ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

奥山篤信氏の書評~宮崎正弘・渡辺哲也氏の「南北戦争か共産主義革命か~」/昨年冬に中国人観光客を大量に入国させたことが「日本人の集団免疫獲得」についての政治的疑問

2021年03月16日 | 政治

宮崎正弘 v 渡邉哲也・・・対談の本ですが、さっそく書店に並んでいるのを見ました。
下記に奥山篤信氏が書評を寄せておられます。


『南北戦争か共産主義革命か! ? 迫りくるアメリカ 悪夢の選択』(ビジネス社)

 武漢ウイルス・パンデミックによる世界のパラダイム激変、米国トランプ政権からバイデン政権の偽善的衆愚主義の文化大革命、支那におけるアリババ帝国崩壊による大波乱、日本経済五大リスクさらに日本の大危機をどう乗り切るか等、常に魚眼的かつ立体的に分析する二人の賢者の対談である。

題名も意味深であり格別の期待もあり読了した。

<悪夢の選択>という言葉は京都大学・大阪大学で教授を歴任した井上俊(桑原武夫・鶴見俊輔らとの現代風俗研究会などがある)の『悪夢の選択──文明の社会学』,筑摩書房という書物があるが、この書は<文化とコミュニケーションの隘路 不可視の内部を持つ者同士が頻繁に接触し,さまざまの関係を取り結ぶ複雑で流動的な現代社会では,コミュニケーションは見せかけや偽装などのレトリックを必要とする.
しかし,このような社会を思想史的に展望するならば,超越的な理念,懐疑と自省を無視できなくなるだろう>の帯にあるように、宮崎・渡邊対談本を暗示する意味合いも深読みできる。

 さらに僕や宮崎先生の同世代に圧倒的人気があった、東西冷戦時代のベストセラー作家のフレデリック・フォーサイスの<悪魔の選択>という東西陣営の戦術的・戦略的騙し合いを暗示する、意味合いもあるだろう。

 まさにこの書はいつもの宮崎先生の絶賛すべき<同時性と瞬発力 さらに近未来予言>能力を渡邊氏とともに遺憾なく発揮した書であると感服する。

ちょうど親子の年齢差である二人の対談は全く期待通りのもので、臨場感にあふれる武漢ウイルスの世界のパラダイム変化の現実さらにトランプ後のアメリカの反動、それは世界の平和などに資するどころか混迷が予想され、日本の国益に真っ向から不利な世界の政治・経済の組み替えが予想されるなかで、その問題点をIT産業の行方と方向性など、丁寧に展開してくれている。

フォーサイスのタイトルにある悪魔という言葉において、選択肢の中で見かけ最も魅力的なものが、じつはその複雑系のなかで利害に反する裏目(back fire)になりうる結果を念頭において・・・・

 残念ながら日本では、宰相たる器量も能力も期待はずれで、なかった人間が総理となり、いきなりアメリカニズムの権化竹中平蔵やアメリカ人の<ブレーンとやら)を置き、特に真正・保守陣営の期待は裏切られ、まさにそこにある混乱に面して居て、希望もない。トランプ・安倍なき後の(ロス・トランプとロス・アベの)ショックは日本にとって大きいと二人は語る。

思うに菅が悪い、いや二階が癌だと行っても物事は解決しないが、下手をすれば我が国は覇権主義支那帝国の元に沈没(精神的かつ物理的にも)する恐れもある。

そのなかでオバマの第三幕(version 3)を演じるバイデンがまさに偽善と欺瞞にひそむ暴力的な衆愚主義の必然というパラドックス、支那との対決をさけて支那を増長させたオバマの悪夢の再現(トランプはまさに平和を保ちながら、紛争地帯制作に見事なバランスをもたらした功績とは反対に偽善を唱えるエセ平和主義の欺瞞性と暴力性を語っている)希望的な材料はない。宮崎氏は岸信夫氏にほのかな希望を寄せている。

最後に渡邊氏が日本の施策を語っているが、<強いアメリカの秩序のなかで自発的な思考の停止を続けてきた日本の甘えの構造>まさにそれを捨てる勇気と気力がないかぎり、日本に未来はない。

具体的施策より以前にあるはずの政治的国際的な基本理念、つまりはっきりとしたビジョンがない甘えの構造を打破することこそが、もう70年たった今でもトラウマとしてあるこの現実を思うと呆然たる思いだ。誠に近未来を見据えた必読の書といえる。 

(評者 奥山篤信)

 
 ブログ主より・・・私は書店で手に取ってこの本を見たが、奥山篤信氏の書評にこの両者(特に宮崎氏)の言い得なかったこと、そして背後から強い「むしろ言いたいのはこうであろう」というような後押しを感じた。
奥山篤信氏の書評というのは、この本の著者が言いたかったことを的確に明示しながらも、奥山氏ご自身が以前から鋭く現状を見据えた上で、両者の意見を尊重しながらも全体の流れの中で「真に問うべき重大なことのエッセンス」を明らかにされたような気がする。

奥山氏は「まともな論者であることが条件だが」という上で、「書評を書く面白さは、他者の考えを基に自分の考えを展開できる」と仰っていたことから、私はこう考えた。

「作曲家の意図を読みながらも時間をおいてそれを明らかにする指揮者に似ています。」と。もちろん良い曲・良い演奏というのが条件ですが・・・。
ただ、これはこの本に於いての批評であり、奥山篤信氏の鋭い舌鋒は今進行中の政治について、一寸の妥協もない。
それだけにここに氏の確実な分析や感覚を載せるには、山の裾野の一部をご紹介するに過ぎない。
音楽で言えばヴァーグナーの「ライトモティーフ」が何の障害もものとせず、それぞれの反応を「無限旋律」として組み合わせていく手法を思う。
そしてそれは「全く正しい正論中の正論」でありながら、時代はそれには驚くべきほどの鈍さと品性のなさで、大いなる才能は地団太を踏みながら天に向かって楽曲として「誰も遮る者はいない」状況の「芸術」として成就する、というものである。
私は時にスクリャービンやムソルグスキーという楽曲に似たようなイメージを持つことがある。

僕が選んだ世界の女優50選 | 奥山篤信 |本 | 通販 | Amazon
KONAN



奥山篤信氏のプロフィール
映画評論家、文明評論家。1948年、神戸市出身。1970年、京都大学工学部建築学科卒業。1972年、東京大学経済学部卒業。1972~2000年まで米国三菱商事ニューヨーク本店を含め三菱商事に勤務。2014年、上智大学大学院神学研究科修了(神学修士)。2014年よりパリ・カトリック大学(ISTA)に留学

★ 奥山篤信氏の本を読んで・・・このオペラを書いたムソルグスキーの考えも見た気がした・・・
モデスト・ムソルグスキー - 歌劇《ホヴァンシチナ》第4幕間奏曲





★ 以前、新型コロナワクチンについて書いていたのですが、その前にもっと以前からの疑問を下記に記しました。



日本人には新型コロナウイルスの「集団免疫」がある、と言って出版社や書店を儲けさせているある「京都大学特定教授」がいるが、こういう論にもならない論?で世間をにぎわせているような「虚無とミテクレの世界」を受け入れさせようとする政治界の意図が見え隠れするのを一瞬にして見破るという役目は「スパイ防止法」の一環として必要だろう、「アベ総理が昨年冬に大量の中国人を入国させた結果で、日本人にはコロナの集団免疫ができた」ということ、これを多くのyoutubeも取り扱っていて絶賛のようだが、高須幹弥医師(高須克弥院長のご子息)は、「もしそうだと信じることになれば多くの被害者が出る、感染症の専門家の先生がたはおおいに疑問視されている。もし不幸なことになれば切腹ものだ」と勇気ある発言をされている。

どうも胡散臭いと思うのは「中国人大量入国」を批判でなく「偶然にプラスになった」ということで、それは政治の明らかな失策と「親中」をおかしな論でカヴァーをしようとしているのではないか、集団免疫があるならワクチンはこれからも不要だろう。医学研究者は国民の健康を預かっている立場で、政治のとらわれや忖度なく、正論を述べてほしいものである。

参考動画1
号外【ニュースを斬る!】上久保靖彦先生から国民及び菅政権へのメッセージ




参考動画2
京都大学大学院上久保靖彦教授の日本人は既に集団免疫を獲得している説は本当ですか?



松田学氏ってこんなこと言っていていいのかなあ・・・上久保氏の意見を完全に信じている。




ブログのティールーム


Ettore Bastianini ~ Antonietta Stella in " La Battaglia di Legnano "




 この「パートリア」という歌詞が繰り返されていること、ヴェルディがこのオペラを書いたのは祖国統一運動でガリバルディ将軍を支持していたことだ。Patria とは「祖国」の意味である。
このオペラはヴェルディのオペラの中ではマイナーなものだが、これを歌うだけの力量のある歌手が今はいないことを惜しむ。
1961年、スカラは全力をあげてこのオペラでオープニングした。歌手はヴェルディ歌いとして最高のステッラ、バスティアニーニ、コレッリであった。

ブログ主より・・・この日本の国難・有事を乗り切るには日本の与野党の一致協力が前提だ。
しかし頼みの「真正保守」はいない。自民党が「保守?」、だったら野党は何?
こんなプロ野球の球団応援のようなやり方ではだめだ。「呉越同舟」「日本型ロンバルディア同盟」が必要だ、そう思う。毎日情けないであろう・・・嘘やごまかし、こっそりと利権の横行、居直り、・・・確かに「もっと議論することがある」というハンで押したような言葉で擁護する政権のシンジャ、しかし泥棒の言い分ではないか。
野党の口達者なずうずうしい「看板?」議員、これらアホの為に野党にいる真面目な議員は迷惑している。
・・・こうして狭い井戸の中のケンカで時は無為に過ぎていくのだろうか・・・。



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昨春、安倍政権が尖閣周辺の日米海上機関との連携の打診を断っていた!!/稲村公望氏、日本の官僚制度の失敗「内閣人事局」

2021年03月14日 | 政治

★ 石井望長崎純心大学准教授が指摘されていた記事です。
「尖閣有事」への対応よりも「中国に忖度」が大切だったのか?

激震! 中国「海警法」の尖閣圧力 VS アメリカ非公式連絡
 複数の日米関係筋によれば、米国は昨春、日本政府に対して米沿岸警備隊が尖閣諸島周辺で、日本の海上機関と共に行動する準備があると非公式に打診していた。
米沿岸警備隊は治安機関であるとともに米軍の一部門という性格があるため、行動する相手については海上保安庁あるいは海上自衛隊と明示はしなかったという。
だが、日本政府はこの打診を受け入れなかった。当時の安倍政権が習近平中国国家主席の訪日を進めているなか、中国を不要に刺激したくないという思惑が働いたとみられる。日本側の関係者の1人は「海保のなかに、米軍の一部門でもある沿岸警備隊と一緒に行動することに慎重な意見もあったようだ」と語る。
全文は 激震! 中国「海警法」の尖閣圧力 VS アメリカ非公式連絡 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 youtubeもご覧ください。霞が関の官僚には静かなる革命か・・・それよりもこのお話は稲村氏の人生のドラマのように思えて心をうちます。すっかり感動して聴き入っていました。動画を聴く時間のない方の為にも「走り書き」を付けています。
「日本の官僚制度の失敗『内閣人事局』(前半)」稲村公望 AJER2021.2.17(5)

走り書き・・・コロナでの生活をお話された後からのことを書きます。(ブログ主)
先日、名前は言えないが「権力の右腕」と称された霞が関のOBと話をした。
何が一番安倍政権からスガ政権に替わるときの失敗だったのかと問うと、彼は「内閣人事局ではないのか、霞が関が沈滞し能力が全低下、その元凶である、コロナ危機があっても危機管理能力が不足して迷走、個人的資質でなく統治機構全体が崩するようなことになってきている、本物の危機に直面して脳が思考停止しているのではないか、或いは、思考停止させているのではないか?という厳しい指摘であった。急いで改善させるか旧態に復帰させるほうがまだマシなのではないかとその人は言っていた。かつての大蔵省支配の時代に接待事件があって、名称を言うのも嫌な○○しゃぶしゃぶ事件という破廉恥事件があり、その中で清濁併せ呑むと言うか世間の表裏を熟知した優秀な役人が出世街道を駆け上った。そうでなくて品行方正の人徳ある人物をとる必要があった。悪いことがあったのだから「内閣人事局」は「改革」だったのではないかという人もいる。

中選挙区から小選挙区になり派閥もなくなり政権与党に対する官邸の指導力が強化された。民間企業はニューヨークでIRなどで威風堂々と接待してもてはやされる。正規労働が停滞して会社の費用で飲み食いしたことになる。
酒池肉林の接待をする会社も出てきた。
かつての人情がらみの相関関係は戻ってこないのではないか。
霞が関の官僚人事は「静かなる革命」だったのではないかという人もある。
各省人事は後戻りするべきではない、官邸がすべてを統括する、ということだが反動があることは承知のうえで。世界情勢の激戦を見る中でそのOBは、まだ昔に戻したほうがまだマシと激しい意見を言った。
国家公務員の人事は憲法上も最終的にはすべて内閣の権限と責任の元で行われ、内閣総理大臣が国務大臣他各省大臣を任命、各省行政機関の末端にいたるまでの人事を実施してきたし、各省事務次官を頂点とする一般職の国家公務員は政治が介入することは控えられてきたが、縦割り行政の弊害があるとしてましてや局益・省益が国益をも優先するとして福田内閣の時に国家公務員 内閣内閣人事局を置くというのが決定した。
その時に町村官房長官は閣僚の人事権が弱まると発言していた。
その翌年、麻生内閣は工程表を作り発表する、当時の人事院総裁(郵政省出身)の谷氏は全体の奉仕ではなく自分の奉仕になると危惧した。
2008年8月に政権交代があって当時の仙谷官房長官などが従来の自民党政権と同様に内閣人事局構想を推進したが
農林省出身の篠原孝衆議院議員が強硬に反対し、一時的にとん挫した。  
それから時間がたって第二次安倍政権になってから法案が可決されて2004年5月30日に「内閣人事局」が発足。
まだ6年もたたない。
当初は初代局長に元警察官僚だった人をということだったが直前に撤回されて加藤勝信衆議員が任命されるのは、当時のスガ官房長官が主導したとされる。
内閣人事局が稼働して被害を受けたのは憶測にすぎないが外務省と農水省(外務省では政権に擦り寄る横行が出て来たし、経産省から横やり人事があった、戦後の成功例といったものを一挙に反故にした)例えばTPP,農産物のこと。トランプ政権が成立してパッとそれを捨てて沈静化したのではないか。
TPPを切り捨てたために収まったようなもの。

外務省から待機ポストが、外交軍事に対する知識もなく歴史も勉強もした気配もない人が「全権大使」になった。
実は御商売の関係の「渉外官」ではないかという話。
私が多少関係した「郵政民営化」についてもある種のメポティズムの典型であって、内閣人事局はそれを制御もしないでお墨付きを与えた。一例をいうと日本郵政の社長人事など利益相反だと当時の経団連の会長も指摘していた。 
戦後70年問題懇親会の座長をしていた経営者が元大蔵次官のポストの後釜になって、巨額の海外投資をはじめ、わずか二年後に4002億円の損失を確定したが、原因追及は一切なされなかった。

日本の国家公務員の制度では各省庁の幹部職員は一般職であれ、過剰な忖度は弊害が生じるのは予想できた。
森友加計学園問題では国有財産の売却に関する決算を巡って、財務省の担当職員が「官邸に忖度」したのはないかといわれたが当時の国税庁長官が国会に証人喚問されたが新たな事実は得られず、真相はすべて闇の中である。

安倍政権では特別職の学者や元総理秘書官などが参与の肩書で就任したとのは周知の事実だが、元官僚が官邸官僚となって各官僚の権力を誇示する意思伝達を決定して(言いたくないのだが)側用人(そばようにん)といえる集団が成立したのも特徴である。  
側用人でも中国政策を巡って外務省出身と経産省出身という権力の争いがあって親書偽造事件に発展した、側用人として長すぎたのではないかという指摘。
権力の中枢にいた人が 側用人の任期が長すぎたのではないかといっている。

私事だが昭和47年に国家公務員の上級職で合格して郵政省に採用された。   
当時の佐藤達夫さんという人事院総裁が代々木のオリンピック村での式典で「もはやあなた方は天皇の官吏ではない」と 言い、後に総理大臣となる竹下官房長官が陪席されたことを記憶している。
私はもはや天皇の官吏ではないが、政治権力に阿る人間ではないと考えている。
郵政民営化に反対して霞が関を出た時も友人は「家族もいるんだから」と言ってくれたが。
まだ国民の全体の奉仕者のほうが天皇の官吏につながっていると思う。
側用人の私兵であるというほうが間違っていると思っている。(以上)

 
側用人とは、5代将軍・徳川綱吉の時代に創設された、将軍と老中の取り次ぎをする役職である

現代の ”側用人” | TK 好奇心研究所

稲村公望氏のプロフィール
昭和22(1947)年生まれ。奄美・徳之島出身。東京大学法学部卒。1972年、郵政省入省、フレッチャースクール修士、八女郵便局長、1980年、在タイ王国日本大使館一等書記官。通信政策局国際協力課長、郵務局国際課長、総務省政策統括官(情報通信担当)、日本郵政公社常務理事を歴任。2012年10月1日「日本郵便」副会長、2014年3月、同社を辞任。中央大学大学院公共政策研究科客員教授等を歴任。現在『月刊日本』客員編集委員、岡崎研究所特別研究員




Amazon.co.jp : 稲村公望

マエストロ稲村、ありがとうございました。
稲村氏は「先生」と呼ばれるのが大嫌いで(中央大学大学院客員教授だったのに)稲村さんとか公望さんとか呼んでくれ、と仰るので困った私はイタリア語でマエストロ(maestro)と呼んでいます。
「それならよい」と仰るので
次回は奥山篤信氏の登場です。もしご許可を受けたら、ですが・・・。このお二人は日本の頭脳であり良心です。

ブログのティールーム

「郵政民営化」で上級官僚としての職を投げ打って日本の為に尽くされるマエストロ稲村に。
ここに幸あり(昭和31年)鮫島 有美子 Cover



一昨年のことですが、マエストロ稲村の講演会に行くと、終わりごろにたくさん歌を披露してくださいました。
この曲もレパートリーになさってください。
笑顔が可愛らしく人気があってとても楽しいお方です。


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稲村公望氏が語る「横浜に寄稿したクルーズ船のこと」/バッハ会長の発言に疑問/その他

2021年03月13日 | 政治

 少し長い文ですが、昨年のことをクッキリと思いだしました。稲村公望氏からご許可を頂いて転載しています。
あの「クルーズ船」の謎、これは大変大事なことなのにこのままでいいのでしょうか。ハッとしました。

 不思議なことだが、横浜港に寄港して、武漢肺炎ウィルスの患者を大量に発生させたクルーズ船の、イタリア人だとの報道があった船長の記者会見もなく、船籍国が英国だと聞いているが、英国政府の声明も、ましてや、米国の会社とは言われているが、このクルーズ船の乗客を扱っている米国旅行会社の責任者の記者会見も声明もない。

乗組員と乗船客の国籍分類も発表されない。日本人は何人だったのか。米国人が何人だったのか、その他の外国人がどの国から何人いたのか。
皆目分からない。
特に、香港あたりから中途乗船した中国人は何人いたのか。その際潜在患者はいなかったのか。
横浜寄港前に、すでに武漢肺炎に罹患した者がいて、急遽横浜に寄港したとのことだったが、横浜港の管理者は、いつどういう判断で、寄港を許可したのか、情報が公開されていない。

それからこのクルーズ船はカジノが解禁されていた船だとの報道であるが、横浜でのカジノ運営の利権の関係者とどこかでつながっていやしないか。
乗客の日本人も日本の観光旅行会社が募集した客ではなく、米国の観光会社が募集した客であるとしたら、どんな特徴があったのか関心のあるところだ。

NHK等一部のマスコミは、このクルーズ船・ダイヤモンドプリンセスの患者数を、日本国内の発生数としているが、国際法上は別に計上すべきだ。事実、ジョンズホプキンズ大学の医療データベースは、別掲している。
外国船に対する一次的な管轄権は入港中と言えども外国船舶には及ばない。

今回はこのクルーズ船の防疫に自衛隊などが献身的に参加したことは、美談ではあるし、一部の的外れの批判など気にすることはないにしても、初動の対応状況の評価を含め、その際の船籍国との意思疎通、日本政府、神奈川県などと船舶側との交渉状況など事実関係は明らかになって然るべきである。
端的に言えば、英国船舶の救出防疫作戦であるから、かかった経費を英国に請求するのかしないのか、など「詳細にこそ神は宿っている」のである。

日本が湾岸線戦争で大枚をはたいても尊敬されない事例があったが、ジャングルの国際社会では、僅かに存在する国際法を尊重しなければ、日本はまたつけこまれて、負け戦をすることになる。
米国カリフォルニア州オークランド沖にに待機させられているクルーズ船も同じ観光会社の旅客募集のあった船だと言うから、特にカジノの関連から調べて比較してみる必要があるかも知れない。
更には、このクルーズ船と中国の利権との関係はないのかも含めることが必要だ。

それにしても、政治の与野党の危機対応・統治能力の劣化には驚かされる。
勿論、今は過去を振り返る余裕などない。待ったなしの危機管理能力を発揮することだ。

しかし、それでも、真の敵はどこにいるかを考えながら行動しよう。 
頑張ろう、日本!!! そして世界を救え!  八紘為宇!(以上)



マハティール氏と稲村公望氏

野口健さん、バッハ会長の「五輪開催疑う理由ない」発言に疑問「彼らの自信は根拠あってのものか」
この日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が総会冒頭のあいさつで「現時点で東京五輪の開会式が7月23日に行われることを疑う理由はない。五輪が開催されるかではなく、どう開催するかが問題だ」と述べたという記事を貼り付けた野口氏。  
「だとすれば僕はよほど疑い深い性格なのかもしれない。何故ならばこの状況下において『疑いなし!』と断言できる程の自信は僕にはない」と、つづると、「彼らの自信は根拠あってのものか、それとも単なる遠吠えなのか。リーダーの発する言葉が、希望的観測に偏れば盲目的な状況に陥りやすい」と指摘していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/678cb249289fe130c09afc1803b603586ffa84c4 (リンクできず)

 

またおせっかいなことをバッハ会長がいう。「中国製のワクチンをプレゼント」ですって?(リンクは省略)

 片山さつき氏、IOCバッハ会長の中国ワクチン発言に「開催国は日本です」

 丸川珠代五輪相 中国ワクチン申し出に「まず、事前にうかがっておりませんでした」

 橋本聖子会長 東京五輪の中国ワクチンは「政府が今後どのように考えていくか」

 東京五輪に中国ワクチン 組織委も困惑…協議会で国内競技団体から質問
なぜバッハ会長は日本が嫌がることを言うのか? いったいどことつながっているのかなあ・・・

しかも品質も考えず?え、考えたの?どのように?ノーサンキューの声が多いようですが(キッパリ)
あれ?上久保教授は「日本人は集団免疫を持っている」などと言っておられましたね。
私は全く信じていませんが。
See the source image


ブログのティールーム


ヴァーグナーのオペラ「ラインの黄金」、いろいろ聴いたが、この演奏が最高!!豪華キャスト、
1958年録音でレヴェルが高いですね。神々が虹を見ながら新築のワルハラ城に入るところ。
独唱は男性陣ですが。このオペラのフィナーレです。

Richard Wagner - DAS RHEINGOLD - Entrance of the Gods into Valhalla (Solti, 1958)


Wotan (basso baritone): George London・・・最高のヴォータン
Donner (baritone): Eberhard Wächter・・・輝かしいエーベルハルト・ヴェヒターの声
Froh(tenor): Waldemar Kmentt・・・ハリとツヤのある抒情的な美声
Loge (tenor): Set Svanholm・・・ヘルデンテノールとしてローレンツ以降の存在感
Fricka (soprano): Kirsten Flagstad・・・神のようなフラグスタート、フリッカを歌う!!
Freia (soprano): Claire Watson・・・若き日のクレア・ワトソン
Woglinde (soprano): Oda Balsborg
Wellgunde (mezzo-soprano):Hetty Plümacher
Floßhilde (contralto):Ira Malaniuk
Conductor: Sir Georg Solti・・・巨匠ゲオルグ・ショルティによる指揮
Wiener Philharmoniker Vienna, 1958・・・ウイーンフィルハーモニー

オペラ] プッチーニ「トゥーランドット」 (2019/07 東京文化会館 ...
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新型コロナワクチン接種で懸念のアナフィラキシー/医師会に対する意見のこと/高橋洋一氏のインテリ風漫談について

2021年03月11日 | 政治

アナフィラキシー報告8人、初めて男性も…国内で計25人に

読売新聞 / 2021年3月10日 22時59分

 厚生労働省は10日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた医療従事者8人が、重いアレルギー症状のアナフィラキシーとして報告されたと発表した。国内でこの症状の報告は計25人で、今回初めて男性の事例が報告された。この日までに接種を受けたのは14万8915人で、うち35人は2回目の接種を受けた。

 厚労省によると、8人は20〜50歳代の女性7人と、50歳代の男性。いずれも9日か10日に1回目の接種を受け、吐き気、めまいなどの症状が出た。全員が投薬を受けるなどし、症状は改善。医療機関からの報告では7人が接種と「関連あり」とされ、1人は「評価不能」だった。厚労省は今後、専門家の意見を聞き、接種との因果関係を調べる。

 海外に比べ発生頻度が高く見えることに対し、厚労省の有識者部会の部会長を務める森尾友宏・東京医科歯科大教授は「アナフィラキシーの評価方法や、最新の海外の発生状況などもあわせて、12日の部会で議論したい」とした。
アナフィラキシー報告8人、初めて男性も…国内で計25人に - 記事詳細|Infoseekニュース

何と、ヤフコメで袋叩き、医師会の意見をどうぞ冷静に!!
医師会会長「第4波を招く恐れ」 感染者数下げ止まりで

 日本医師会(日医)の中川俊男会長は10日の記者会見で、新型コロナウイルス感染者数が下げ止まっている現状について「リバウンド(感染再拡大)によりさらに大きな第4波を招く恐れがある」と述べ、対策の徹底と強化を求めた。  
中川氏は「全国各地で変異株が確認され、首都圏では新規感染報告が下げ止まりから横ばい、あるいは増加の兆候も見られる」と指摘。「第2波の下げ止まりが続き、第3波につながった昨年の9、10月によく似ている」と危機感を示した。  緊急事態宣言の解除を巡っては「期限を定めず延長し、データを見ながら決断するのがあるべき姿だ」と主張した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee85984ff5fe986c26e3b87f5cee96be76ddeec6?fbclid=IwAR0tXP14bKBXP9gF6CA91_7FQ6g79mzJYTpD0-FpfnYIxtL7t2XmMB64nmw

 Yahoo!のコメントを見ていたら、医師会に対し何もわかっていない攻撃コメントが多く心配。
例えば・・・>だからもうあなたの感想はいいよ。根拠もなく不安を煽っているだけでしょ。開業医や民間病院の便益のために。感染者数は十分に下がってる。医療逼迫が原因で緊急事態宣言。
都民1,400万に対して感染300、重症50で医療逼迫。
あなたたちコロナ対応しない医療従事者のために自粛しているんだから、心からの感謝とともに、自らをすこしでも恥ずかしいと思って欲しい。
そのあたりが全く感じられずに上から目線で自粛や政府批判を繰り返すから余計にイラつかせる。(ヤフコメより)

★★ マスコミや政府のプロパガンダをする人たちがメチャクチャなことを振りまいていることに気付かなきゃならない。設備も人も足りないし、感染症対策で建てられたものではない。これがどうして理解できないのか。
無責任なネットリンチであることを憂う。「期限」については政府と医学関係者はよく話し合って決めることは必要。

★★★ 素人の私にはこの一斉叩きに不安を感じる。
そして新型コロナに対して国民も出来る限りの協力をしている。
(そんな中で政治家の不始末のニュースについてはどうか?・・・これはどう語られる?)

これでは医療関係者や国民はたまったものではない。ただ医療関係に無責任な非難はどうかと思われる。



 高橋洋一氏はネットでは人気があるし発言は正しいことも多いが、どうも軽い態度。政府のプロパガンダもこなす。
髙橋洋一チャンネル 第79回 疑問だらけの日本医師会 なぜ医療崩壊?原因を解説



高橋さん、正しいことも所々言っているのですが・・・

★★ このyoutubeで話していることもちょっと・・・政府には甘い。
髙橋洋一チャンネル 第115回 全く科学的ではない緊急事態宣言延長!本当に自粛は必要なのか?




尖閣の話は高橋さん、面白い。しかし「漫談」の枠内。

落語家イラスト/無料イラストなら「イラストAC」

髙橋洋一チャンネル 第54回 中国外相尖閣発言と日本の親中議員はこう読み解くべし!





ブログのティールーム



お詫び・・・昨日の「ブログのティールーム」、肝心のyoutubeを入れていなかったのが夜になって気が付きました。
あわてて入れましたが、申し訳ありませんでした。
しかし「ロンバルディア同盟」、中世の歴史的事実ですがさすがヴェルディですね。
それと1961年のミラノスカラの名歌手の実力たるや今では考えられない。
バスティアニーニ、コレッリ、ステッラ・・・聴くだけで勇気と喜びを得てしまいました。
再掲させていただきます。

La battaglia di Legnano: Act IV: Per la salvata Italia (Arrigo, Lida, Rolando, Chorus)


「ロンバルディア同盟」は赤ひげバルバロッサこと神聖ローマ皇帝であるフリードリヒ1世を撃退し、勝利を歌うが・・・ここから先はヒーローのアッリーゴの最期が・・・涙なしでは聴けないフィナーレ。(しかし日本では「パートリア(祖国)」という言葉連呼では「右翼オペラ」といわれるかも、という人がいたけれど外国では「愛国」は当然のことなのだ。

終わるとだんだん高まる聴衆の大拍手。

日本も愛国・憂国の政治家が与野党を超えて「ロンバルディア同盟」よろしく手をつなぐ必要を感じる。

私はヴェルディのオペラ「レニャーノの戦い」のことを考えていた。
昔、イタリアは都市国家だった。そこへ神聖ローマ皇帝ことフリードリヒ1世の大軍が攻めてきた。
イタリアの都市国家は「ロンバルディア同盟」をつくり、さまざまな違いを横に置いて、祖国防衛のために対抗し、なんとフリードリヒ1世を退けた。

ロンバルディア同盟の末裔が今の「北部同盟」で、イタリア第一主義であり、Prima gli Italiani、(Italians First)米大統領だったトランプとも呼応・・・ただ、今のイタリアの政治の動きはややこしいので歴史上のことにとどめる。


ミラノスカラはヴェルディ没後60年を記念して「レニャーノの戦い」をコレッリ、バスティアニーニ、ステッラというイタリアの至宝の名歌手を揃えて上演した。これはほとんど上演されないマイナーなオペラで、名歌手の力量にすべてがかかっている。

この時、日本にはデル・モナコやテバルディが来日してジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」を上演し、「イタリアはすっかり名歌手が日本に来て本場のスカラは名歌手がガラガラだ」と自慢した評論家がいたが、とんでもない。
ジョルダーノよりヴェルディの不朽の名作を最盛期の名歌手を揃えて上演していたのだ。


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史上名高いイタリアの都市国家が違いを超えて集結した「ロンバルディア同盟」
・・・神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世の大軍を退ける。


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今度はコンビニのスプーンやフォークが有料化へ?/自宅療養者にイベルメワクチンが厚労省に承認されないのはなぜ?/歴史の「ロンバルディア同盟」のように与野党の垣根を超えて日本の為の政治を。

2021年03月10日 | 政治

レジ袋有料化の効果もよくわからないまま、今度はスプーンやフォークが有料化へ…



これから「マイ箸」のように「マイスプーン」「マイフォーク」を持って歩けと?
エコの名のもとに国民への負担をどんどん増やしていく、コンビニでもサンドイッチやおにぎりしか買わなくなるでしょう。
少額のおカネかもしれませんが、レジ袋に引き続き、ストロー、スプーン、フォークなど「持ち歩く」のが増え続けるし衛生上も問題ある。
お店も困るだろう、何を考えているのか、そのうちに「容器もご持参ください」だなんてなりかねない。
笑うしかない情けないありさまだ。環境大臣ってこんなこと以外にすることあるでしょう?


人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々

2月25日のBS-TBSの『報道1930』では、イベルメクチンが特集的な扱いをされていました。この『報道1930』では、ノーベル賞医学生理学賞を受賞した京都大学の本庶佑教授や、イベルメクチン研究の第一線におられる北里大学の花木秀明教授も出られていました。

「厚生労働省は試験で効果が確認できなかったとしているが、厚生労働省が行った試験は現実とかけはなれた条件で行っている」「なぜ普通の条件で試験をしないのか?」「厚生労働省は平時での対応をしている」「しかし今は世界的なパンデミックのさなかであり、人がどんどん死んでいる」「なぜ有事の対応をしないのか」と述べた花木教授の発言には心打たれるものがありました。

また本庶佑教授も「厚生労働省に近い研究者だけの判断で行っている」として厚生労働省の閉鎖性を強く批判され、有効な薬品がなかなか使えない状況を嘆いておられました。

厚生労働省というのは、医療界の総元締め的な存在です。医療に関するあらゆる許認可を握っています。研究者や医者にとって、厚生労働省を批判することは、非常に恐ろしいことのはずです。実際、医者や研究者の側から、あからさまに厚生労働省を批判するようなことはそうあるものではありません。

だから花木教授や本庶教授の発言というのは、かなり腹をくくった上での、いわば「命がけの発言」だったといえるでしょう。

先日、東京医師会の尾崎会長が「自宅療養している患者にイベルメクチンなどを処方できるようにしてほしい」と発言しました。しかし、厚生労働省はこの問いかけを黙殺しているのです。

筆者は忽那医師に聞いてみたいものです。あなたは今の厚生労働省に非はまったくないと思いますか?厚生労働省のつくった医療システムは最善のものですか?と。

ところで厚生労働省には、製薬利権というものがあります。製薬業界は、古くから厚生労働省の官僚たちの主要な天下り先となってきました。製薬メーカーだけでなく、製薬業界全体で官僚の天下りを受け入れてきたのです。たとえば、製薬メーカーの業界団体である「日本製薬工業協会」は理事長として元厚生労働省官僚の白石順一氏を受け入れています。また大阪医薬品協会でも元厚生労働省官僚の今別府敏雄氏を受け入れています。それぞれ数千万円の報酬が払われているものとみられています。

製薬業界全体で、数百人規模(もしくは1,000人以上)の天下りを受け入れていると見られています。

そして現在、新型コロナ対策として厚生労働省と日本の製薬メーカーが共同して、大きなプロジェクトを行っています。武田薬品工業が、アメリカのモデルナ社が開発したからワクチンと、同じくアメリカのノババックス社が開発したワクチン、計2種類のワクチンを日本に輸入販売するというプロジェクトです。

ノババックス社のワクチンは、武田薬品が原液から製造することになり、「国産ワクチン」という位置づけになっています。武田薬品は、山口県にある厚生労働省のパンデミック・ワクチン用の製造設備を使用し、厚労省の助成金約300億円を活用する予定になっています。もちろん武田薬品にとっては、莫大な利益が転がり込んでくるわけです。

もし、イベルメクチンが日本で普及し、国民が新型コロナの予防できるようになれば、この武田薬品のプロジェクトは大きなダメージを受けるわけです。

武田薬品と蜜月の関係にある厚生労働省としても、大きな打撃になることは間違いありません。

イベルメクチンは特許も切れていて非常に安価なのです。だから製薬会社にはあまり旨みはありません。ワクチンを製造したほうが、全然儲かるのです。製薬業界を主要な天下り先としている厚生労働省としても、好ましいことではないのです。

もしそういう理由でイベルメクチンの承認を遅らせているとすれば…厚生労働省の官僚のみなさん、国民からそういう疑いをかけられる前にいい加減、行動してください!

編集後記

話の続きになりますが、北里大学の花木教授によると、世界からのデータでイベルメクチンの予防効果は80%以上ということが出ているそうです。つまりイベルメクチンをあらかじめ飲んでいれば、新型コロナに感染する可能性が80%も減少してしまうのです。そもそも、日本では新型コロナに感染する可能性は非常に低いので、それをさらに80%減免することになれば、新型コロナは終息ということになるでしょう。

早くイベルメクチンが予防で処方されるようになって、コロナ禍から解放されたいものです。

人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々 - まぐまぐニュース! (mag2.com)

ご参考に・・・
北里大、新型コロナに対するイベルメクチンの治験の詳細が明らかに
北里大、新型コロナに対するイベルメクチンの治験の詳細が明らかに:日経バイオテクONLINE (nikkeibp.co.jp)

 ・・・どうかきちっとした解説を国民に示してほしいと願います。・・・



 ブログ主より・・・「おかしいことをおかしいと言えない、慣らされていくような圧力」を感じるこの頃です。
ワクチンのことでも疑問がありますが、なかなか言えない雰囲気です。
「救国内閣が必要」と思いました。
フェイスブックやツイッターを読んでいても、「すすんでプロパガンダ・ネトウヨ」で圧力をかけてくるのが(どうも善意らしい)多いのです。
それを肌で感じるのはここ8年です。
与党でもとんでもないのがほとんどで、「自民党以外どこに任せる?」と平気で言っている人がまだいる。
確かに野党も変な政治家があいかわらず「熱弁?」をふるって顰蹙をかっているのはダメです。
では与党はこれまでの「売国政策」はだんまり?

与野党でどちらかにプロ野球の応援団のように「絶対に○○以外にない」というのではあまりにも無責任だ。自らのアタマで考えているのではない。自分でそう思うならまだいいが、人にお説教してきた人が多いのにはお手上げです。

★ 全体主義に手を貸している無責任さに辟易している。
危急存亡の今、与野党の中で「愛国」のシャンとした政治家なら日本の為に立ち上がってほしい。
中には安倍やスガが「保守」「右翼」と思う人がいるが、私はそのような輩が「保守」であるとは絶対に思わない。
それに群れるようについていく情けない連中も「保守」とは思えない。

亀井静香氏が言っていたけれど、昔から日本はその時その時の「先進国」とされている国、物質的・経済的に発展している国、そういう国をあがめたて、追従してきたのが日本の歴史であり、民主主義と思っているものは正義でも何でもない。
多数派が少数派を支配するための道具である。


多数派も少数派も徹底的に話し合い、協力し合うことだ。・・・こう述べている。

亀井静香氏は政界を引退されたけれど、民主党政権の時に「国民新党」として政権に入り「外国人参政権」を止めた人だ。
なのにその「外国人参政権反対」の集会に東京の講演会に行った時、多くの自民党の支持者が亀井氏を罵倒したのを見て驚いた。いわゆる「ネトウヨ」だろう。
安倍なんて亀井氏の足元にも及ばないお坊ちゃんだ。外国人参政権という名は付けないがそれ以上の弊害がある「移民法」「アイヌ新法」その他を決めてきた。
スガで転んだら安倍再登板の声も出るなんて何の冗談だ!!


特定の保守のレヴェルはどうなっている?皇室も危うい。
そして「高みの見物」を決め込むシジシャら。



コンビ二のスプーンやフォーク対策など「芸の細かい?環境大臣も無能」、恥ずかしくなる。




ブログのティールーム

本日はヴェルディ「レニャーノの戦い」から・・・コレッリ、バスティアニーニ、ステッラというヴェルディ歌手3名が繰り広げる素晴らしさ、そしてミラノスカラのオケとコーラスの輝かしさ。勝利を得た「ロンバルディア同盟」は凱旋します。
(私のミスで午後8時を過ぎて気が付きyoutube
を貼りました。申し訳ございません)

La battaglia di Legnano: Act IV: Per la salvata Italia (Arrigo, Lida, Rolando, Chorus)


ロンバルディア同盟は赤ひげバルバロッサこと神聖ローマ皇帝であるフリードリヒ1世を撃退し、勝利を歌うが・・・ここから先はヒーローのアッリーゴの最期が・・・涙なしでは聴けないフィナーレ。(しかし日本では「パートリア(祖国)」という言葉連呼では「右翼オペラ」といわれるかも、という人がいたけれど外国では「愛国」は当然のことなのだ。

終わるとだんだん高まる聴衆の大拍手。日本も愛国・憂国の政治家が与野党を超えて「ロンバルディア同盟」よろしく手をつなぐ必要を感じる。
Guelfi_e_ghibellini-min.png

私はヴェルディのオペラ「レニャーノの戦い」のことを考えていた。
昔、イタリアは都市国家だった。そこへ神聖ローマ皇帝ことフリードリヒ1世の大軍が攻めてきた。
イタリアの都市国家は「ロンバルディア同盟」をつくり、さまざまな違いを横に置いて、祖国防衛のために対抗し、なんとフリードリヒ1世を退けた。

ロンバルディア同盟の末裔が今の「北部同盟」で、イタリア第一主義であり、Prima gli Italiani、(Italians First)米大統領だったトランプとも呼応・・・ただ、今のイタリアの政治の動きはややこしいので歴史上のことにとどめる。


ミラノスカラはヴェルディ没後60年を記念して「レニャーノの戦い」をコレッリ、バスティアニーニ、ステッラというイタリアの至宝の名歌手を揃えて上演した。これはほとんど上演されないマイナーなオペラで、名歌手の力量にすべてがかかっている。

この時、日本にはデル・モナコやテバルディが来日してジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」を上演し、「イタリアはすっかり名歌手が日本に来て本場のスカラは名歌手がガラガラだ」と自慢した評論家がいたが、とんでもない。
ジョルダーノよりヴェルディの不朽の名作を最盛期の名歌手を揃えて上演していたのだ。


 

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