ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

石井望長崎純心大学准教授が語る台湾の歴史『第一回「朱印船台湾史を忘れるな」①』

2018年04月05日 | 政治

★ チャンネルAJIERで石井望長崎純心大学准教授のシリーズが始まります。

本日はその第一回です。

『第一回「朱印船台湾史を忘れるな」①』いしゐのぞむ AJER2018.4.5(5)

 

台湾の古い時代のお話を石井先生が解説。

今はチャイナの飛行機が何度も何度も通行していてまるで幹線道路のようになり、台湾もそのことを大きな問題にしている。台湾にも尖閣領有を主張している団体がある。実際にチャイナが尖閣を捕ると台湾の周辺がチャイナに囲まれてしまうことになる。

 台湾はチャイナではない、チャイナだという水掛け論をしていて日中の代理戦争のようである。そうではなくてもっと古い時代の台湾の歴史を石井先生のお話でどうぞ、

南太平洋人、マレー系の人たち、日本人、続いてオランダ、スペインの統治があり、そのあと鄭成功らが来る。明・清から見ると外国人である。日本の栄光の歴史である朱印船のことなど。台湾の長い歴史を勉強するシリーズとして期待大。

 

 

★ 私は3月31日、石井先生の講演を聴く為にはじめて沖縄に行きました。

沖縄に行ったということは、それだけで歴史の真っ只中に自分もいる、という思いでした。

石井先生の講演をはじめて実際に聴いたのは今から2年前、南福岡でした。そこで先生の著作を購入し配布された資料を持ち帰り、三宅先生にもお渡ししました。三宅先生は喜んで「いっしょに大阪で講演会を開きたい」と仰ったのです。

損得のない純粋な国士、真面目で誠心誠意な石井先生と三宅先生のコンビは私も夢でした。

石井先生は政治家ではなく、学者ですが、国際的なご活躍をされその姿勢は政治家をしのぐものです。

最近はジュネーブ・香港・ロンドンでも日本の歴史的な尖閣領有権を述べられました。

チャンネルAJIERの動画は見やすいように時間は短いのですが、エッセンスをしっかり聞き取るには最適です。

★★ はじめて沖縄の地に降り立ったことから、いろんな本を買い込み読んでいます。有名な作家の著作でも『?』と思うところもたくさん出てきました。例えば司馬遼太郎氏・・・。そして司馬遼太郎の歴史観を元に本を書いたところがあるような磯田道史氏など、他には私が愛読していた陳舜臣氏も・・・日本では不思議に正しい歴史観を得ることは難しいと思いました。

前回このブログでも書きましたが、今おかしなチャイナとの「外交」で、日本の尖閣領有は「風前の灯」になります。なぜ国を護ろうとしないのか、根源的なところで疑問が出てきます。

「日本国際貿易促進協会」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E8%B2%BF%E6%98%93%E4%BF%83%E9%80%B2%E5%8D%94%E4%BC%9Aという団体のことも気になります。河野洋平氏がはじめたということで、これもチャンネルAJIERで中村覚氏が詳しく説明しています。今の政府はこうした誤った政策を引き継いでいるように思われます。このことはまた別の日に・・・。

 

ブログのティールーム

天才ポッリーニが弾くリストの名曲「超絶技巧エチュ―ド10番」、演奏も壮絶だ・・・(画面に最初に出てくる「youtubeでご覧ください」、という文字のところをクリックなさってください)

Pollini Liszt Transcendental Etude X

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尖閣喪失まで秒読み段階・・・石井望長崎純心大学准教授「歴史認識がない、領土売り渡し行為だ」!!

2018年04月04日 | 政治

石井望長崎純心大学准教授が「尖閣を失う」と・・・http://senkaku.blog.jp/2018040475616023.html

二〇一八年四月四日

海空聯絡メカニズム 來月運用開始 尖閣喪失まで秒讀み段階
尖閣海域「聯絡メカニズム」が五月から運用開始されると報じられてゐます。
https://mainichi.jp/articles/20180325/ddm/001/010/167000c
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032600770
尖閣史研究七年、終に全てを喪失する時が近づきました。
政府交渉の公表部分では合意の記載だけを問題にしてますが、眞の問題はどう運用されるかです。

具體的運用面で、日本が尖閣に接近する際に、事前にチャイナに通知することになるでせう。まさに亡國です。
これは少し考へれば分かることです。
なぜなら東支那海全域で相互聯絡する筈がありません。
限定的海域で相互聯絡するに決まってます。
その海域に尖閣が含まれ、大陸沿岸は含まれないでせう。
大陸沿岸にチャイナの海空武力が出る際に
わざわざ日本に通知する筈が無いのです。
しかし日本側からは、尖閣に接近する際に
事前にチャイナに通知するでせう。

合意の文字でなく、運用の問題です。
暗黙の前提は尖閣が中間的地帶となってゐるのです。
交渉の細部以前に、そもそも交渉すること自體が
領土賣り渡し行爲に外なりません。
歴史意識が無いからこんな結果になりました。
悠久の尖閣史でチャイナはゼロであった。
しかしそれを日本國民も日本政府も信じてゐない。
研究で明らかなのに、信じようとしないこの空氣。
嗚呼。
https://pbs.twimg.com/media/DRxB0SDUIAE5Z5D.jpg

★ 石井先生の懸命な研究と国際的実践、政府への警告・忠言を続け、チャイナの著名な学者を論破し続けてきたことが、こんな形で無残な結末を迎えようとしている。

石井先生は以前もこの件で警告をされていた。

この件は続けてエントリします。

本日、「ブログのティールーム」は休みます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄の那覇にて、石井望長崎純心大学准教授と恵隆之介氏の講演を聴きました。

2018年04月03日 | 政治

沖縄にはじめて行きました。スカイマークという飛行機もはじめて乗りました。那覇空港に着き、ゆいモノレールにすぐに乗りこみ、奥武山公園駅で下車、公園の広い敷地を「武道館はどこでしょうか」と尋ねながら小走りでやっと到着。武道館の前で「琉球新報」がビラ配りをしていました。なんのビラか貰っておけばよかったかなあ、と思いながら時間の余裕がなかったので残念?です。

石井先生、講演会の前日はチャンネル桜とチャンネルAJIERに出演され、チャンネル桜のyoutubeができているのでご紹介します。「三喜」の話もあります。石井先生は中国側の主張のデタラメをすべて論破されてきた日本の尖閣問題第一人者の学者です。

【沖縄の声】特番!いしゐのぞむが語る~尖閣の歴史と領有への道~[H30/3/31]

出演:
   ボギーてどこん(ジャーナリスト・沖縄支局担当キャスター)・・・この動画の表紙の人です。
ゲスト:
   いしゐ のぞむ(長崎純心大學比較文化學科准教授)

ところで、「沖縄」について石井先生の昨年の動画を前もって見ていたので少しは知識があったつもりでしたが、現地にくるというのは言葉では言えないほどの感慨でした。(今まで陳舜臣氏の本も読んでいましたが、それは日本をよくは書いていなかったのです)、また今日は司馬遼太郎氏が書いた沖縄についての本(司馬氏は乃木希典を低く評価していたことがあり何か理解できない作家でもあるのですが、沖縄をどのように書いているのか知りたくなった)、そして石井先生と講演でお話された恵隆之介氏の著作も購入。

講演の翌日、「首里城」を見に行った折に「琉球新報」と「沖縄タイムス」をローソンにて買いました。若い店員さんに「八重山日報は?」ときくと「八重山日報は置いたことがないんですよ・・・個人的には見たいと思っているのですが」とあとの言葉はそっと小さな声で答え、「セブンイレブン」でやっと八重山日報を見つけました。

八重山日報の第1面と第6面に石井望長崎純心大学准教授の記事があり、第1面は石井先生の講演の内容の一部でした。

琉球が中国の海賊を撃退・・・石井氏、「漢那館長の祖先も」

【那覇】長崎純心大学准教授で尖閣諸島の歴史に詳しい石井望氏は3月31日、奥武山公園武道館で講演し、琉球王国時代、琉球の船が中国の海賊船を多数、撃退していたと指摘した。場所は現在の中国福建省福州市沖で台湾北部の海域。薩摩藩の藩主が褒美を出した例もあると紹介し、そのうちの一人は昭和天皇が皇太子時代の欧州訪問時に御召艦「香取」の艦長を務めた沖縄出身者・漢那憲和氏の祖先であるという。

石井氏は「日本と(当時の中国王朝の)清国の武力均衡ラインは福州沿岸にあった。日本の制海権は、この辺りまで及んでいた」と述べ、日本の支配が同海域まで及んでいると指摘した。

証明する資料として石井氏は、1833年に来日したオランダ人の記録を紹介。福建省沖や台湾北部まで日本の制海権が及んでいたと指摘し「その内側に尖閣があった」と語った。(八重山日報)

★ 沖縄の歴史の嘘について石井先生は2017年に講演で説明、その貴重な動画です。琉球処分以前から日本は琉球を実効支配していた。台湾・香港の学生運動についても詳しくお話され、「江南人」(長江から南)は別の民族であったこと、これは私もよくわかる・・・「三国志」にもそのようなことが書かれていたし・・・。

特別講演「琉球王国450年の嘘」石井望先生 ③ 沖縄対策本部歴史戦講演会 2015-3-2

恵隆之介氏のお話については次の機会に必ず書きたいと思います。

ブログのティールーム

本日は私が永遠に支持する三宅博先生に語ったこの音楽、「最後のローマ人」エツイオの悲劇

(三宅先生にお話したのは、ヴェルディのオペラ「アッティラ」のエツイオ、そして塩野七生さんの書いたスキピオ、シラーの劇でヴェルディの作曲によるオペラ「ドン・カルロ」のポーザ卿ロドリーゴ、でした)

フン族の覇王アッティラは欧州を侵略し勝ち続けて遂にローマに攻めてくる。(ヨーロッパに起こった民族大移動の原因)
ローマの将軍エツイオはアッティラ軍をシャロンにて撃破するが、ローマは暗愚な皇帝が英雄エツイオの功績を嫉妬し、戦場から帰るように命じる。またローマカトリックも愚かな皇帝に同調した。
しかしエツイオはローマを護る決意をする。

歌詞 ・・・エツイオの覚悟が歌われています。(訳はベッラです)

私の運命は定まっている。
それぞれの戦の準備はできている
もし私が倒れる時は 強き者としてであろう。(ベッラの一言・・・そうでした、三宅先生は最後の最後まで日本を憂いておられた。どれほど苦しいかを一切仰らなかった。英霊の苦しみを思ったらガンなんて、と。)
そして私の名は残るだろう。
私は見ない。この愛する祖国が 分割されるのを...
その時は「最後のローマ人」と、イタリアすべては嘆くであろう
È gettata la mia sorte,
Pronto sono ad ogni guerra;
S'io cadrò, cadrò da forte,
E il mio nome resterà.
Non vedrò l'amata terra
Svenir lenta e farsi a brano...
Sopra l'ultimo romano
Tutta Italia piangerà.

Piero Cappuccilli Attila b-flat (ヴェルディ歌手として最高峰のバリトン、カップッチッリが歌っています)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする