春爛漫前夜

　書斎の窓から春の青空と白い雲が見える。
　最後の寒の戻りも終わり、本格的な春に突入だ。
　マンションの桜も満開に近づいた。

　週末は花見日和だ。
　日曜は大学の同級生が夙川に集い、恒例(高齢)の老人花見大会だ。
　年に一度の生存確認を兼ねて、毎年、懐かしいあの頃や病気の話で盛り上がる。

　私も昨年末に退職してからは毎日が日曜日みたいなものだ。
　今年からは翌日の仕事を気にせず、心ゆくまで酒を飲めるのが嬉しい。

　参加にあたって、唯一心掛けているのがお花見ファッションだ。
　歳をとると服装に構わなくなり、アーストーンの老人ファッションになりがちだが、私は違う。

　当日は、2、30代の若者が着るような、様々なワッペン付きのウォッシュアウトGジャンに、迷彩柄のカーゴパンツ、黒のワークブーツでキメていこうと思っている。
　同級生の反応や批評が楽しみだ。
　

木を見て森を見ず

　朝のウォーキングコースで歩く幹線道路の舗道を、今までの左側から右側に変えてみた。
　それだけで見える景色や見慣れた街並みが、新鮮なイメージに一変した。

　今まで店舗のショーウインドウや店先しか見えていなかったのが、それらの店舗全体が見渡せるようになった。
　店舗の名前や全体の造りやデザインもひと目でわかった。
　一階部分しか見ていなかったマンションが以外に高いのに驚いたりもした。

　まさに今まで、木を見て森を見ずの状態だったのだ。

　景色に限らず何事も視点を変えるということは必要だと実感した次第。
　
　

宇宙船「黄昏号」

　現在の年金引きこもり生活を何かに例えるとしたら、それは宇宙船だ。
　家全体が宇宙船で、書斎はコックピット、パイロットは私だ。
　家内は機関士兼コックだ。

　誰ともコンタクトしないので、ドラマも生まれないが、迷惑をかけることも、かけられることもない。
　至って平穏な生活だ。

　世間の出来事や情報はパソコンやテレビを通して入ってくる。
　ほとんどの出来事や情報、たとえば、元号が変わろうが、有名人が捕まろうが、亡くなろうが、私にはなんの関係もないし、感動も影響もない。
　深夜に観るネットのB級映画となんら変わりはない。

　朝のウォーキングはエコノミークラス症候群の予防、たまの知人との飲み会も昔話に興じる気分転換の宇宙遊泳だ。
　そのほかでは、出不精なので宇宙船から出ることもほとんどないし、人付き合いも億劫で知人も少ないので、誰も訪ねてこない。
　
　極論すれば、ネットさえあれば、あとは何も要らない。
　
　
　
　

新しい元号は令和であります

　朝のウォーキングの途中、家電販売店の前に人だかりができていた。
　何事かと覗いてみると、新元号がまさに発表される直前だった。

　官房長官が出てきて、発表された新元号は令和だった。

　私見を言えば、違和感てんこ盛りだ。

　令は命ずる、おきて、お達しとかの意味で、勅令、命令、司令、伝令などの熟語が頭に浮かんだ。
　自ずと軍国主義が連想される。

　当然、現政権の思惑も少なからず反映されていると思われる。
　軍国日本に逆戻りでもあるまいが、現在の政権の憲法改正論が見え隠れする。

　平和の意味合いがある令和の和は、それをオブラートする役目かもしれない。

　日頃は政府に批判的なマスコミも、祝賀ムードを煽るだけでそのことに触れようとしない。
　それも一種の言論統制のようでうすら寒い気もする。
　
　まあ、私の単なる思い過ごしであればそれに越したことはない。
　

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　糖質制限ダイエットで大幅減量に成功したことは、過去に当ブログにて既報のとおり。

　巷を見渡せば、まだまだ肥満体、肥満気味、肥満予備軍が溢れている。
　皆さん当然なんらかの対策を講じているとは思われるが、効を奏していないのが現状だ。
　そんな皆さんは、ダイエットというのが考えているほど簡単ではないことを痛感しているはずだ。

　それは書店で購入したダイエット本やインターネットから得たダイエット情報、通っているダイエットジムのメニューが、あなたの体質や性格、生活習慣や生活環境に合っていないからに違いない。

　無意味なダイエットの努力は時間と労力の無駄だ。

　私が試した糖質制限ダイエットは、文字通り糖質、いわゆる炭水化物を制限するだけの、いわば万人共通の簡単、楽チンダイエットだ。
　炭水化物以外はなんでも食べ放題だ。もちろん満腹はオーケイだが、食べ過ぎは論外だ。

　私が実際に体験して、成果があったからこそ、自信を持ってお勧めできる。
　電子書籍にしようとは思ってもいなかったので、ビフォーアフターの写真や、体重変化の数値やグラフもないが、そこは体験者ならではの具体的表現から、真偽のほどは判断していただきたい。
　
　

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　ぜひご一読いただき、あなたのダイエットにお役立てください。