逃げ地図

「逃げ地図」という言葉をご存知でしょうか？

東日本大震災に対するボランティア活動の中から開発され、震災後の新しいまちづくりを可能にする一種のプロセスを指します。
非津波浸水域をゴールとし、避難時間を色分けし、避難方向を矢印によって地図の道に表現します。
これにより詳細な避難地図を作成できます。
加えて地域を安全なまちに改良していくためのベースマップにもなります。
道路や避難タワーを追加して、道の色を塗りなおすと、その対策の費用対効果が誰の目にも明らかになります。
シミュレーションにより、試案の妥当性や、規模、性能を検証し、確実性の高い具体策を作成可能にします。
アプリ化し、WEBで公開することで多数の試案ログを集積でき、なおかつ閲覧可能にすることで新しい合意形成に基づくまちづくりを可能にするのです。

この「逃げ地図」の展示会が、11月4日まで行われています。
場所は、D&DEPARTMENT PROJECT SAPPORO by 3KG(中央区大通西17-1-7)
時間は12:00～20:00、入場無料。

逃げ地図プロジェクト　http://www.nigechizuproject.com/