「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ホワイト・デイ&ブラック・デイ

2006-03-14 07:30:30 | Weblog
娘の家に北海道からお菓子の宅急便が届いた。孫のホワイト・
デイ用にわざわざ取り寄せたのだという。「ホワイト・デイって
なんだ」(小生)「バレンタイン・デイのお返しの日です」(妻)。

バレンタイン・デイなら、あまり縁がない僕でも知っている。
が、ホワイト・デイは知らなかった。HPによると、20年前
お菓子屋さんの組合が商戦用に始めたもので、今は定着し始めた
慣習だという。平和なよい時代である。

僕らの子供時代はブラック・デイ(暗黒時代)であった。戦争で
お菓子というお菓子は配給制となり、店先から消えた。昭和
17年、東京の子供は関西へ「参宮旅行」(修学旅行)へ出かける
ことになり,菓子が特配になった。ところが,同行の校長の一声
で旅行中食べるのを禁止され、家へ持ち帰った。理由は不明。
食い物の恨みは怖い。64年たった今でも、あのときの校長は
好くいわれていない。


ホワイト・デイにブラック・デイ時代の想い出。