「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「コロナ」下 愛妻の米寿のお祝

2020-12-20 07:26:13 | 2012・1・1

コロナウィルスの東京の新規感染数は昨日(19日)、736人と過去2番目に高い数を記録、全国の累計感染者数は感染初期のクルーズ船まで入れると、20万人に迫り、死者も3000人に近づいてきた。国は「年末年始」対策で懸命に拡大防止を国民に呼びかけていえる。要介護の僕ら老夫婦もそれなりに不要不急の外出を避け「三密」回避に努めている。

そんな中で結婚歴65年の愛妻が米寿の誕生日を迎えた。米寿は漢字の八十八からきている。老生も来年2月の誕生日で九十歳の卆寿、ダブルお祝なので、時をみて盛大に「祝宴]でもと思っていたが、この「コロナ」騒ぎである。思案していたら同じ屋根の下に住む娘夫婦から誕生日ケーキが届いた。別の家人は赤飯を用意してくれた。家庭内感染を配慮してくれてのことだ。

先日結婚した孫夫婦の披露宴もこの騒ぎで先延ばしになっている。来年は1年延期された東京五輪パラリンピックも控えている。おめでたつくしの年にしたい。拡大防止のため年末年始は静かに暮らすより仕方がない。