東京など首都圏1都3県に緊急事態宣言が発令されたのに次いで大阪、兵庫、京都の2府1県が国に対して同じ宣言の発令を検討するよう要請してきた。オンライン会議の後、西村康稔経済再生相は”慎重に判断すると答えたそうだが、政治に素人の老生には今一つよくわからない。
昨日(9日)も全国の新規感染者数は7790人と連続3日、7000人台を記録、拡大が止まらない。東京首都圏だけではなく全国各地で”過去最多”の感染者である。首都圏の発令は当時1都3県の合計が半分だったという政府の説明だったが、日々情勢は変わっている。全国の感染状況を配慮すべきではないだろうか。
コロナ禍でフレイル度が高まったせいか、さらに理解できないのは、緊急事態宣言がいちいち地方自治体の要請の形をとらなければならないのかだ。総理の宣言発出を経て発令とは時間がかかりすぎる。政治的なルーティンみたいい見える。