「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

怖いコロナ感染拡大に驚かなくなった国民

2021-01-12 06:56:05 | 2012・1・1

昨日11日の東京のコロナ.ウィルス新規感染者は1219人だった。1000人を超えたのは連続7日、火曜日としては過去最多だそうだが、大晦日に初めて4桁の大台を聞いたときほどのショックはない。僕だけではないらしい。わが家の購読紙産経新聞(首都圏版)も今朝の紙面は社会面でわずか二段の小さな扱いだ。

でも実態はどうなのか。東京は前日より低いが神奈川県695人、埼玉県347人、千葉県340人三県合わせると1382人と東京より多い。さらに東京に近接している栃木県でも106人、茨城県67人と拡散傾向にある。”t短期的、集中的”という政府の狙い通りにいっているのだろうか。首都圏の盛り場での人出は昨年の緊急事態宣言時より多いという。拡大に驚かなくなったおであろうか。

要介護3の老人、三蜜を避け終日家に閉じこもりテレビのお世話になっているが気になるのは画面に流れるテロップの量と内容だ。それでなくとも情報が多いのに、個々のデパートやスーパーの閉店時間など必要なのだろうか。不要不急とは言わないが、外出自粛にもとる気がする。問題は日本人全体が一地域だけでなく全土が緊急事態宣言下にあるという意識をもつとだ。