「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

勝鬨橋 月島の想い出

2006-03-16 06:48:00 | Weblog
きのう用事で「勝どき」へ出かけた。勝鬨橋のあるあたりが今「勝どき」と
地名が変わり、高層ビルのモダンなビジネス街に変容している。昭和15年、
日本初の開閉橋として、この橋が誕生したとき、僕は町内の子供会で見学に
訪れ,橋が二つに割れる偉容にびっくりしたものだ。あれから66年、橋は
昭和43年以来、すでに38年も開閉していないそうだ。

むかし勝鬨橋の上には都電が通り月島まで行っていた。戦前はこの終点から
歩いて海へ行き泳げた。水泳道場のよしず張りの小屋もあった。ただ、海は
もうそのころ、すでに汚れていて子供心にあまり泳ぎたくはなかった。道場の
あったのは、どのあたりだろうかー。埋立てと開発が進んで今ではさっぱり、
判らない。

つい、この間のような気がするが60年以上も昔のことだ。変わるのは当たり
前である。