虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

プロ野球開幕(パ・リーグ②)

2009-04-02 07:15:00 | スポーツ
昨日の続き

<北海道日本ハム>
二岡と林がトレードで加入したが、守護神・マイケルを失ったので、プラスマイナスゼロといったところだろう。
今季もここ数年の攻撃力不足は、大きく改善されることはないのではないか?
スレッジ、ボッツ、ヒメネスの外国人選手が、切磋琢磨しながら競い合うと面白いことになるかもしれないが、貧打改善にはつながらないと見る。
投手陣はダルビッシュ、スウィーニーに続く、10勝投手が欲しい。
藤井、武田勝、多田野らにチームの命運が託されるのではないか?
決して選手層が厚いわけではないので、前述の助っ人の働きと若手の底上げがあまり見られないと苦戦は必至。
糸井、陽、宮西、吉川らの頑張りがないとキツイだろう。

<福岡ソフトバンク>
明らかに世代交代期に突入したソフトバンク。とくに打線は顕著。
川と松田でクリーンアップを組めるようにしていかないと先行きは明るくならない。
秋山監督が将来を見据えて、若手を積極起用できるかが今季のポイント。
有望な若手の発掘と可能性を見出せれば、将来ホークスが時代を担う可能性は高まる。
投手陣は杉内、和田はほぼ心配不要。しかし故障明けの新垣、大隣らがどうなのか?抑えの馬原もやや不安だ。
チーム内の新陳代謝が、このチームの将来を決めるだろう。そのための準備と心得るべし。

<東北楽天>
岩隈、田中はほぼ心配はない。
唯一、故障だけが不安。
彼らの見通しがつかないと、真っ当に戦えないのではないか?
また彼ら2人に続く先発投手が見当たらず、抑えも何となくボンヤリしていて不安は隠せない。
今年もまた、知将・野村監督の手腕次第か?
打線は中村紀の加入で攻撃に幅が出てきた。
また昨年の首位打者・リックと本塁打王の経験があるセギノールの両外人は今季も健在。
ここに鉄平、渡辺らが足を絡めたりすれば、面白い展開が期待できる。
だが相対的に投手陣の手薄が目立つ。

3~6位予想は極めて僅差で、ちょっとしたことで順位が前後することが考えられる。
それに比べ、オリックスと埼玉西武はやや抜け出ているものの、主力選手の故障など不測の事態が発生するとあっという間に下位に沈むこともあるだろう。
それだけパ・リーグは僅差で競い合っている。今季も面白い戦いになるだろう。

ps.次回からはセ・リーグです。