ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

政治の乱れ、自浄作用はどこに? 

2022年11月12日 | 政治

自民党松下議員が美人中国人女性を外交顧問兼外交秘書にヤバい⇒議員会館に自由に出入り可能な通行証取得済みで公安がマークする要注意人物




そして、葉梨法相のとんでもない発言、何度も繰り返し話した、という全くハナシにならないニュース
本当にゾッとする。法相としてのこの発言は「日本が」世界からも批判を浴びるだろう。
さっそく後任が決まった。

【速報】“はんこ”発言で辞任する葉梨法務大臣の後任に斎藤健元農水大臣 自民党幹部
岸田首相、ASEAN会合に向け出発 葉梨氏更迭で1日遅れ (msn.com)

ソース画像を表示
退任する駐日ロシア大使「友好的だった日本側の姿勢が悪化」…ウクライナ侵略開始以降
後任は未定

読売新聞

今月退任するロシアのミハイル・ガルージン駐日大使は11日、日本外国特派員協会で記者会見し、2月24日のウクライナ侵略開始以降、「友好的だった日本側の(対露)姿勢が悪化した」と主張した。

 ガルージン氏は2018年3月、駐日大使として着任した。侵略開始の翌25日、同協会での記者会見で「ロシアにウクライナを占領する意図はない」と述べていた。実際には、ロシアはウクライナ首都キーウ近郊まで一時進軍し、東・南部4州を一方的に併合した。

 米欧などの駐日大使42人は11日、ガルージン氏の会見を前に連名で書面を発表し、侵略開始翌日の発言に触れ「これ以上、ウソを流布することは決して許されない」と非難した。(以上)



一度ツイッターを見ようと思います。というのはこんなニュースが!!
米露の駐日大使がツイッターで応酬 - 産経ニュース (sankei.com)

米露駐日大使がツイッター上で“口論” 専門家「情報戦の一つ」 | 毎日新聞 (mainichi.jp)



ブログ主・・・非情なロシアの政治姿勢、日本在住のナザレンコ・アンドリー氏はガルージン氏の会見に行くとツイートしていたが、その結果はまだツイートされていない。

ガルージン大使がさようなら記者会見をすると聞きまして、急いでFCCJに駆けつけて、直接質問させて頂きました

ブログ主続き・・・ガルージン駐日大使は招かれなかった広島の原爆追悼に別の日程で行った。私はこのことはガルージン大使にも政府は声をかけるべきだったと思うのだが、甘いのだろうか? 核の脅威、6000発余りを持つロシアには特に呼ぶべきだったと思うが。ガルージン氏には感謝の言葉をツイートする人がかなりいた。
(ガルージン氏の後任は「未定」という。氏は中国への赴任を検討されているらしい。)

しかしガルージン氏もロシア政府からの声は抜け目なく伝え話してきた。
ガルージン氏はロシアから高く評価されて、これから大きな役割を与えられるという話。やはり中国へ?
日本政府がどうあろうともガルージン大使やロシア政府の姿勢は一定していたように思う。何とも切ない話だ。

岸田首相が自民党で孤立、麻生氏と茂木氏は岸田首相が窮地に陥っている時も料亭で騒いでいた、これでは「政府」がますます立ち往生する。困るのは国民だ。
ツイッターでも故安倍氏に近い提灯評論家・活動家らが、一斉に岸田首相を叩きまくる。
こういう人たちは「統一教会」のマネーロンダリングで外国勢力とかかわっていることも、意に介さず、「日本にはもっと大切なことがある」とうそぶく。いままでずっとこの一言でウヤムヤにしてきた。

葉梨法相の件で、岸田首相がカンボジアに行くのが一日遅れた。
岸田首相は今、四面楚歌だろう。首相の心身を心配する・・・支持者ではないけれど・・・自民党内部の狂乱を何とかしないとならないし、全体を見回すよりも「いかに自分に得か?」しか思い浮かばないようなら、「統一教会」の国境を超えたマネロンも見て見ぬふりをし「票」第一にしてきた勝手さなど常軌を逸している。心配なのは「国家国民」なのだ。
それは自民党を過保護にする人たちの言う意味ではない。全く正反対のものだ。

ブログのティールーム

わが畏友の作家である奥山篤信氏が若手の女流ヴァイオリニスト鈴木舞さんのコンサートを聴きに行かれ、絶賛されていた。
奥山氏は8か国語以上が流暢だが「楽譜が読めたら」と仰る。
楽譜を読む、って何だろう・・・私は楽譜は「言葉」だと思っている。・・・すると8か国語が流暢な奥山氏はそれぞれの言語の流れで音楽が聴けることになる。音符はそれぞれの言語の流れでできているのだ。

ふと昔の国際的女流ヴァイオリニストの「諏訪根自子」の演奏をyoutubeで聴いた。彼女は小野アンナ氏に師事、
その「小野アンナ」氏が大物だった。小野アンナ氏は日本人と結婚したロシアのヴァイオリニストで、あのレオポルド・アウアーに師事、アウアーはハンガリー出身でチャイコフスキーがアウアーを尊敬し、自分が作曲したヴァイオリン協奏曲を初演してほしいと懇願した演奏家だった。アウアーの弟子にはハイフェッツ、エルマン、ミルシュタイン、ジンバリストという「巨匠」がズラリと並ぶ。
諏訪根自子氏の演奏を聴いて「あ、これはロシアベルカントだ」と直感した。アメリカのヴァイオリニストは亡命してきたロシアの演奏家に学んだが、アメリカ人はその国民性というか当時の「強いアメリカ」へと進むような次から次へと旋律を煌めかせるように思える。
「ロシアベルカント」は音を溜め、透き通るような音色で語るように演奏する。

では、諏訪根自子演奏で一曲、マスネ「タイスの瞑想」をお聴きください。若くして巨匠の風格ある演奏だ。

諏訪根自子 Nejiko Suwa - Meditation de Thais (Massenet )タイスの瞑想曲- 1935
諏訪根自子はクナッパーツブッシュ指揮、ベルリンフイルでコンサートをしている。当時の名ヴァイオリニストの仲間入りをしたことは間違いない。また当時、ナチス政権だった中でのドイツでの演奏で、彼女はストラディバリを貰ったりもしたが、これが原因か戦後はほとんど演奏しなかった。まだ若かった彼女はどんな思いだったのか、フルトヴェングラーやローレンツ、フラグスタートですら戦後はほとんど仕事がなかったことを思うと、時代に翻弄された名演奏家を・・・などと複雑な思いになる。



この録音した時、14歳だった。

 日本の曲もあります。「美はしき天然」・・・1932年、12歳の録音
諏訪根自子 Nejiko Suwa_美はしき天然 - electric transfer

・・・美しき天然(うつくしきてんねん)は、佐世保海軍第三代軍楽長の田中穂積作曲、武島羽衣作詞の唱歌1902年(明治35年)完成。ワルツのテンポでと楽譜に表示されていることから、日本初のワルツとされる。(WIKI)
Nejiko Suwa 諏訪根自子(1920-2012 ) Recorded in 1932 (She was twelve years old) 78rpm / Jpn Columbia-28768 SP盤電気再生

コメント
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