”勝負の三週間”と銘打った政府のコロナ感染拡大防止策は効果があったのかどうか、残念ながら昨日12日、東京では621人と最多記録を更新、全国の1日の感染者数が3000人を超えた。政府は週明けにも”勝負の三週間”後の新事態をどうするか検討するようだが、何か老生にとっては対策が甘すぎるように見えてならない。
小ブログは昨日、緊急事態宣言(4月9日ー5月25日)の再発を提唱したが、改めて宣言中3か月前の5月13日の小ブログを見なおしたら、東京での新規感染者数は僅か28人、22県では0人だった。それでも”丸投げされては困る 日本丸の舵取り”と、安倍晋三内閣の分科会の提案政策を批判した。しかし、今思うと、やはり国の緊急事態宣言の名の下で感染拡大は抑えられていたのだ。
今の第三波感染拡大はクラスターが主力みたいだが、分科会は初期の段階からその危険性を指摘してきた。その通り、緊急事態宣言が解除された頃から各地で多発してきている。政府は分科会の提言を入れ、対策を講じたのだろうか。逆に僕にはウィルス拡散につながると思われる”Go to キャンペイン”に熱を入れていたかのように思われる。高止まりでは困る。欧米の轍を踏まないよう非常事態宣言再発が必要である。