その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

The last day in London (ロンドン最後の日)

2012-08-17 20:17:30 | ロンドン日記 (日常)
 早いものでもうすぐ帰国して2週間。いつまでもロンドンのことをだらだら書いていても、金魚の糞のようなので、そろそろ一旦区切りをつけたいと思います。

 というわけで、これも自分の記憶の記録用なのですが、ロンドンでの最後の一日。

【ラスト・ジョッグ】
 とうとう最後の日の朝。やっぱり、「最後にもう一走りせねばなるまい」、そう思い、もう何回走ったか数えきれないぐらい走ったハイドパーク、ケンジントン・ガーデンズのお決まりコースを1周。丁度、この日、数時間後にオリンピック女子トライアスロン競技が行われるハイドパークには、練習中の選手や観客たちが集まり始めていました。

(最初の1年はこのアングルが定点観測地点でした)


(トライアスロンのサイクリング、ランのコース)
 

(トライアスロンの水泳コース。あの池がオリンピックコースとは信じらん・・・)
 

【インベントリー・チェック】
 フラット(アパート)の最後の退室検査。もう、引っ越しも終えて、入居時のままの殺風景に逆戻りとなりましたが、2年半お世話になった、ロンドン2つめのこの部屋ともお別れかと思うと、結構しんみりします。



【大英博物館/ナショナルギャラリーへ】
 引っ越しの際、部屋には、大量のユーロ・コインや大陸旅行に行った際のコイン・紙幣(ポーランド、チェコ、ハンガリー、トルコとかのお金)が残っていました。真面目に数えたら、何と50ユーロ以上。コインは両替レートも悪いらしいし、何しろ重いので、日本に持って帰るのもばからしい。

で、思いついたのは、お世話になった大英博物館とナショナルギャラリーへの恩返し寄付。博物館、美術館のお賽銭箱にじゃらじゃらコインをまとめて入れるのは、すごい快感です。廻りの人に、「こいつ、何やってんだ。狂ってんじゃないのか?」とちらちら見られるのも、変な快感。子供がじーっと、コインを投げ込む私を見つめているのも印象的でした。

 とにかく、イギリスの殆どの美術館、博物館が無料という方針には本当に感心したし、恩恵を得ました。是非、これだけはどんなに財政難になっても続けてほしい。クラシックコンサートの寄付が削られてチケットが高くなろうとも、この無料施策だけは辞めないでほしいです。この程度の寄付では、何の足しにもならないでしょうが、感謝の気持ちとして、受け取りください。

(延べ20回近く通った大英博物館)


(奥に隠れてますが、寄付したコインの一部)
 

【ザ・ラスト・ビアー】
 やっぱり、最後はパブでビールで締め。セルフリッジ・デパートの裏(北)側を5分程度歩いたところにある、Tudor Rose。市街の喧騒から離れてゆっくりくつろぐのにお薦めのパブです(昼しか行ったことありませんが・・・)。ロンドン最後のビールはやっぱり、London Prideしかないでしょう~。

 


 Bye-Bye, London !!!! Thanks a lot!!!!!

2012.8.4

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする