★ 自民党大混乱か?
圧力発言で”西村大臣の乱”「菅首相らも打ち合わせに出席」河野大臣のワクチン弁明に自治体が怒り
AERAdot.が入手した資料によると、その打ち合わせは7日夕に開かれた。出席したのは、西村氏のほか、菅首相、加藤勝信官房長官、田村憲久厚生労働相、赤羽一嘉国土交通相、和泉洋人首相補佐官や内閣官房などの事務方たち。感染状況についての説明が行われた後、「飲食店対策のための関係機関として金融機関」が明記された資料が配られ、説明がなされたという。
この打ち合わせの後、西村氏の発言は炎上し、加藤官房長官は9日に慌てて「金融機関に対する協力はお願いしない」「西村大臣に気をつけていただきたい」と方針の撤回を表明。西村氏の発言を問われた菅首相も「承知していない」「そうした趣旨での発言は絶対にしないと思う」と火消しに走った。
しかし、12日には内閣官房が8日付で各府省庁に、所管する金融機関に政府方針への協力を求めるよう依頼する文書を出していたことも発覚。内閣官房は銀行などを監督する金融庁や、政府系金融機関を所管する財務、経産両省と事前に調整していた。
だが、梶山弘志経産相は13日、「内閣官房から発出される予定との報告を、事務方から受けたわけですが、私自身強い違和感を覚えた」「了承した事実はない」と発言。麻生太郎財務相兼金融担当相も同日に会見し、外遊先で8日夕(日本時間9日)、同行していた金融庁の秘書官から報告を受けたが、「言っている意味がよく分からなかったので、そんなの放っておけと言っておいた」などと西村発言から距離をとった。官邸関係者はこう話す。
「集中砲火を浴びて、炎上した西村氏がついに反撃に出ました。自分だけ更迭されるのはおかしい、ハシゴを外された、という思いがあるようです。官邸では『西村の乱』が始まったと騒ぎになっています。菅首相の『承知していない』は、さすがに酷いという声も出ています。7日夕の打ち合わせた話なのに、首相は『事務方の説明が耳に入らなかった』ととぼけるかもしれません。だが、その場に居合わせた以上、責任は免れません。麻生氏や梶山氏も今さら言いわけを始めたり、メチャクチャですが、この問題は西村氏個人ではなく、菅政権全体として進めた話です」
西村氏の姿は7月11日朝、選挙区の衆院兵庫9区にあった。18日投開票の兵庫県知事選挙で、自民党候補を応援するためだ。しかし、多忙な西村氏がコロナ禍でわざわざ地元まで舞い戻るのは、異例の事態で危機感の裏返しだという。
「冒頭、ひとことだけ言わせてください。多くの人に混乱、飲食店に不安を与えて反省しています」と謝罪に努めたが、聴衆は冷たかった。
「お願いする側の政府の偉い人が、圧力をかける。どうなっているのか」
「いらんこと言うな」と言い放つ声も飛んだ。西村氏の発言の影響で自民党が推す候補者が追い上げられているという。
「立場が危うくなった西村氏が切れて、首相や周囲を道連れにするかもしれないと政権内では戦々恐々となっています」(前出の官邸関係者)
一方、東京五輪・パラリンピックを目前に控え、ワクチン不足に陥った「戦犯」の一人、河野太郎行政改革担当相の発言も波紋を呼んでいる。テレビ番組に出演し、モデルナ社のワクチンについて、「ゴールデンウイーク頃には1370万回分しか入ってこないと知っていた」と発言。
一方で、当初は大規模接種会場、職域接種に「4000万回供給される」と語っていた河野氏。「9月末までに5000万回が供給」という最終的な数字は変わらないと強調した。
しかし、現在は全国的にワクチン不足となり、地方自治体は相次いでワクチン接種の予約を見合わせているのが実情だ。関東地方のある自治体幹部は、こう怒りを隠せない。
「河野氏の発言はあまりに無責任だ。4月のゴールデンウィーク頃からワクチン不足になることを知っていたと堂々、テレビで話す神経を疑う。接種を急ぐよう政権は散々、煽った。ワクチンが不足するなら、なぜその時点で自治体へ情報を出さないのか。ワクチン接種を希望していた市民にどれだけ迷惑をかけているか。キャンセルを通知する自治体も事務作業が膨大に増えている。許せない発言だ」
河野氏の発言や政府の動きには問題があったという。
「自衛隊や大都市の大規模会場で使用が予定されていたモデルナ製ワクチンの不足が政府内で判明したのは、4月初旬だったはず。自衛隊が運営する東京、大阪の大規模接種会場にあまり人が来ないと言うので、菅首相はそれまで検討していた職域接種に舵をきった。すると、希望する社が多くて、モデルナ製ワクチンの供給分(9月までに5000万回)があっという間に埋まってしまった。慌てて職域接種を中止したというのが本当のところ」(厚労省関係者)
職域接種の募集の中止発表は、東京都都議選の投開票日である7月4日に近接していた。
「都議選の結果は国政選挙と直結することで知られる。菅首相はワクチン接種を大々的にぶち上げることで都議選での大勝をもくろんだ。周囲は職域接種を企業にすすめるのは、慎重にした方がいいと進言したが、菅首相は耳を貸さなかった」(自民党幹部)
河野氏は自身のブログで<ファイザー社もモデルナ社もワクチンの供給に関する情報の公表には非常に敏感です。日本向けの供給が削減されたことが公になれば、それを狙って各国は、ワクチンメーカーにいろいろな動きをしてくるでしょう。ですからファイザー社もモデルナ社も、日本政府がワクチンに関する情報を公表する時は、必ず事前に合意の上で行うことという条件をつけています>と弁明している。だが、先の厚労省関係者はこう話す。
「単にモデルナとの交渉で揺さぶられて、後手を踏んだだけのことです。契約上のこともありますが、4月上旬での段階でワクチン確保が失敗したと公表したら菅政権が持たない。公表せずとも4月の衆参の補選、再選挙では3連敗しました。結局、公表は都議選にまでずれ込んだ。そして都議選でも事実上、惨敗しました」
冒頭の閣僚経験者はこう嘆く。
「西村氏の乱に、河野氏のワクチン発言で自民党は信頼を失うばかりだ。それを証拠に菅政権の支持率はどこも30%台と低空飛行になっている。衆院の任期は10月まであるが、それまで菅政権は持つのかと党内はザワついている」
(AERAdot.取材班、今西憲之)圧力発言で”西村大臣の乱”「菅首相らも打ち合わせに出席」河野大臣のワクチン弁明に自治体が怒り (msn.com)
先日のブログに書いたが、台湾の老獪さと親中の台湾企業、日本はお人よしなのでは?
「台湾独立支持せず」キャンベル米高官が明言(2021年7月7日)
★ ブログ主より・・・台湾政府もしたたか、日本政府も中国とツーカーのようですし・・・右へ行っても左へ行っても「中国」に行き着く、と深田萌絵女史が言っていた通りだった。
今回、台湾企業の暗躍で中国の手配により、ドイツのビオンテック社のワクチンを入手する台湾。
最初は中国製のワクチンを配布してもらえないことになり、日米や台湾と国交のないウクライナまでワクチンを送付したのに。台湾は、かなり複雑で、一枚岩ではない。
最初は中国製ワクチンを断っていて、世界は「香港制圧」を知っているので、国交のないウクライナからもワクチンが届さすが中国製のワクチンは怖くて使えない、しかし中国はやがて台湾を併呑するつもり。
中台独ともお互いしたたかです。こうしたことは知っておかねばならない。
日本も大量のワクチンを無償で台湾に送った、その他の東南アジアの国々にも提供している。
ドイツはやはりチャイナ寄りで経済最優先か?これも現実だ。
香港があまりにも哀れである。香港にはかつての賑わいも自由もない。
そして中国国内でも真のインテリたちは現状を憂う。弾圧されるので自由にものが言えない。
昔、清の崩壊が近いころ、日本に逃れて保護されていた孫文その他が、やがて日本に刃を向ける結果になったように、当然だが自国が第一なのだ。他国に大盤振る舞いしてお人よしを披露するのは日本だけ。
麻生氏は「日米で台湾を護る」と言うが、今までそれで緻密な計画もスパイ防止法もない。
国民をバカにしたようなふてぶてしい言動が次は必ず選挙で大きなマイナスになるだろう。
党内で本当に「言うべきこと」を言えることが、いつのまにか言えなくなってきたようだ。
「政府トップを日々の糧にする側近議員」たちは保守的なポーズをとるが、次の選挙のことがあるからだろう、だから党内でも「どこかに依存」体質を隠せず、今までの反日政策を「賛成」悪法を通してはならないと棄権すらできない「偽ホシュ」たちだった。亀井静香元議員がかつて悪法を毅然と通過させなかった男気を懐かしく思う。
半導体を中国に親近感をもつTSCMに日本の半導体企業は弱体化がすすむか?なぜ日本の半導体企業に資金を出さない?こういうのを勧める政治家を「反日政治家」というのだろう。(以上、ブログ主の意見)
★ 熱海土砂災害について・・・字に表しにくい内容もありますので「走りがき」はナシです。
【熱海 土石流災害】「人災」の可能性は?発生の原因は『メガソーラー』ではなかった!?
ブログのティールーム
今、話題のイタリアローマで朝食に出されるデザートです。(今、人気商品でタピオカにかわるデザート?)
本日は偉大なドラマティック・ソプラノのレオニー・リザネックが歌ったヴァーグナー「ローエングリン」フィナーレ、
オルトルート役のすごい演奏をお聴きください。オルトルートは多神教のヴォータンを信仰しており、新参者のキリスト教徒らがブラバンドを支配するのをやめさせようとしていましたが・・・「聖杯の騎士ローエングリン」がそれを阻止。
最後の最後にオルトルートの勝利を思わせますが・・・。
オルトルートの役は本来はメッツオ・ソプラノが歌うのですが、この場面の最高音は三点Hなので、普通のメッツオでは難しい、そこで時々、ドラマティック・ソプラノが歌います。リザネック、ジョーンズ、古くはメードルが歌いました。
ここでオペラ「ローエングリン」は鳥肌がたつような終幕を聴けるのです。もちろん本物のメッツオではクリスタ・ルートヴィヒが評判でした。
ローエングリン役はジークフリート・イエルザレムのライヴァル(他にルネ・コローがいた)であったペーター・ホフマン(イエルザレムより10年はやく歌手としてデビューしていた)、エルザ・フォン・ブラバントにはエヴァ・マルトンが歌いました。強力なメンバーです。
Leonie Rysanek as Ortrud 2/2
すごいフィナーレだにゃ~(もちまる)
クリスタ・ルートヴィヒが歌ったオルトルート役。(フィナーレのところ)
Christa Ludwig's Malevolent Ortrud