★ クリス三宅氏のエッセイを許可を得て転載、氏の鋭い問題指摘をほとんどの政治家は持っていない。
今、何が大切なことか、日本に害をなす国の卑怯な手段も明らかにされている。
下記のエッセイはハッとすることが多いしクリス氏の国際的な活動の豊富なご経験からの視点が迫力・説得力を感じる。
今回の「討論」などクリス三宅氏にご出席をお願いしたらどうなのか、水島総さん!!
クリス三宅氏・小野寺まさる氏の両氏が入って繰り広げる「討論」だったら場が引き締まるだろう。なぜかというと「本気」だからである。
ではクリス三宅氏のエッセイをどうぞご覧ください。
コロナウィルスを世界中に拡散した中国が孤立し始めた。
だが、金で縛って圧力を掛ける中国と綱引き状態が続く各国。
そんな時、アメリカが中国離れに拍車をかけ始めた。
そんな米中を見てか、世界中が中国の理不尽な言動に中国包囲網を開始した。
今後、中国は日本を利用し、引き込もうとするだろうが、優柔不断な日本は意志を表明できるのか?
以前、天安門事件によって、世界から孤立していた中国だったが、天皇陛下訪中によって中国は蘇った。その後、反日運動が激化したが、この国は今でも横柄な態度をとり続け、日本を子分扱い。
どうも中国には感謝、反省、謙虚、責任と言う言葉が無縁のようだ。今後、中国がたとえ困っても、天皇陛下訪中カードの政治利用は絶対にさせない。
日本は勇気と覚悟を持って中国と距離を取る中長期戦略に切り替える時である。今それをしないと、日本は中国の脅威に怯え続けることになる。
何をやっても中途半端な日本政府の判断能力。日本人の生命と財産、そして名誉を守るのが本来の政府の仕事であるはずだが、それが生かされているとは思えない。
今や、日本国民が生活を犠牲にし、他県に行くのも我慢している時、政府が武漢だけではなく、中国からのビジネス渡航解禁を検討だと?新型コロナ非感染証明が条件だと?こういった誤った判断でどれだけ日本国民に迷惑がかかるか考えないのか?
日本国民のために中国との経済活動を再開?
こんな理不尽な大義名分を日本国民に押し付けるな。
まずは日本国内を日本国民が正常に行き来できるのが先決だろ?
私は常々、中国の証明書、卒業証書、資格証書、戸籍証明、収入証明などは信用するなと言い続けている。日本政府はどこまで中国が偽造国家だと認識しているのだ?そもそも中国が発行した新型コロナ非感染証明を信用して入国を許そうと検討するとは、正気の沙汰とは思えない。
本来、入国の判断は日本が決めること。外国の証明をあてにするのは危険である。
特に中国の証明書は。
忘れてならないのは、この武漢ウィルスは中国が発生源であり、世界に大迷惑をかけた中国が経済活動を他国と再開するのは時期尚早だ。
特に米中貿易戦争の最中、世界中が中国包囲網を実行しつつある現状で、日本はタイミングを誤って予想不可能な事態に巻き込まれる恐れがある。日本は中途半端な立ち位置で、何も考えない状態で中国に近づくと大きな火傷をする。
それだけではない。この武漢ウィルスの感染が拡散したのは、日本政府の初動対応が2ヶ月遅れたからだ。特に中国からの入国禁止を遅らせたからだ。
今、日本では死者数が少なく、感染者を低く抑え、収束間近となったのは日本政府のおかげではない。日本国民が耐えて、頑張ってきたからだ。それを日本人に努力、忍耐、苦しみ、マスク、手洗い、3密対応を押し付けて、それ以上に政府の失策の尻拭いをまたさせるつもりか?
まだ、日本国民に対する支援策が中途半端で遅れている状況で、中国からの入国を検討するとは、日本国民を馬鹿にしているとしか思えない。
今こそ日本は中長期戦略を再確認するべく日本の意志を示す時である。当面、中国の関係は据え置き、親日国との関係を強化し、連携していくべき時である。(5月16日)
武漢から日本へ、水運と航空の直航貨物輸送ルートが続々開通―中国メディア
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_804804/
政府、ビジネス渡航解禁を検討 新型コロナ非感染証明が条件
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b02b91a40a60f98683dac67d583f38ab12be47a
【討論】ウイルス問題と日本の現在 [桜R2/5/16]
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
潮匡人(評論家)
小野寺まさる(元北海道議会議員)※Skype出演
長尾たかし(衆議院議員)
松田学(松田政策研究所代表・元衆議院議員)
山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)※Skype出演
司会:水島総
★ 私の意見・・・小野寺まさる氏のご意見は問題点を明らかになさっていて、この「討論」で最も説得力があり、日本の食料の安全、中国への食料の売り渡しなど、日本にとって安全保障上、大変怖ろしいことになると現実問題をしっかり語られる。
私はいつも小野寺・本間奈々両氏の「チャンネル北海道」を見ていて、北海道だけではなく日本全体・海外のことも詳しく語られているので、ここでもそうだが、話を聴くと問題点がハッキリする。
水島氏のお話によると、オーストラリアなど外国はすぐに補償が出て「税金払っていてよかった」と人々は言っている・・・なんて聞くと真面目な日本人が自国政府によって困窮したままなのを本当に悲しく思う。
ドイツも2~3日で援助金が出たと聴いた。こんなに真面目で「他人に感染させてはならない」と店を閉め、それでいて
先が見えない、いつ潰れるかわからない企業や店の赤字、また従業員のことも心配する日本国民を政府は完全になめている。
ましてや「武漢から日本へ」「中国へのビジネス渡航を解禁」などと検討をはじめた現政府は能ナシだとしか思えない。
ただの「能ナシ」ではない。「保身」が先で国家国民のことなど考えているとは思えない。
安藤議員は経済に詳しく「こうすればいい」という論を持っているが、多くの自民党議員はどうか?
首相や取り巻きは、日本を守るということとは逆のことをしているとしか私は思えない。
こんな状況の中で「憲法改正」は私は賛成できない。今の政府・首相にさせれば「もっと悲惨な結果」になる、
それだけの能力もないし、今までの積み上げもない。「言うだけ」でその為の必死の努力をしなかった。
こういう人たちに何を任せることができるというのだ?
松田氏は実務の人だろう、山岡氏の話は私には響いてこない。
潮氏は最初から回りくどい解説で、以前はもっと説得力があったが、いったいどうしたのか・・・。
(勝手な感想を書きました。それは今回の「討論」に期待していたからです。
それに今は本当に大変な時でこういう時にこそ共産党などがでてくる、と水島氏は言っていたが私もそれを危惧しています。付け加えますが反日左派よりも今の安倍政権は「実質的に」もっと左寄りです。)
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