虹色仮面 通信

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10月下旬、ムクドリの群れ

2021-11-06 06:21:33 | 社会
群れで行動をし、市街地などで鳴き声による騒音被害を与える代表的な害鳥として知られる「ムクドリ」

10月30日夕方、千葉県内の某所で撮影したものです。
大群で飛び、とても賑やか(うるさい)ですね。

どうして、ムクドリはこのような行動を取るのか?

ムクドリは日本のほぼ全域に分布する鳥です。
渡り鳥ではありませんが、季節によって移動する場合もあるそうです。

低い山や平野にかけて広く生息し、近年は都市部などの人家や田畑などでも多く見かけられ、いろんな害をもたらしています。
とくに秋から冬にかけて(まさにこの時期)が、ムクドリの大群が各所で見られます。

街路樹が建ち並ぶ場所の近辺では、けたたましい騒音や糞尿被害に悩まされ、ムクドリ被害で転居を考える方もいるとのこと。
ムクドリの騒音が続く時期は、数千羽から何万羽(かなりの大群)にもなりますから、さすがに嫌になりますねぇ。

最近は、ムクドリが集まりにくいように、対策として、あらかじめ枝葉の伐採などを行う地域も出てきました。
このムクドリの活動に頭を悩ます地域との「いたちごっこ」は続いています。

うるさいくらい鳴き続けているのは、コミュニケーションだったり、敵から群れを守る(安全確認の)ための「防衛本能」とも言われています。
群れの数が多ければ多いほど、響き渡るように鳴き、それが騒音となっているのです。

ムクドリたちからすれば、外敵を近づかせないよう懸命に鳴いているともいえます。
とくに夕方から夜にかけて、次々と集まり、周囲一帯に響き渡る「鳴き声」(人間からすれば騒音)は尋常ならざるレベルに達します。
その被害も年々深刻になってきていると言われています。

さて、自治体などはどのように対策をして行くのでしょうか?