ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

詩人シェニエ、辞世の句 「晴れた五月のように」~マリオ・デル・モナコ

2012年01月08日 | オペラ
Mario Del Monaco: Come un bel di di maggio


詩人アンドレア・シェニエは革命裁判所で死刑を宣告され、牢で最後の詩作を練る。
辞世の句である。
この詩は美しく気高く、そして悲しい・・・。
マリオ・デル・モナコは大変な拍手の中で「アンコール!」の声に、こたえることはなかった。
何度も返礼に出てきたが、彼は言った。
「これだけお客さまに拍手を頂いて、アンコールしなきゃならないだろう、でもできないんだ。私は自分の力を全幕に配分して歌っている。どうか許してほしい」と。
この歌は聴衆を泣かせた、という。

この歌に昭和天皇は感動なさったそうで、楽屋を訪問されたと聴いた。
晩年のデル・モナコはこの時の話をなつかしんでいた。
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【直言極言】神風連が遺したもの[桜H21/11/6]

2012年01月08日 | 社会
【直言極言】神風連が遺したもの[桜H21/11/6]


Kenさまのコメントに「新風連」があったので動画をupした。226事件・東郷元帥に続いて私がよく知らなかった日本の歴史がわかってくるような気がする。
この動画の説明はチャンネル桜の水島社長である。
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南スーダンに11日、陸自の一次隊210人出発~どうぞご無事で。

2012年01月08日 | 政治

南スーダンPKOで隊旗授与=陸自の1次隊210人出発へ―防衛省時事通信 1月7日(土)11時33分配信

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で派遣される陸上自衛隊施設部隊への隊旗授与式が7日、防衛省で野田佳彦首相も出席して行われた。宿営地設営を主任務とする1次隊は11日から3月にかけ、約210人が首都ジュバに向け順次出発する。
 式には坂間輝男隊長(2佐)ら1次隊の隊員と家族らが参加。一川保夫防衛相から隊旗が授与された。
 野田首相は訓示で「期待、感謝、誇りを胸に、見事に任務を完遂し、笑顔で全員が報告に来ることを心待ちにしている」と激励した。
 防衛省は周辺国や現地政府との調整に当たる現地支援調整所の要員として約30人も派遣する。5月以降には2次隊約330人を送り、道路補修などインフラ整備を本格化させる方針だ。 


☆ 自衛隊の方々のご無事をお祈りします。
  南スーダンでは空爆もあったというのに、安全についてこのバカ売国政府は何を考えているのか、武器使用も相手が攻撃しない限り、認めないということ、これではたまったものではありません。
給油活動をやめて危険なところに!!
私は激しく反対です。といっても何の力もありません。
法改正もされないまま、大切な命を危険にさらすなんて!!

野田は海外にいいかっこばかり、国民は危険なことを知らされていないのでみんな怒りません。
命は大切にしてほしい、政府はそれを第一に考えてほしい、法改正は必要です。
戦死の方がひとりも出ないことを祈っています。
ヘルパーさんが来て下さる月曜日に神社へ参拝し、祈ることにします。
どうかご無事で・・・。                     (ベッラ祈る)
コメント (4)
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「アンドレア・シェニエ」~シェニエ即興詩、革命裁判でジェラールがシェニエを弁護

2012年01月08日 | オペラ
Mario del Monaco "Colpito...Un di al azzurro" A. Chenier


フランス革命の5年前、コアニー伯爵家の夜会に招かれた詩人シェニエは、即興詩を披露する、しかしそれは貴族たちの望む内容ではなかった。
最初シェニエをからかっていた小娘で伯爵令嬢のマッダレーナはその詩に感動し、自分を恥じるがシェニエはすぐにその場を去る。(テバルディが小娘?大娘かも)
実在の詩人シェニエの即興詩でもある。
シェニエを歌うのは50歳ごろのデル・モナコ。 半世紀前の録画。しかし最高の名演奏である。



M. del Monaco & R. Tebaldi in Andrea Chenier
4分30秒からジェラールの突然の弁護

ロベスピエールの片腕、といわれた革命家ジェラール(プロッティ)は、革命裁判でシェニエを弁護する。驚くシェニエ・・・しかし惨くも「死刑」の判決が!
悲しむ乙女マッダレーナ(体格大きすぎる!でも声は最高、テバルディ)、血にうえた民衆はジェラールの乱入の弁護に大騒ぎになる。ゆらぐ革命裁判所。この3日後に革命政権は倒れる。(今は日本のホープ、Kenさまのジェラールを期待しています)






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