「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)7月12日(月曜日)
アフガニスタンから中国人が特別機で撤退
210名のうち、22名が武漢コロナに感染の「おまけ付き」
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駐カブール中国大使が、アフガニスタンにいる中国人の引き上げを発令していたが、厦門航空のチャーター便が7月2日にカブールを出発した。
『環球時報』によれば、210名が河北省の空港に到着し、ただちにウイルス検査を行うと、このうちの22名が感染していたと伝えた。
とんだ「おまけ」も付いてきたようだ。
つづけてインドはカンダハル州の領事館から50名を退避させ、ロシアも同様な措置を北部でとった。
オーストラリアは、すでにアフガニスタンから豪兵の撤退は完了したと国防大臣が発表した。
バイデン大統領はNYテロの追悼記念日となる9月11日をもって、撤退完了目標としていたが、実際の撤退作業は加速されており、7月末には作業終了の予定という。付随して米軍に協力してきた通訳、運転手、ガイドなどのアフガニスタン人も米国は引き取る。
6000名の下請け民間企業のアメリカ人も撤退し、カブール空港の守備についていたトルコ軍も引き揚げる。
「戦争請負業」といわれる米国の民間企業は駐留米軍の兵站を担い、また各種サービスも展開してきた。
アフガニスタンの真空状態を危惧するのは国境を接するイラン、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタンだ。いずれもアフガニスタンと国境を分けているため、テロリストの潜入を警戒している。
しかし、言うまでもなく米軍撤退に最大の懸念を抱いているのは中国であり、タリバンのなかにウイグル自治区の構成員が千名前後混在していることも突き止めている。イスラム過激派からの血の報復を懼れているのである。
中国は、くわえて西アフリカからフランス軍が撤退するため、アフガニスタンと同様に反政府軍の政権転覆が近いとして中国企業の退避を余儀なくされそうという。
☆◎☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽
別の話題だが・・・水島・安藤・西田諸氏のこと
チャンネル桜は以前から見ているが、最近、自民党の「安藤議員」が次回は出馬しない、ということだったが、これは本人の本心ではないようだ。しかしその成り行きからみて、ハッキリしない(できない)事情もあるのだろう。
西田昌司議員がそれを説明した動画を出していたが、それにチャンネル桜の水島氏が安藤氏の立場に寄り添って、西田批判を初めているようだ。申し訳ないけれど、今はそのような時ではない。
報道では私にはよくわからないところもあり、それでも「国の為に」尽くす保守議員としては、私事で泥沼状態だ。
西田議員も水島氏の話には入っていく暇も時間もないはずだ。
経済対策で安藤・西田議員は似たような考えだったし、正しい方針と思うが、肝心の安藤議員の「私事」についてはそれを克服しようとしたら、立候補前から毅然たる態度をとることはできなかったのか?と思うし、気性の激しい正義感に溢れた西田議員をはじめ、心配した結果がこうなったと思う。水島氏には「引くべきところは引く」ようにお願いしたい。
せっかく「移民法その他」大切な時には休まず活動を続けてこられただけに、つまらないことで泥をかぶることは週刊誌に任せれば?どうか。西田議員には、このようなことで時間をとられることなく、日本の大切な時期であることをわかっておられると思うので、手を引いてほしいと願っている。・・・西田議員とは来月会えるのですが、今何が大切なのかお分かりと思います。懸念だけお伝えしたい。
心配しています・・・
東京地検、深田萌絵の身柄求めてきた。民主主義の終わり。
背乗り事件解明を求める国民の声は散々踏み躙られ、100通を超える背乗り捜査を求める国民の声を東京地検は踏み躙り、遂に口封じにやってきた。もしかしたら「捜査令状」もなく閉じ込められそうです。たかをくくっているのが中国人と検察、いつ戻ってこれるかわかりません。(深田女史)
山尾志保里議員、最後の国会質疑・・・今、話題になっているのでUPしました。
山尾志桜里vs西村康稔・コロナ担当相!山尾、政治家・最後の質問で、西村大臣を論破・撃沈-国民民主党、衆議院予算委員会 2021 07 14
山尾議員のツイート
西村大臣への質疑動画です。ここで問題提起して12時間後に、国の文書撤回と自治体の支給要件変更が実現しました。
スタッフが心を込めて仕上げてくれたこの動画、見てもらえると嬉しいです。
そして今日の大事な質問の機会を譲ってくれた同期の高井たかし議員にも心からの感謝を
★ なかなか時間がとれず、オペラと語学に多忙なので、「走り書き」が思うように書けないのが残念です。いろんな考えがありますが、柔軟に対処していくつもりです。一番恐ろしいのはプロパガンダに影響される「思い込み」ですので。
ブログのティールーム
ベートーヴェンの唯一のオペラ「フィデリオ」が今聴きたい、ヴァーグナーは勿論ですが・・・
グンドゥラ・ヤノヴィッツ、ルネ・コロー、ルチア・ポップらの歌手陣です。
Beethoven - Fidelio: O Gott! Welch ein Augenblick! - Bernstein (1978)
Florestan: René Kollo
Leonore: Gundula Janowitz
Rocco: Manfred Jungwirth
Marzelline: Lucia Popp
Don Fernando: Hans Helm
このフィナーレは何度聴いてもいいにゃ~♬
レオノーレの役は昔はキルステン・フラグスタートが夫が政治犯として無実の罪で投獄されていたという事実と重なって話題になった。そのあとでマルタ・メードル、ビルギット・ニルソン、クリスタ・ルートヴィヒ、そしてヤノヴィッツ、
ジョーンズらの名歌手が競った。夫の役であるフロレスタンは、妻のレオノーレが男装して救い出すほどの魅力ある男でなければならない。この動画ではルネ・コロー、ちょっと弱い・・・
フロレスタンはやはりジェームス・キングがいいにゃ~。期待しちゃうにゃ~。(もちまる)