虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

マジック

2015-10-23 06:58:42 | 文化
マジックの音楽(BGM)といって、すぐに思い浮かぶのがポール・モーリアの「オリーブの首飾り」でしょう。とくに中年層以上の皆さんには…。
曲 https://www.youtube.com/watch?v=VTyJpuYh1RQ

マジックのとき、この曲のメロディが流れてきたら、今ではこの音楽だけで客席から笑い声が出るくらい馴染みがあります。

さてこの曲は今から40年ほど前にフランスでディスコナンバーとしてヒットしました。
原題は「エル・ビンボ」といい、作曲者はクロード・モルガンという人です。

フランスで大ヒットしたあと、ヨーロッパやアメリカでも流行りました。
それをポール・モーリアがいち早く自らのポール・モーリア・グランド・オーケストラで取り入れ、日本で演奏したのが日本で知られる始まりです。

またその頃、某国産ワインメーカーのテレビCMに使ったため、幅広く知れ渡りました。

この曲を日本のマジックで、初めて使ったのは女性プロ・マジシャンの松旭斎すみえさんといわれています。
日本では、この曲はマジックの定番BGMとして定着しましたが、世界的なことではなく、あくまでも日本だけの現象です。
でも最近は耳にすることも少なくなりましたね。

自らのヒット曲が流れるだけで、マジックを想い出したり、笑いが漏れるようになるとは、当のポール・モーリアも思っていなかったに違いありません。

PS、この曲をリピートで1時間聞いていると、なぜか笑えてきます。決して私だけじゃないはず。