「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

戸越の古刹行慶寺 小俣昌道師ご逝去

2021-01-10 10:37:07 | 2012・1・1

東京戸越(品川区)の浄土宗の古刹、行慶寺の前住職小俣昌道師がこの新年に急死された旨連絡を受けた。75歳。師とは一昨年、戦争中、戸越から蓮田(埼玉県)へ集団疎開した保育園児を描いた映画「あの日のオルガン」の上映をめぐって知り合った、一期一会の仲に過ぎないが、亡母の郷土の近く、戸越(とごゑ)の歴史についてご教示を受けた。頂戴していた賀状の師の微笑みの慈顔を拝顔、改めて「あしたに紅顔あって夕べには」実感した.合掌(写真は行慶寺庭園)


緊急事態宣言 全国規模で発令を

2021-01-10 08:36:31 | 2012・1・1

東京など首都圏1都3県に緊急事態宣言が発令されたのに次いで大阪、兵庫、京都の2府1県が国に対して同じ宣言の発令を検討するよう要請してきた。オンライン会議の後、西村康稔経済再生相は”慎重に判断すると答えたそうだが、政治に素人の老生には今一つよくわからない。

昨日(9日)も全国の新規感染者数は7790人と連続3日、7000人台を記録、拡大が止まらない。東京首都圏だけではなく全国各地で”過去最多”の感染者である。首都圏の発令は当時1都3県の合計が半分だったという政府の説明だったが、日々情勢は変わっている。全国の感染状況を配慮すべきではないだろうか。

コロナ禍でフレイル度が高まったせいか、さらに理解できないのは、緊急事態宣言がいちいち地方自治体の要請の形をとらなければならないのかだ。総理の宣言発出を経て発令とは時間がかかりすぎる。政治的なルーティンみたいい見える。