ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

現実を考えれば、今の勢いある橋下維新と組む? しかし理想はどうなっているのか。

2011年12月26日 | 政治

新党旗揚げに意欲、たち日の平沼代表
2011.12.21 17:13
 たちあがれ日本の平沼赳夫代表は21日、記者会見で、国民新党の亀井静香代表が提唱する新党構想について「来年は衆院解散があるかもしれない。石原慎太郎東京都知事や亀井氏と議論しながら、解散前に形づくるのが大切だ」と述べ、「保守」を旗印とした新党旗揚げに意欲を示した。

 また、石原、亀井両氏の政界再編への意欲は変わらないとの認識を示し、「たちあがれ日本も『政界再編の起爆剤になる』と結党しした。皆さんの力を結集させたい」と強調。亀井氏が当初目指した年内旗揚げについては「いろいろ反論もあり無理だ」と述べた。

 この後、平沼氏は大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と都内で会談。「石原氏は市長を評価している。わが党は知事と行動をともにしたい」と述べた。

☆ もう勝手にしたら? 少数民族の「たち日」を応援してきた私にとって『橋下維新』と組むことは心情的にイヤだ。
  三宅博さんから大阪市長選で橋下に入れたことを伺って、平松のところには民団・総連・カイドウという団体が支持
  していたために納得していたが、これでは橋下のいう「道州制」その他、反対してきた「たち日」はどうなるのか。
  もういい、やはり私は離れていよう。 平沼さんは「現実」を選んだのだと思う。解散が来年にはある、しかし
  今のたちあがれ日本は戦うだけの体力がない。議員は立派なのだけれど。
  ちょっと離れて見ていよう。政治では選挙に勝てなきゃ言い分を通すことができないというのはわかる、音楽では
  そうではないのだ。
  まあいい、これ以上ムシャクシャするのは御免である。
  さあ、他のことをしよう。私は「政治」の現実には頭ではわかっていても心情的に否定してしまうのはどうしょうもない。
  今日、少しうとうとしていて、安倍元総理にオペラのアリアのレッスンをしている、というとんでもない夢をみてしまった。           「どうして本気で歌わないの!」って怒っている夢だった。アホな夢だった。  (ベッラ)


漂泊の旅人さまのブログで東京新橋の野田総理のつじ演説の中止のことを「死せる金ブタ 生ける野ブタを走らす」と
  お書きになっているのに大笑いした。三国志の「死せる孔明、生ける仲達を走らす」をうまく連想させてお書きに
  なっている、これが今日笑った最高の内容だった。
  漂泊の旅人さまも私も「おとめ座」で、今日はおとめ座最高の運勢と偶然だがgooのニュースのところで見たのに。
  まあ、大笑いすることはいいことだけど・・・。   (再びベッラ記す)
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いよいよ年末も押し迫り、気はあせる私です。

2011年12月26日 | 日記

2つ連続でオペラのことを書いた。
ブログをはじめたころは、オペラと大相撲(朝青龍を応援)、そしていろいろニュースなどを時々書いていた。
読み直すと恥ずかしいので最近削除した。
オペラの記事を書くのは楽だった。しかしそれだけだったらあまりにも能がない。
そこで朝青龍以外に「三国志」を書いた。親友のパンダ夫人は「恥ずかしい」と笑った。
でも私はパンダ夫人の「冬のソナタ」に狂っている姿を見る方がずっと恥ずかしかった。

そしてまもなく私のブログは政治が多くなった。最初は頓珍漢なことをたくさん書いていて、これも恥ずかしいので削除した。
やがて民主党のしていることが許せなくなって、他のブログも訪問しコメントも入れるようになった。
当時yahooブログにあった政治ブログ(今のイザブログの「漂泊の旅人」さまのところには毎日オジャマして、幼稚ながらコメントを書いたり、来ていただいたりした。漂泊の旅人さまは真面目に答えて下さった。)
そしておもいがけず来られたフローラはなさま、どうしてこんなブログにこのような素晴らしい女性が来たのだろう。
自分でもさっぱりわからない。幼稚な政治の記事を書いていた私のことを、黙って見守って下さった。

そして「円卓」(Pの視点でおなじみ)の方々も来て下さった。
フローラはなさまもPの視点にレギュラーとなられ、Pさまはおおいに喜ばれた。
また、音楽関係でKenさまをはじめ、ぐらっぱ亭さまやミー先生、びーちぇさま、という名をなし功を遂げられた音楽界の重鎮が来られた。(ぐらっぱ亭さまは語学の権威、大学教授であり音楽家ではないが、音楽界に影響大のお方である)
私は幸せである。
時には中国の工作員もおいでになったが・・・。

私のブログも大きく変わった。
雪やんさま(秋やん・冬やん、と季節によって名称が移りゆく)が「2ちゃんねる情報」をたくさんご提供下さるようになって、ひとりではとても気がつかない斬新なニュースを届けて下さった。

私は老親介護で家からなかなか出られない、今日も父が椅子からベッドにひとりで移ろうとして転倒、ベッドにあげるのに重労働だった。私が料理を作っている時だった。もっと歩かせようと思うのだが、至らない私、申し訳なく思う。

この一年いろんなことがあった。
ここに書きたいけれど、書けないこともある。どんな騒ぎになるか・・・。
このごろそのことも何となく可笑しくて笑う余裕も出てきた。
それは先日、そう思うような動画を見つけたからである。(それはこのブログには載せない、載せたいのだけれど騒がれるのは、もうこりごりだから)

民主党の暴走・迷走で頭がおかしくなったのかも知れない。
怒っていたのもここまでくれば、苦しい笑いになってしまう。

オペラだったり政治だったり、このブログは何だ!って思われるのは百も承知ですが、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。                                ベッラ・カンタービレ
コメント (4)
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Maria Callas: "Ah, non giunge..." Sonnambula Bellini, Bernstein, Milano 1955

2011年12月26日 | オペラ
Maria Callas: "Ah, non giunge..." Sonnambula Bellini, Bernstein, Milano 1955


ベッリーニ「夢遊病の女」からフィナーレ、これを聴いて「カラスは天才だ」と思った。思ったと言うより「畏れた」と言った方がいいのかも知れない。
美声でもなく発声上の無理も見られるのだけれど(歌手としての寿命は10年だった)本能の声、ドラマそのものの声であり、他のソプラノには絶対に聴くことのできない音色と表現だった。

歌とは「美しく心地よいもの」と思っていたらカラスを聴いて、それは見事に覆された。音色の変化、息のつかいかた、ブレスでさえ、「ドラマの一部」なのだ。こうして私はカラスを最高のディーヴァ(女神・・・プリマドンナの中のプリマドンナ)として、心奪われた。

しかしそれは彼女の実演を見て、夢破れるのだけれど・・・何という尊大なステージマナーか、そしてその声はまだ50歳前というのに、歌える声ではなかった。あるのは強烈な個性、その個性も声が健在なころは魅力だったが、実演を聴いてからカラスが不調なことと声の衰えが顕著なことはわかっているのに、だんだん心が離れて行くのをどうしょうもなかった。それもカラスであるけれど。
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カバリエ、ヴェルディの難曲「シチリアの夕べの祈り」を歌う

2011年12月26日 | オペラ
Montserrat Caball醇P "Coraggio" from Verdi´s "I vespri siciliani" (LIVE)


coraggio(コラッジョ・・・勇気)と歌う激しい歌詞、そしてドラマティックな表現、
この曲は、昔、シチリアを支配していた外国勢力に平定されていた住民たちが、独立を願い、「シチリアの教会の晩鐘」を合図に一斉蜂起をする実話をオペラにしたもの、
ここで「勇気を!」と人々に訴えるエレーナ公女の激しい歌は喉を壊す歌手が続出するほど大変な歌だった。
カラスははやくからレパートリーからはずし、豊麗で力強い声のステッラやカバリエが歌っていたが、その後はスチューダーやマルトンなどワーグナーを歌うドラマティックソプラノが歌うようになった。(しかし歌えてもベルカントではない)

coraggio(コラッジョ)というのは「勇気」の意、サッカーでもよくこの言葉で応援しているイタリアのサポーターたちがいます。

もちろん、私も声量があり強い声のリリコスピントだったので、これを歌いたいと言うと当時師事していたR・リッチ先生に全力で?止められた。
「これで声を壊すと他の歌が歌えなくなります。カラスでもやめたのですよ」
しかし先生はちょっと歌わせて下さった。
後半のスタミナがもたなくなって、中止しました。息が続かなくて無謀でした。

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