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時事問題を中心にブログを書く日々です。
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【国会神回】安倍総理&岸田外相「強制連行は無い!」中山恭子の質疑が凄過ぎる!

2016年01月18日 | 政治

【国会神回】安倍総理&岸田外相「強制連行は無い!」「日韓合意で日本は戦争犯罪を認めていない!」を引き出した愛国議員、中山恭子の質疑が凄過ぎる!

政治家としての真贋を見極めた思いです。



★ 中山恭子議員は強い。岸田外務大臣「当時の軍の関与のもとに」の認識は従来から歴代内閣の立場を踏まえたものである。「強制連行は確認できなかった」という答弁書で閣議決定したことについては偏向はない。
もしできれば拡散をお願いします。

 下記は動画を見る時間のないご多忙の方々のために文字起こしをしました。


中山恭子議員日本のこころを大切にする党・党首)・・・当時の軍の関与の下に、という言葉が入っていて、この言葉が何を意味するのか全く何の説明もないまま使われていることが、世界では軍の関与は慰安婦の強制連行、慰安婦狩りをはじめ、性奴隷化をしたことなど、当然のこととして流布されてしまっている。
第一次安倍内閣の当時、総理は強制連行についていわば慰安婦狩りのようなことは証明する物はないと述べていられる。  

まさに現在その通り、吉田証言は虚言であり事実ではないこと、朝日新聞などのいわゆる慰安婦などは存在しなかったこと、強制連行はなかったことが明らかになっている。
にもかかわらず、今回説明のない、当時の軍の関与と発表されてしまった。
当時の軍の関与は何を意味するのか明らかにすることが政府の責務であると考える。

外務大臣にお伺いします。今回の日韓外相記者発表で 当時の軍の関与は日本軍が慰安婦の強制連行をしたり惨殺した事実は全くないことを全世界に向けて発表して頂きたい。

各国に向けて不適切な表現について申し入れを行っているだけでは、世界において日本の名誉は傷つけられたままであると考える。

岸田外相・・・ご指摘のことですが、今回の合意において、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である、という認識をしているものだが、従来から我が国の政府として表明してきた認識である。
当然歴代内閣の立場を踏まえたものである。平成19年の政府に対する質問書に対する答弁書で閣議決定した我が国の立場だがなんら変更はないと認識をしており、このことについては何度も明らかにしている。

中山恭子党首・・・今の外務大臣のお答えだけでは、今ここで世界で流布されている日本に対する非常に厳しい評価というのが払拭できるとは考えられない。
明快に今回の軍の関与の意味を申し述べて頂きたい。

安倍総理は私たちの子や孫その先の世代の子供たちに、いつまでも謝罪し続ける宿命を負わせるわけにはいかないと言われている。
私も同じ思いである。   
しかしご覧いただいたように、この日韓外相共同発表の直後から事実とは異なる曲解された日本人観が拡散している。
日本政府は自らに日本の軍が元慰安婦の名誉を傷つけたと認めたことで日本が女性の性奴隷化を行った国であるなどという見方が、世界の中に定着することになった。
私たちの子や孫、次世代の子供たちは謝罪をしないかも知れませんが 先祖がひどいことをした子孫であると生きることになる。
これから生きていく子供たちに 残酷な宿命を負わせてしまった。 

安倍総理にはこれらの誤解事実に対する誹謗中傷に対して全世界に向けて正しい歴史的事実を発信し日本及び日本人の名誉を護るために、力を尽くして頂きたい。
総理はこの流れを払拭するにはどうしたらいいかご意見をお聞かせください。


安倍・・・先程外務大臣の答弁にあったように、海外のプレスを含め、正しくない事実による誹謗中傷があるのは事実。
「性奴隷」「20万人」といった事実でない批判。
 それに対しては政府としては「それは事実ではない」としっかり示していきたいが、政府としては これまでに政府が発見した資料の中には「軍や官憲に寄る強制連行を直接示すっような事実は見当たらなかった」と 辻元清美議員の質問主意書による答弁書として閣議決定をしていてそれは全く変わりがないというのは改めて申し上げておきたいと思う。

また当時の軍の関与の下にというのは当時の軍当局の要請により、設営されたものである。
慰安所の設置、慰安婦の募集については 軍の要請を受けた業者がこれにあたったこと、であると従来から述べてきた。  

重要なことは今までの合意が今までの慰安婦問題の取り組みと異なっていて、史上初めて日韓両政府が 一緒になって慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認した点にある。
私たちの子や孫、その先の次世代の子供たちがいつまでも謝罪し続けるわけにはいかないとその決意を実行するために決断したものである。

中山恭子党首・・・総理の今のご答弁では、この日韓共同発表で「当時の軍の関与したことに慰安所の設置・健康管理・衛生管理・移送について 軍が関与したものであると解釈しますが それでよいか。

安倍・・・衛生管理も含めて健康管理・設置管理に関与したということである。

中山・・・総理から明確なお応えを頂いて少しホッとしたが、このあと全世界に向けてこの面をしっかりと伝えて曲解を解いて行くために私たちも努力していきたいと思うし、政府の方々もぜひ力を入れて国をあげて日本の名誉を護って頂きたいと思う。
短期的なその場しのぎの日本外交がその場の 真の意味で日本の平和をもたらすとは考えられない。
歴史の事実に反して日本人に対する曲解が世界中に伝わり日本人に対する信頼を損ねられほうが日本に対して長い目で見ていかに大きな損失になるか申し上げるまでもない。


日本の名誉を護ることは日本人自らでしかできない。米国など他の国にとって日本の名誉などはどうでもよいことです。
しかし日本が軍事力で平和を維持するのではなく、日本の心や日本の文化で平和を維持しようとするとき、日本に対する海外の見る目・海外の評価は非常に大切です

あなたの先祖は酷いことを平気でやった人たちだと事実でもないのにののしられる事態を私たちが今作ってしまったことを大変情けなく無念なことと思っています。
曲解を招く外交、日本を貶めるような外交は 現に慎むべきと考えます。
これを挽回するための対応を私たちは直ちにとらねばなりません。政府にもその旨を要求して質疑を終わります。


★ 中山恭子先生、天使のようなお声で厳しい内容を安倍総理や岸田外相に突き付け、これから日本がどうすべきかを示してくださった。
以前UPした三宅博前衆議院議員の毅然たる言葉の正統的な強さ、そして中山恭子氏の国会質疑の見事さを大変な感動で聴いた。

三宅博前衆議院議員のチャンネルAJIERの動画です。「日韓合意」などをお話していますのでまだご覧になっていらっしゃらない方はぜひどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/d9896549dddc150e10cb01e03671b1ee



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コメント (2)
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