「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

認知症 大丈夫かな!

2007-09-08 05:44:58 | Weblog
役所言葉で75歳以上の老人を「後期高齢者」という。”後期”という言
葉にひっかかり、イヤナ感じだ。でも仕方がない。事実なのだからだ。
最近、仲間の「後期高齢者」が集まると話題になるのは認知症のことで
ある。夫婦間でもそうである。

同じ屋根の下に住む娘が、僕ら夫婦のボケを心配して、明日東京フォー
ラムで開かれる「もの忘れフォーラム」への参加を先日FAXで申し込んで
くれた。参加申込のチラシには”5,000名様を招待”と書いてあり、開催ま
で5日もあるから大丈夫参加できると思っていたら、主催者から8月一杯
で、すでに満杯である旨、鄭重に断られた。すごい人気である。

先日、認知症にかかるリスクは喫煙者、受動喫煙者が非常に高いという
記事を読んだ。また別の記事で、筑波大学の朝田隆教授の研究で認知
症の予防には(1)よく運動し(2)栄養に気をつけ(3)昼寝をすることーと
書いてあった。

僕らはタバコを吸わない。まわりにも喫煙者はいない。朝田先生の三つの
ことも一応守っている。僕はほとんど毎日ラジオ体操をしているし、糖尿値
をさげるためカロリー・ダウンにつとめ昼寝もしている。老妻も週一回、棒
体操をし、フラダンスで汗を流し、昼寝もおさおさ怠りない。

それでも僕らは認知症が恐い。僕は少しでも頭の体操になればとブログを
書き、老妻は習字とクレヨン教室に通っている。あとは天命を待つだけで
ある。