木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

翠の煎茶会へ

2016-10-24 21:21:16 | 煎茶
伝統工芸展と木竹部会展が終わってホッとする間もなく、11月末から12月にかけて続く3つの展覧会に向けての制作の日々が続いています。
そんな中、昨日は仕事を休み、滋賀県の土山へ。

行き先は、甲賀土山伝馬館。

ここで開かれた、「翠の煎茶会」に社中の皆さんと行ってきました。


少し時間があったので、街道筋を散策。

「坂は照る照る鈴鹿は曇るあいの土山雨が降る・・・」と歌われた土山宿。本陣跡など昔の街並が残されています。

この煎茶会の席主は、お世話になっている、黄檗賣茶流総師範の光珠庵友苑先生。

一席と二席の間には森のラララさんのコカリナ演奏がありました。
コカリナの演奏は始めて聴きましたが、柔らかな澄んだ音色に聞き惚れました。


お茶はすすり茶。地元土山のお茶と言うことでしたが、お手前を拝見しながらとても美味しくいただきました。
お手前では小生のお納めした建水や一文字盆も使っていただいていました。
友苑先生ありがとうございました。

お席が済み、昼食は信楽まで足を伸ばしました。
昼食後信楽のGALLERY陶園で開かれている神﨑秀策作陶展に寄せてもらいました。

神崎さんは工芸会の陶芸部会で活躍する若手作家。
信楽焼独特の肌合いがとても美しかったです。

大津で社中の皆さんとお別れして京都にもどりその足で護王神社会館の「こつこつ会 佛像と各種木彫展」へ

この童子像他を出品しているYさんに案内をいただきました。閉場1時間前に会場に到着。
駆け足で作品を拝見しました。
仏像彫刻を始めて3年余のYさん。毎年その技の進歩に感心しています。

秋の気配にふれながら、いろいろ楽しめた秋の一日でした。
コメント
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