地味なニュースだが、新聞の経済面の片隅に今年1月から10月までの農林水産物食品の輸出が前年比23パーセント増、総計6029億円と過去最高を記録した、と載っていた。世界的な健康志向、食の安全から、日本の農水食品が見直されてきた証拠である。額はまだ小さく、地域も香港、台湾、中国と限定されているが、将来を展望すると喜ばしいニュースである。
ネット情報を渉猟していたら、香港で人口の2割を会員に持つ「HTVモール」が今年10月から、日本産の野菜と果物を直輸入し、これをパッケージにして、日本円で7千円程度で宅配業務を始めたが、なかなか好評のようである。
中国ではここ数日大気汚染が最悪の状態のようである。4段階の汚染度は最高で「赤色警戒」が発令されて日本人学校も閉鎖されている。テレビで北京市内の画面を見ると、どんよりと曇っていて街行く市民はみなマスクをしている。これでは、香港市民は大陸からの食品はいくら安くとも買う気持ちにはならないだろう。
対外輸出で注目されるのが何点かある。例えば輸出先がアジアだけでなくオランダやアフリカまで広がっている。まだ数量や金額はすくないが、日本食ブームにのって将来世界各地の市場を開拓できるチャンスである。驚いたのは、林産物や木材まで前年比25,5パーセントの伸びをみせていることだ。
国土の7割が森林であるわが国である。かっては木材の輸出など考えられなかったことだ。TPP体制下でも知恵をだせば、発展できる。
ネット情報を渉猟していたら、香港で人口の2割を会員に持つ「HTVモール」が今年10月から、日本産の野菜と果物を直輸入し、これをパッケージにして、日本円で7千円程度で宅配業務を始めたが、なかなか好評のようである。
中国ではここ数日大気汚染が最悪の状態のようである。4段階の汚染度は最高で「赤色警戒」が発令されて日本人学校も閉鎖されている。テレビで北京市内の画面を見ると、どんよりと曇っていて街行く市民はみなマスクをしている。これでは、香港市民は大陸からの食品はいくら安くとも買う気持ちにはならないだろう。
対外輸出で注目されるのが何点かある。例えば輸出先がアジアだけでなくオランダやアフリカまで広がっている。まだ数量や金額はすくないが、日本食ブームにのって将来世界各地の市場を開拓できるチャンスである。驚いたのは、林産物や木材まで前年比25,5パーセントの伸びをみせていることだ。
国土の7割が森林であるわが国である。かっては木材の輸出など考えられなかったことだ。TPP体制下でも知恵をだせば、発展できる。