「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

コロナ禍 東京の師走

2020-12-01 08:02:18 | 2012・1・1

麻生太郎副総理がいみじくものたまわれた”呪われ”の2020年もやっと師走に漕ぎつけた。政府はこれから3週間が拡大防止の勝負の時だという。退役の介護老人も三密を回避し不要不急の外出はやめている。感染が収束し騒ぎが一刻も早く終息して貰いたいものだ。(写真=保存=は師走でもまだ落葉しない近所の遊歩道))

東京、大阪、札幌など繁華街の飲食店での時間短縮が実施された地での人出はは減ってきたそうである。要請の効果が出てくれれば有難いのだが。結果は神のみぞ知る(政府コロナ分科会)である。心配なのは短期勝負で結果が出なかった場合だ。クリスマス、正月をすぐ後に控えてどうするのか。短期勝負を決めたいならば、もっと国の断固とした一貫した対策が必要に思えるのだが。

国のコロナ対策の司令塔がどこなのか。介護老人にはよく伝わってこない、ときどき”介護分科会”が開かれ、会長やスポークスマン役なのか経済再生大臣が”神のみぞ知る”みたいな発言をしているかと思えば,厚労大臣が医療体制を説明したり”go  to トラベルの必要性”を国交相が訴えている。舵取り役の菅義偉総理は国民に向かって記者会見を意識的に開こうとしない。師走は師(住職)も駆けずりまわる多忙期が語源だそうだが、総理の一日の日程表を見ると、あまりコロナと無関係なプロ野球選手と夕食を共にしてる。