虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

気配り・心配り

2020-04-22 08:12:30 | 社会
昨日の午前中のこと。

最寄り駅近くの銀行ATMの前で並んでいた。
いつもより長めの8人ほど。
各人がソーシャルディスタンスを保ちながら待っていた。

すると、そのATMを設置しているビルのオーナーさんと思しき女性が現れ、並んでいる人たちに(大判の)ウエットティッシュを「どうぞ!」と配る。
「珍しいなぁ」と思いながら、でも「こんなときだから…」とも思ったり。

その女性、おもむろにそのATM設置場所の各所(手すりやATMのタッチパネルなどを中心)に除菌スプレーをかけたウエットティッシュでふき取りをするではないか。
自分の場所からコロナ感染者が出ないようにする気配り、そして利用者に対する心配りだろう。

ひと通り、拭き終えたころ、私の前にはあと2人。
ちょっとだけ、そのオーナーさんらしい女性に声をかけてみた。

私「大変ですね。毎日やっているんですか?」
女性「そうねぇ。毎日何度もするのよ。」
私「何度も?どれくらいですか?」
女性「1日十数回くらいかな?」
私「そりゃ大変だ。お疲れ様です!」
女性「ありがとうね!」

他愛のない話だが、1日十数回、ATMをきれいにしてくれているのには驚いた。
1日十数回ということは、1時間に1度くらいのペース。かなりの頻度である。
労力もさることながら、除菌スプレーとウエットティッシュの消費も半端ないだろうなぁ(と貧乏人らしい発想をする私)

このような世の中、いろんな人たちの気配り・心配りもあり、どうにか廻っているのを再認識しましたね。