ソプラノ歌手のNELLY MIRICIOIUとピアニストAncuta Niteのリサイタル。Hospices of Hopeという団体のチャリティーコンサートである。
ロイヤルオペラハウスでもタイトルロールを勤めたりするNELLY MIRICIOIUの歌声を間近に堪能することが出来た。ドン・カルロ、蝶々夫人、ラ・ボエーム、運命の力など、ベルディ、プッチーニなどのイタリアオペラからの選曲が中心。声の質は若干、年齢を感じさせるものの、情感が素晴らしい。出身のルーマニアの民謡も美しかった。
NELLY MIRICIOIU & Ancuta Nite
14th October 2009, 7:45pm
ゴッホ美術館からの帰りに、コンセルトへポーへ立ち寄りました。コンセルトへポーといえば、世界でも有数の名門オーケストラであるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の本拠地です。ロンドンで聴いたあの素晴らしいオーケストラを是非、本拠地で聴きたいと思っていましたが、事前にWebをチェックしたところ、この日はコンサートがないことが分かっていたので、ホールだけでもという思いで立ち寄ったわけです。
立派な外観は、う~ん、これがあのコンセルトへポーかと感慨深いものがありました。ここで、新たな誘惑が・・・。
ロイヤル・コンセルトヘボウのパンフでも貰って帰ろうとBoxOfficeへ行ったのですが、確かにロイヤル・コンセルトヘボウのコンサートはないのですが、実はこの日、同じくアムステルダムに本拠を置くTHE NETHERLAND PHILHARMONIC ORCHESTRAのコンサートがあることが判明。明日はマラソンだから睡眠は大事だし、一度コンセルト・へポーで生のオーケストラも聴いてみたい。どっちが優先か?BoxOfficeで立ち止まったまま、十分ほど熟考した挙句、まだ16:00だから今、ホテルに戻って一寝りすれば3時間寝ても、20:15開始のコンサートに間に合う。という文武両道の解決法を考え出し、その場でチケットを購入してしまいました。
予定通り7時過ぎまで昼寝をして、開演直前にホールに再登場。ライトアップされたホールはひときわ美しく見えました。
ホール内は思ったよりも小ぶりなものでした。直方体のような形で、ステージの後ろにも席があります。2階席もありますが、数列しかないようでしたので、全部で2000も収容できないのではないかとも思ったりしました。近代ホールとは違った、歴史的な重みや威厳を感じるホールです。
この日は当初予定の常任指揮者のYakov Kreizbergがお休みで、代役でDmitri Slobodenioukという人が振りました。ショスターコビッチにモーツアルトとなかなかのプログラムです。1曲目のショスターコビッチを聴きはじめて、このホールの豊満な残響にびっくりしました。すごく、音が柔らかく響くのです。激しいはずのショスターコビッチがとても優雅な豊穣な音楽に聴こえるほどです。ましては、モーツアルトのピアノ協奏曲ともなればなおさらです。うっとりと、聴き入ってしまいました。
ロイヤル・コンセルトヘボウを聴けなかったのは残念ですが、予期せずコンセルトヘボウで生の音楽に接することができて、とても満足でした。
(ピアノのPhillip Bianconi)
(指揮のDmitri Slobdeniouk)
(オランダフィルハーモニー)
za 17 oktober Grote Zaal 20:15 uur Klassiek | Orkest
Nederlands Philharmonisch Orkest
Dmitri Slobodeniouk, dirigent
Philippe Bianconi, viool, piano
THE NETHERLAND PHILHARMONIC ORCHESTRA
Conductor Dmitri Slobodeniouk
Piano Phillip Biancon
Sjostakovitsj - Negende symfonie in Es, op. 70
Mozart - Pianoconcert nr. 20 in d, KV 466
Sjostakovitsj - Zesde symfonie in b, op. 54
立派な外観は、う~ん、これがあのコンセルトへポーかと感慨深いものがありました。ここで、新たな誘惑が・・・。
ロイヤル・コンセルトヘボウのパンフでも貰って帰ろうとBoxOfficeへ行ったのですが、確かにロイヤル・コンセルトヘボウのコンサートはないのですが、実はこの日、同じくアムステルダムに本拠を置くTHE NETHERLAND PHILHARMONIC ORCHESTRAのコンサートがあることが判明。明日はマラソンだから睡眠は大事だし、一度コンセルト・へポーで生のオーケストラも聴いてみたい。どっちが優先か?BoxOfficeで立ち止まったまま、十分ほど熟考した挙句、まだ16:00だから今、ホテルに戻って一寝りすれば3時間寝ても、20:15開始のコンサートに間に合う。という文武両道の解決法を考え出し、その場でチケットを購入してしまいました。
予定通り7時過ぎまで昼寝をして、開演直前にホールに再登場。ライトアップされたホールはひときわ美しく見えました。
ホール内は思ったよりも小ぶりなものでした。直方体のような形で、ステージの後ろにも席があります。2階席もありますが、数列しかないようでしたので、全部で2000も収容できないのではないかとも思ったりしました。近代ホールとは違った、歴史的な重みや威厳を感じるホールです。
この日は当初予定の常任指揮者のYakov Kreizbergがお休みで、代役でDmitri Slobodenioukという人が振りました。ショスターコビッチにモーツアルトとなかなかのプログラムです。1曲目のショスターコビッチを聴きはじめて、このホールの豊満な残響にびっくりしました。すごく、音が柔らかく響くのです。激しいはずのショスターコビッチがとても優雅な豊穣な音楽に聴こえるほどです。ましては、モーツアルトのピアノ協奏曲ともなればなおさらです。うっとりと、聴き入ってしまいました。
ロイヤル・コンセルトヘボウを聴けなかったのは残念ですが、予期せずコンセルトヘボウで生の音楽に接することができて、とても満足でした。
(ピアノのPhillip Bianconi)
(指揮のDmitri Slobdeniouk)
(オランダフィルハーモニー)
za 17 oktober Grote Zaal 20:15 uur Klassiek | Orkest
Nederlands Philharmonisch Orkest
Dmitri Slobodeniouk, dirigent
Philippe Bianconi, viool, piano
THE NETHERLAND PHILHARMONIC ORCHESTRA
Conductor Dmitri Slobodeniouk
Piano Phillip Biancon
Sjostakovitsj - Negende symfonie in Es, op. 70
Mozart - Pianoconcert nr. 20 in d, KV 466
Sjostakovitsj - Zesde symfonie in b, op. 54