虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

名刺

2009-04-06 00:02:28 | ビジネス
4月は出会いの季節。

アチコチの会社には新入社員が入ってきて、職場の空気も新しくなる感じがする。
また新年度に伴って、人事異動があったり、新しいプロジェクトが始まったり、名刺交換をする機会も増えるが「名刺は整理して大事に保管する」という常識を覆す「名刺はその日に捨てるべし」という驚きの提案が登場している。
これは片付けが得意ではない人向けのもので「使わないものは捨てよう」という整理法に準じたものだという。

名刺の役割はあくまでも『この先につなげる』こと。
二度と会わない・連絡を取らないと思う人の名刺は、会社に戻ったあとすぐに捨てて問題はないという。
「要らないなら即座にシュレッダーにかけるべき」と断言する人もいるくらいだ。
同じ部署の人たちと大量に交換した場合も同様で、代表者の名刺に全員の名前を控えるとか、携帯などに登録すれば残りは処分しても構わないとも。  

自分が渡した名刺がその日の内にシュレッダーにかけられていると思うと、なんだか悲しい気持ちになってしまうが、これはあくまでも使う頻度の高い重要な名刺をすぐに取り出せるようにするための工夫であり、必要のない名刺が一枚増えることで、必要な名刺を探す時間が余計にかかることのデメリットの方が大きいともいえる。
日頃、なかなかモノを捨てられなくて困っている人は、この「名刺を捨てる」技術を身につけることで、意識改革を図ってみてもいいかもしれない。

ps.インパクトのある名刺って、言うまでも無くとっても重要。これについては、またの機会に。