木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

「一木一優」展に向けて

2016-11-18 22:11:00 | 木工
26日からの「一木一優」木工芸・漆展に向けての制作が続きます。

今日は午後から、挽物。茶銚盆、瓶床などいずれも煎茶道具を挽きました。次は漆を塗ります。
四角の箱は、昨日作った巾盒。刳物です。こちらは白木地で仕上げるため、ガラス塗料を使ってみました。


手前座の天板も仕上がってきました。
搬入まであと一週間、最後の追い込みです。

制作に追われる日々ではありますが、午前中は展覧会巡り。

まずは、京都髙島屋美術画廊で開催中の「田中良昭さんの陶展」へ
釉薬の白と薄掛けの釉薬の下から透けて見えるほのかな赤、そして赤土の鮮やかな赤が作り出す雰囲気はとても気持ちが良いものでした。
田中さんからもいろいろお話しをうかがうことができ良かったです。
田中良昭 陶展は22日(火)まで京都髙島屋6階美術画廊で開かれています。


続いて、「ぱるあーと」で開かれている。「KOGEI:クロスファイアー」展
KAIHOU-10でお世話になってから2ヶ月があっという間に経っていました。
ちょうど森口信一さんがおられ、私の彫った我谷盆(手前盆)の写真も見てもらい、いろいろお話しをうかがいました。
手前盆は一昨日4枚目が彫り上がり、そのおもしろさにちょっと惹かれてきています。
柴田さんの陶芸や後藤さんの漆、本田さんのテキスタイルなどいろいろな作品も拝見して刺激も受け、とても勉強になりました。
「KOGEI:クロスファイアー」展は20日(日)まで開かれています。
田中さん、森口さんありがとうございました。
コメント
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