僕のまわりにも要介護の友人、知人が多くなってきた。文化の日の3日、僕は今年初めから自宅で療養中の小学校時代の級友を見舞ったところ、要介護1の認定を受けたという。心臓の奇病らしく座って僕らと話していても5分も経つと苦しくなりベッドに横たわってしまう。奥さんの話では、今、週1回マッサージ治療を自宅で受けているという。
友人は国立大学の教授をしていた”超インテリ”だが、やはり病気になると子供のように我が儘となり、色々と奥さんを苦しめているようだ。要介護に認定されると、デーサービスの施設で入浴やリクリエーションも楽しめるようだが、彼は断固としてこれを拒否し、自宅でマッサージ治療と歯の治療だけを受けている。彼は他人に自分の身体をさわられるのが嫌いで、老人仲間と”お遊戯”できない性格なのだ。
97歳で、やはり要介護1の大先輩に、この友人のことを話しした。大先輩は昨年奥さんに先立たれ、いま一人で生活されているが、これといった病気はない。身の回りの世話を週に1回ヘルパーさんから受け、迎えにくる車でデーサービス施設へ行き、入浴のサービスを受けている。先輩にいわせると、たしかに”認知症”のお仲間と”お遊戯”するのには抵抗があるが、これも人生だと割り切っているとのことだ。
幸い僕ら夫婦は毎月、高い介護保険領を支払っているが、今のところ二人とも介護のお世話にはなっていない。その代わりではないが、僕の場合は膝の治療をかねて週に4回、スポーツクラブで水中歩行と水泳をしている。病気や老人に多い転倒事故の防止に役立っていると思うのだが、国からの支援はいっさいない。不公平のような気もするが、やはり人間にとって最大の幸せは健康だ。もってよしとすべきなのだろう。
友人は国立大学の教授をしていた”超インテリ”だが、やはり病気になると子供のように我が儘となり、色々と奥さんを苦しめているようだ。要介護に認定されると、デーサービスの施設で入浴やリクリエーションも楽しめるようだが、彼は断固としてこれを拒否し、自宅でマッサージ治療と歯の治療だけを受けている。彼は他人に自分の身体をさわられるのが嫌いで、老人仲間と”お遊戯”できない性格なのだ。
97歳で、やはり要介護1の大先輩に、この友人のことを話しした。大先輩は昨年奥さんに先立たれ、いま一人で生活されているが、これといった病気はない。身の回りの世話を週に1回ヘルパーさんから受け、迎えにくる車でデーサービス施設へ行き、入浴のサービスを受けている。先輩にいわせると、たしかに”認知症”のお仲間と”お遊戯”するのには抵抗があるが、これも人生だと割り切っているとのことだ。
幸い僕ら夫婦は毎月、高い介護保険領を支払っているが、今のところ二人とも介護のお世話にはなっていない。その代わりではないが、僕の場合は膝の治療をかねて週に4回、スポーツクラブで水中歩行と水泳をしている。病気や老人に多い転倒事故の防止に役立っていると思うのだが、国からの支援はいっさいない。不公平のような気もするが、やはり人間にとって最大の幸せは健康だ。もってよしとすべきなのだろう。