなる商店街ができたのか、いまだに理由が分からない。

高田馬場3丁目 さかえ通り
Photo 2006.2.3
私は全く飲めないので、学生時代から今まであまり縁が無かったのだが、改めて見てみると、普通の飲食店もあるが全体的には飲み屋が多く、雀荘があり風俗もあるという、典型的な駅前の盛り場である。


左)青果・加藤商店 右)純喫茶プランタン
Photo 2006.2.3
しかしその中に、昔ながらの八百屋や喫茶店などの古い建物もちらほらあったりするのが面白い。なってったって「純喫茶」だもんな。今度入ってみなくちゃ。

左はESPへ抜ける道、右はさかえ通り
Photo 2006.2.3
このさかえ通りを、個性的な服装をした若者が何人も歩いていくのに出会った。商店街を通り抜けた先には東京富士大学があるが、楽器などを抱えていたりしてどうも様子が違う。ついていくと、彼等は横丁に曲がっていき、その奥にはESPミュージカルアカデミーというポピュラー音楽の専門学校があったのでした。学校のHPを見てみると、高田馬場の西側エリアにいくつも校舎がある。高田馬場には早稲田予備校もあるが、このESPも一大勢力のようです。

ESPへ至る細い道
Photo 2006.2.3
古い木造建物が並ぶ路地を、個性的な服装をしてギターを担いだ学生さんが頻繁に行き交うのは、ちょっとミスマッチな感じで面白い風景です。
さて、この5枚の写真の中には同じ人物が二度写っています。簡単に分かっちゃうかな?
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