ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

喜びも悲しみも幾歳月  

2012年01月17日 | 歌曲
喜びも悲しみも幾歳月  鮫島有美子


映画は観たことがないが、この曲は有名。
鮫島有美子さんのソプラノで聴くというのが以外な効果。

こんなコメントがあった(この曲の欄で)・・・。

何歳の時に見てたか覚えていませんが、いつも心に残っていたドラ­マとこの歌。今、尖閣諸島や北方領土問題などがニュースに上がっ­て来てるこの頃、離島において、領海、領土、船の安全を人知れず­守ってくれていた灯台守りに思いを馳せていました。まさか再びこ­の歌を聞けるとは思いませんでした。ありがとうございます。


わがブログのコメンテーターで「円卓」のさらりんさまが素晴らしい感想を寄せて下さいました。
この映画を観ていない私も、これを読んで感動しました。
どうぞご覧下さい。

ベッラさま こんにちは。

映画の背景もよく分からない子供の時分に観たと思います。
ただただ「お父さんが灯台守でなくて良かった」と思った記憶があります。

辺境な岬の灯台守という仕事に打ち込む姿、
そこに住み込み支える家族…
多くの市井の人がこうして国を支えていたことに気付いたのは、
大人になってから再びこの映画を見てからでした。

海の安全のためには夜も昼もない仕事であり、
この仕事に就くことは世の中から忘れられた場所で
生きてゆくことを意味します。
ここでの苦労を誰も知らないと呟く妻に、
お前の苦労は僕が、僕の苦労はお前が知っていると言う夫の言葉は胸に沁みました。

どんな荒波も苦しみながらも乗り越えていく、
それが普通の家族の視点で描かれており、
ラストシーンの嫁いでゆく娘の旅立ちに
老夫婦となった二人が鳴らす霧笛には涙腺決壊です。

また、この映画では各地の灯台が舞台となっていました。
厳しくも美しい風景と灯台も見応えがあります。


さらりんさま、ありがとうございました。
私も是非観たいと思います。







1月17日のアクセス数 閲覧数:4,161PV

コメント (6)
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レナータ・テバルディ、ヘンデルを歌う

2012年01月17日 | オペラ
Renata Tebaldi "Ah! spietato" H醇Bndel


阪神大震災の時間がきた・・・。
この曲を聴く、
20世紀最大のプリマドンナのひとり、今は亡きレナータ・テバルディが歌うヘンデルの「ああ、無慈悲な人」。
素晴らしい、そして敬虔な気分になる。
震災のよく流れるあの「しあわせ運べる~」とかいう歌はいやだ。気分が重くなる。

デル・モナコと「アンドレア・シェニエ」日本初演を歌ったテバルディ、暖かく美しいソプラノの声である。

ピアノ伴奏はテバルディの恩師、ファバレット教授。
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