「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

頑張って! コロナで揺らぐ菅義偉政権

2021-01-21 07:12:00 | 2012・1・1

コロナ.ウィルスの重症感染者が全国で1024人を記録した。前日に次ぐ1000人台で、死者も100人を超えた。こんな中で国会衆院で先の菅義偉総理の施政演説に対する質疑が行われた。久しぶりにテレビ中継を見たが、菅義偉総理に元気がなく逆に野党第一党、立憲民主党枝野幸男代表の質問はいつもの”上げ足とり”ばかりではなかった。

菅義偉総理は枝野代表の”なぜ緊急事態宣言の再発令が遅れたのか”といった質問に対して”専門家の意見を聞きながら判断した”通りいっぺんの返答をしている。専門家というのは、西村康稔経済再生相の”分科会の専門家なのか、それとも厚労省の中に別の専門家の組織があるのだろうか。だいたい、感染拡大を防止する組織の主宰するのが経済再生大臣なのはおかしい。おかしいといえば、コロナ.ワクチン担当大臣に河野太郎行政改革担当相の起用もそうだ。行政改革とワクチン接種と関係があるのだろうつぃうか。

緊急事態宣言の再発令とウラハラかのように菅義偉政権の支持率が低下、毎日新聞の最新の調査によると、支持率30%に対して不支持率57%と存立ボーダーラインに近づいている。残念ながら,安部晋三前内閣時代の後手後手の負の遺産もあって人気が急上昇するとは思えない。人気閣僚の起用というカンフル注射もよいが、ここは緊急事態宣言による対応策を地道に国民に呼びかける以外にないのかも。後手後手でも仕方がない。方向性だけ間違わず国のかじ取りお願いしたい。頑張って。