★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

2度目の東京五輪

2020年01月04日 19時10分01秒 | 徒然(つれづれ)
 今年のビッグイベント東京オリンピック。
 人生2度目のオリンピック東京開催だ。

 前回は小学4年の時で、日本中が日本選手の活躍に沸きに沸いていたのを記憶している。
 重量挙げの三宅、男子体操の遠藤、山下、マラソンの円谷、柔道の神永、そしてバレーの東洋の魔女。
 日本選手以外でも、女子体操のチャスラフスカ、水泳のショランダー、100mのヘイズ、柔道のヘーシンクなど、子供心に印象に残った選手は何人もいる。

 九州の田舎のテレビはまだ白黒だったが、中継は可能な限り観て、それなりに感動、感激もしたものだ。
 学校でもオリンピックの話題で持ちきりだった。
 当時切手収集にハマっていて、親にねだって記念切手も何種類か買ってもらった。 

 あれから56年、再びの東京開催だ。
 まさか人生で2度も巡り合うとは思いもしなかった。

 しかし、しかしだ。
 多分、今回のオリンピックは観ないだろう。
 56年前と違い、なんの興味もわかない。

 当時は興味や好奇心は旺盛だったが、それを満たす対象が手の届くところにはなかった。
 娯楽も少なかった。
 なによりいろんなことに対する経験が不足していた。
 そんな少年にとって東京オリンピックは、たとえテレビ観戦でもビッグイベントだった。

 オリンピックに限らず、昔は夢中で観ていたプロ野球や大相撲も今やほとんど観ることはない。
 サッカーやラグビーなど、スポーツ全般も同様だ。
 子供の頃はスポーツ中継を観ながら、自分も将来ああなりたい、なれたらいいな、という憧れや希望があった。
 
 あの時の田舎の少年は、成長して都会に出て、就職し結婚して、もろもろあって、今や定年退職後のオマケの人生航路だ。
 やりたい娯楽もあらかた経験した。
 それなりに知識も増えたし、興味や好奇心の対象は今やほとんどない。
 もはやスポーツ選手になれるはずもない。
 
 それが歳をとるということなのだろうか。


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生きてるだけで丸儲け

2020年01月04日 12時28分08秒 | 徒然(つれづれ)
 1月も4日になると巷もさすがに正月気分も醒め、通常の活気を取り戻す。
 今年は4日、5日が土日ということもあり、長期の年末年始休暇の人間も多いみたいで、さすがに例年ほどのせわしなさはない。

 正月休みが終われば、もう年末まで月初の特別待遇はどの月にもない。
 毎月の月初を何気なく過ごすだけだ。
 そのようにして人はまた今年一年を例年通り駆け足で過ごしていくのだ。
 
 今年の抱負を語れる歳もとっくに過ぎ、輝ける未来も期待薄の私にとって、今年1年が平穏無事であれば、それでいい。
 もし何かいいことがあれば、それは棚からぼた餅みたいなものだ。
 明石家さんまじゃないが、オマケのような人生、生きてるだけで丸儲けだ。
 


*本日の1桁ナンバープレート
 ・・・8、・・・1、・・・4、・・・6、・・・7、・・・5、・・・3

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一見を百聞で表す

2020年01月03日 12時27分23秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキングでペースを上げると汗ばむ暖かさ。
 今年の正月3ヵ日は世間的には上々の日和でなによりだ。
 
 本日のブランチは松屋のビビン丼。
 最近、松屋のメニューではこれにハマっている。

 チープなキムチに柔らかい豚肉、千切りゴボウに青ネギ、海苔、ちょうどいい塩梅の半熟玉子がトッピングされ、甘辛タレがかかっている。
 そこに卓上の紅ショウガと味噌汁の油揚げとわかめを乗せて、スブーンでこれでもかというくらい、思い切りグチャグチャにかき混ぜる。
 できあがりの見るからに下品なカオスが、食してみると至高のジャンクテイストだ。
 途中で味の変化を求めるならば、卓上の焼肉のタレやバーベキューソース、七味唐辛子をかけるのもいい。

 その工程を動画や連続画像で流行りのYouTubeやインスタに挙げれば、一目瞭然、百聞は一見に如かずだが、そこは小説家を目指す私だけに文章で伝えたい。
 インスタ映えなどと悦に入るのもかまわないが、自ら文章伝達能力の低下を促進するのもいかがなものか。
 
 


*本日の1桁ナンバープレート
 ・・・5、・・・9、・・・2、・・・3

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正月の商店街を歩けば

2020年01月02日 12時46分39秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング途中で王将ブランチ。
 年初の開店一番乗りで、今年最初の客の栄冠をゲット。
 別に賞品があるわけでもないが、王将フリークの私としては名誉なことだ。
 餃子とビールで新年を祝う。
 
 今日もビーカンの冬晴れで、ダウンやコートは必要ないくらいの日差しの暖かさだ。
 今年の暖冬を確信する。

 帰り道の商店街に年末から開店したたこ焼き屋がある。
 30代くらいの若い夫婦ふたりだけでやっていて、奥さんは乳飲み子を背負い、まるで昭和の世界だ。

 商店街に隣接する小さな神社は初詣の人々でそこそこ賑わっていた。
 初詣はわざわざ有名な神社に行く必要もない。
 近所の小さな神社で十分だ。
 みなさんわかってらっしゃるようだ。


 *本日の1桁ナンバープレート
  ・・・5、・・・1、・・・9、・・・6、・・・2

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去年の記録

2020年01月01日 16時37分30秒 | 徒然(つれづれ)
 正月の暇にまかせて去年のブログ記事を読み返している。
 定年退職後1年目ということで、一応、人生の節目といえる。
 そんな思いもあってか、ブログもほぼ毎日投稿している。

 内容はブログタイトル通りの些事がほとんどだ。
 読んでいると、その当日のことがありありと甦る。
 そしてそんな記事の中にも今読み返すと、気の利いたことや思いの丈が垣間見える文章がある。
 こうして日記代わりに日々の些事を書き記すのも、それなりに意味があるものだ。

 人間は忘却の動物だ。
 日々の些事などほとんど記憶に残らない。
 それを記録して記憶の手助けにすることは大切なことだ。

 刺激や感動とは程遠い生活を送っていながらも、小説家を志す者は、そんな過去の些事の中からインスピレーションを閃かすべきなのだ。

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元日の朝の不定愁訴

2020年01月01日 13時03分36秒 | 徒然(つれづれ)
 拙ブログご愛読者の皆様、明けましておめでとうございます。
 今年も他愛もない身のまわりのことを、気の向くままに書き留めていきますので、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。

 本日ウォーキングの歩き初めを敢行。
 朝の空は晴れ渡り、柔らかな日差しは元日とは思えぬほどの暖かさ。
 今年も暖冬の予感が。
 平日と比べると車の数や人通りも少なく、点在する神社以外は静かな家並みが森閑とした正月の雰囲気を漂わせていた。
 コンビニは営業していたが、ファーストフード店はさすがに休業だ。

 家内が留守の自宅に戻れば、いつもと変わらない時間が流れていく。
 昨年の元日から始まった定年退職後の引きこもり生活も、あっという間に1年が経った。
 過ぎ去った去年の日々は、冬から春へ、春から夏へ、夏から秋、そして冬へ、昨日のことのように鮮明に記憶に残っている。

 そこにはかすかな絶望と軽い吐き気にも似た不定愁訴が、通奏低音のように流れている。
 私はそれを見ないようにしている。
 それはあたかも絶壁の高みに立った高所恐怖症の人間が、極力下を見下ろさないようにしている様に似ている。

 今年も去年と変わらない1年になりそうな気がするし、そうであってほしいと願う。
 


 *本日の1桁ナンバープレート
  ・・・5、・・・1、・・・8、・・・6

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