たこ焼き屋とお好み焼き屋

　ウォーキング途上でよく見かけるのが、大阪ならではのたこ焼き屋だ。
　たぶん10軒以上は目につく。

　そこそこ大きいチェーン展開している店から、自宅の軒先で、おばちゃんがひとりでやっているようなものまでさまざまだ。
　店舗形態は大小にかかわらず、ほとんどが軒下や軒貸しだ。

　昔はたこ焼きだけを焼いていたのだが、規模が大きくなると、お好み焼きや焼きそばまで手を広げている。大阪三大粉もんだ。
　一方、店舗を構えるお好み焼き屋にとっては、多少なりとも脅威と思われるが、お好み焼き屋とたこ焼き屋のバトルの話はあまり聞かない。
　それどころか近所でも仲良く共存している。
　お好み焼き屋でたこ焼きを出す店も見かけたことがない。
　たぶん顧客層が違うのだろう。

　そもそも大阪人は家でもお好み焼きやたこ焼きを作って食べる習慣がある。
　それなのに、外でも食べたり、テイクアウトしたりするのだ。

　あまりお好み焼きやたこ焼きなど食べない、九州人の私にとっては不思議なことだ。
　たぶん大阪人のDNAに浸み込んでいる粉もん遺伝子のなせる業なのだろう。
　
　


*本日の1桁ナンバープレート
　･･･3、･･･1、･･･2、･･･4、･･･5

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